種明かし
ここはゼアウスの自宅、、テレビとダイニングキッチン、そしてテーブルにソファーと本棚くらいしかない家だ、事件から一週間が過ぎていた
そこには美玲とゼアウスがいた
「コーヒーどうする?」
「紅茶無いの?」
「…あるよ」
そしてしばらくすると手に紅茶とコーヒーを持ったゼアウスが出て来た
「砂糖の量は御自由に」
「ん」
そういって美玲はテーブルの端にある角砂糖を三つ自分の紅茶に入れる
そしてゼアウスも一口飲んだ後美玲に問いかける
「で?なんだいきなり押しかけて来て」
「聞きたい事があるの」
「なんだ?」
紅茶をテーブルに置いて美玲が言う
「屋上の事なんだけど、なんで男が銃を撃ったのに男が怪我してたの?」
「ああ、あれか、あれはだな…」
そしてゼアウスは面倒臭そうに話す
屋上でゼアウスは男に銃を向けられている状態で必至に考えていた
「(くそっ、詰んだか、いや、待て、うまくいけば…)」
「全く、これ以上犠牲が増えてしまうとは」
「犠牲?」
「ああ、我ら世界革命軍に歯向かう奴は全て削除しなければいけない」
「腐ってやがる」
「人にどう言われようと構わないよ、我らは計画を成功させるだけだ、だから、死ね」
男が銃の引鉄を引こうとした瞬間ゼアウスはナイフを投げた、
銃口に向けて
かなりの速度で飛んだナイフは正確に銃口に突き刺さった、
そして銃が悪製品だった事もあり暴発、結果弾が破損しながら銃の後ろの部分を巻き込んでそれが小さな破片となり男の顔に突き刺さった
「というわけだ」
「ふーん…それ、ほぼ運任せなんじゃないの?」
「おう」
「…まぁいいわ、過ぎた事だし」
ゼアウスはコーヒーを一口飲む
「で、他には?」
「何で爆発に巻き込まれたのに生きてたの?」
「あれはな…結構やばかったんだ、正直無理っぽかったんだが運のいい事に近くにマンホールがあって、そこに隠れた、そして男を担いで安全なとこでマンホールから抜け出たんだわ」
「そして私に会ったと」
「ああ」
そして美玲は紅茶の残りを飲みきると言った
「ありがとう、何となく謎が解けたわ、にしても無茶し過ぎよ」
ゼアウスもコーヒーを飲みきって言う
「あいよ、どういたしまして、じゃあそろそろ帰るか?」
ゼアウスが立ち上がる、それに続くように美玲が立ち上がり言う
「うん、そろそろ行くね、それと最後に…」
「最後になんだ?」
「助けてくれてありがとう、本当に嬉しかった」
ゼアウスは美玲の言葉に軽く衝撃を受けながら返答して見送る
そして自室にもどった後ソファーに座り込んで言った、
「あいつ、あんなに可愛い事言えたっけ…」
end
そこには美玲とゼアウスがいた
「コーヒーどうする?」
「紅茶無いの?」
「…あるよ」
そしてしばらくすると手に紅茶とコーヒーを持ったゼアウスが出て来た
「砂糖の量は御自由に」
「ん」
そういって美玲はテーブルの端にある角砂糖を三つ自分の紅茶に入れる
そしてゼアウスも一口飲んだ後美玲に問いかける
「で?なんだいきなり押しかけて来て」
「聞きたい事があるの」
「なんだ?」
紅茶をテーブルに置いて美玲が言う
「屋上の事なんだけど、なんで男が銃を撃ったのに男が怪我してたの?」
「ああ、あれか、あれはだな…」
そしてゼアウスは面倒臭そうに話す
屋上でゼアウスは男に銃を向けられている状態で必至に考えていた
「(くそっ、詰んだか、いや、待て、うまくいけば…)」
「全く、これ以上犠牲が増えてしまうとは」
「犠牲?」
「ああ、我ら世界革命軍に歯向かう奴は全て削除しなければいけない」
「腐ってやがる」
「人にどう言われようと構わないよ、我らは計画を成功させるだけだ、だから、死ね」
男が銃の引鉄を引こうとした瞬間ゼアウスはナイフを投げた、
銃口に向けて
かなりの速度で飛んだナイフは正確に銃口に突き刺さった、
そして銃が悪製品だった事もあり暴発、結果弾が破損しながら銃の後ろの部分を巻き込んでそれが小さな破片となり男の顔に突き刺さった
「というわけだ」
「ふーん…それ、ほぼ運任せなんじゃないの?」
「おう」
「…まぁいいわ、過ぎた事だし」
ゼアウスはコーヒーを一口飲む
「で、他には?」
「何で爆発に巻き込まれたのに生きてたの?」
「あれはな…結構やばかったんだ、正直無理っぽかったんだが運のいい事に近くにマンホールがあって、そこに隠れた、そして男を担いで安全なとこでマンホールから抜け出たんだわ」
「そして私に会ったと」
「ああ」
そして美玲は紅茶の残りを飲みきると言った
「ありがとう、何となく謎が解けたわ、にしても無茶し過ぎよ」
ゼアウスもコーヒーを飲みきって言う
「あいよ、どういたしまして、じゃあそろそろ帰るか?」
ゼアウスが立ち上がる、それに続くように美玲が立ち上がり言う
「うん、そろそろ行くね、それと最後に…」
「最後になんだ?」
「助けてくれてありがとう、本当に嬉しかった」
ゼアウスは美玲の言葉に軽く衝撃を受けながら返答して見送る
そして自室にもどった後ソファーに座り込んで言った、
「あいつ、あんなに可愛い事言えたっけ…」
end