第52話『フィレンツェと理由』
「さて、俺はこれで失礼する」
ルーベルトは人質になった時にガジュマに奪われた赤いマントを羽織る。
背中には半円の月が描かれている。
「オーちゃん一緒に行かないの?」
ルルが首を傾げるとルーベルトは首を横に振った。
「貴様等はこれからノルゼンを目指すのだろう?俺は一刻も早くレラーブと合流するためにもピピスタへ向かわねばならん」
「そんなに急ぐ必要があるのか?」
ヴェイグが問うと、ルーベルトはヴェイグに背中を向けマントの半月を見せた。
「この半分の月が見えるか?そもそもこのマントは幼少時代に一度だけ俺に会いにきてくださった親父殿がくれたものなのだ。その時親父殿はこう言っていた。「お前が玉座に来た時、満月のマントと交換してやろう」とな。当時は会いに来いという親父殿の嫌がらせに過ぎなかったが、今は違う」
ルーベルトはマントを翻しながらヴェイグに向き直る。
「俺が玉座に行く時、即(すなわ)ち王となる時に他ならん!しかし、今のこの軽装のままではバルカに辿り着くことさえままならん」
ルーベルとは自分の服装を見下ろしながら俯くが、直後に顔をばっと上げ、拳を顔の前で握った。
「そこで俺は俺の甲冑を探す必要があるのだ!」
それを聞いてブライトはルーベルトの肩に手を添えた。
「お前……失くしたのか?貴重品の管理ぐらいはしっかりしろよな」
「違うわ!!」
ルーベルトは自分の肩に乗ったブライトの手を払い除ける。
「甲冑等来て逃亡してみろ。目立つことこの上ないだろうが」
「確かに一般人は甲冑なんて着ないもんね〜」
マオは腕を頭の後ろに回し、ヴェイグを見ながら言うがヴェイグは首を傾げるだけだった。
「そこで俺はレラーブに甲冑を隠すように命じたのだ。故に隠し場所はヤツしか知らん」
「それでレラーブに会う必要があるのね。でも、あんたの話だとレラーブって天然なんでしょ?隠し場所を覚えてるのかしら?」
ヒルダが呆れ混じりに言うと、ルーベルトは胸を張った。
「それならば問題無い!隠し場所を記しておくよう地図を書かせたからな!もっとも、ヤツが地図を失くしていなければの話だが……」
最後の方になるとルーベルトも自信がないのか目が泳いでいた。
「兎に角だ!王不在である不安定なこの情勢は俺がなんとかする。ジーク、次に貴様と会うのはバルカ城の玉座の間だ」
ルーベルトは不適な笑みを浮かべながら手を差し出す。
「あぁ」
ジークもまた手を差し出しお互いに握手をしっかりと交わした。
その時、ルーベルトの頭に付いている猫耳がピクっと動くとルーベルトはジークの手を見つめた。
「ジーク君危ない!!」
そこへカインが2人の握られた手を叩き切るかのようにチョップを振り下ろす。
「うぉっ!!」
空手チョップが直撃する寸前にルーベルトとジークはお互いの手を離すとカインのチョップは空を切った。
「だから危ねぇのはお前だ!!」
ジークが怒鳴りカインが言い訳をする傍らで、ルーベルトはジークと握手していた手を見つめていた。
「ジーク、貴様フォルスはどうした?」
カインと言い合いになっていたジークが振り返る。
「あ?」
「貴様、先程の戦闘で『分解』のフォルスを一度も使わなかっただろう。よもや手加減をしていたわけでもあるまい」
ルーベルトのまっすぐな視線を受け、ジークは後ろ髪をかいた。
「今俺のフォルスはたまにしか使えねぇんだよ。それに、分解のフォルスでもねぇよ」
「なに?そうなのか?」
ルーベルトは再び自分の手を見つめる。
すると、フィオナがジークとルーベルトの間に割って入った。
「ていうかさ、あんたピピスタへ行くんじゃなかったの?随分とのんびりしているようだけど?」
「あ、あぁそうであった!すまない、また今度詳しく話を聞かせてくれ」
ルーベルトはそれだけ言い残して赤い橋を渡り、キョグエンから出て行った。
それに対してルーベルトとばかり話すジークに背後でイライラしていたカインは今では口を開けながらポカーンと呆(ほう)けていた。
「俺達もそろそろ出発するとしよう。ここからならば夕方頃には着くはずだ」
「ここからノルゼンってそんなに早く着けましたっけ?」
ユージーンの言葉にアニーが疑問を抱くとユージーンはアゴに拳を当てた。
ちなみにここからノルゼンへの道程が意外と長く、これまでのように朝出発すればその日の夕方には到着するということは望めない。
そのため、どうしてもどこかでキャンプをする必要がある。
「いや、俺達が向かうのはノルゼンではない。ノルゼン方面ではあるが、目的地はその途中にある」
それでもいまいち理解することができなかったがヴェイグ達は桜が咲き誇るキョグエンの街を後にした。
キョグエンから出た一行はとりあえず北を目指す。
キョグエンは渓谷の頂上にあるため、真っ先に下りが見えてくる。
渓谷を下り終わると平坦な平地が続き、その先にまた小さな橋が見えてきた。
この橋を渡ればノルゼン地方に入る。
ところが、何やら違和感を感じたマオが橋を渡っている途中でその違和感の原因に声をかけた。
「ティトレイ、さっきからずっと黙ってるけどどうかしたの?」
集団の最後尾を歩いていたマオが言うと全員一度立ち止まり、真ん中にいるティトレイに視線が集中する。
マオの言うとおり、ティトレイはキョグエンを出てから今まで一度も喋ってはいなかった。
あのお喋りだけが取り得とも言えるティトレイがここまで無言という体操選手がマットの上で棒立ちしているかのような暴挙をヒルダ達も気になっていた。
するとティトレイは観念したかのように前髪をクシャっと右手で掴んだ。
「わりい。ちょっと考え事しててよ」
ティトレイの発言にヒルダやヴェイグは驚きのあまり目がまん丸になった。
あの考える前に行動のティトレイが考え事など、鶏が空を飛ぶような現象を目の当たりにしたようなものだ。
しかし本人はかなり真剣な表情をしているため、下手に茶化すことはできない。
「ティトレイさんが考え事だなんて珍しいですね」
こういう時こそオブラートの代名詞とも言えるアニーの出番であった。
彼女の純真さには裏も表も無いため、どんな言い方をしても地雷を踏むことはない。
その効果もありティトレイは苦笑いを浮かべる。
「俺だって考え事くらいするっつうの」
ティトレイは再び真剣な表情になると一度全員の顔を見渡した。
「なぁ、フィレンツェの言ってたこと、お前等はどう思うよ?」
ヴェイグ達はフィレンツェの言っていた言葉を思い出す。
いや、思い出そうとしなくともヴェイグ達も引っかかっていた言葉があった。
「使えない者は切り捨てろ。代わりならいくらでもいるってやつ?」
ジンがフィレンツェの言葉を反芻するように呟くと、ティトレイは頷いた。
「あの言葉だけやけに感情的でしたよね……。もしかして、あそこだけ煽り文句じゃなくて本心からの言葉だったんでしょうか……」
アニーは視線を下に落として憂い気に言う。
「かもしれないね。フィレンツェが6芒星に入ったのって商品が作れなくなった途端に捨てられたことが原因だし」
平然な顔をして言うカインに全員驚愕の表情を浮かべた。
「カインてめぇ!!知ってたのか!!」
「ぇえっ!?そりゃ6芒星は僕がスカウトしたんだし、動機ぐらい知ってるよ!ていうか言ってなかったっけ!?」
ジークはカインの胸倉を掴み上げると、すぐにティトレイが割って入る。
ジークは舌打ちしてそっぽを向くがティトレイはカインと正面から向き合った。
「教えてくれカイン。フィレンツェは何で世界を滅ぼそうとしてんだ?」
カインは自分とティトレイを囲むようにして橋の上で並んでいる10人を見ると、全員同じ気持ちなのか真剣な面持ちで見ている。
カインは了承の言葉の代わりに一度頷いた。
「まだこの橋も長そうだし、歩きながらでも良いかな?」
「あぁ、頼む」
ヴェイグの返事と共に全員は再び歩き始めた。
「フィレンツェは芳香剤とかアロマ商品を開発してたってのは前にバビログラードでティトレイから聞いたんだよね?」
すっかりこちらに馴染んでしまっているため忘れがちになってしまうがカインがまだジークと敵対していた頃、バビログラードにて始めて6芒星と対峙した時ティトレイが確かに言っていた。
「俺の工場もフィレンツェの所と取引してたからよく覚えてる。だけど、いつからか突然契約が打ち切られちまったんだ。もしかして、それが関係あったりすんのか?」
「うん。多分、その少し前だと思うんだけどフィレンツェのラボ(研究所)で薬品事故があったらしいんだ。その薬品事故でフィレンツェは嗅覚をやられちゃってさ、匂いが分からなくなっちゃったんだって」
「化粧水作るのに匂いが分からないのでは本末転倒ね」
ヒルダの言うとおり、それはスポーツ選手でいうところの選手生命が絶たれたのと同義だった。
「フィレンツェって昔は結構でかい屋敷に住んでたらしいよ?でも商品が作れなくなった途端にみんな掌を返したように離れていって婚約者にも見放されたんだって」
「なるほどな。結局、あいつの周りには才能目当てに寄ってきたやつばっかりだったってことが露見しちまったわけか」
ブライトは腕を組みながら言うが、一つ気がかりがあった。
「でもよ、あいつの家族はどうしたんだ?さすがに家族は才能の有無で近寄ってきたわけじゃねぇだろ?最初からそばにいたんだからよ」
「それが、フィレンツェは嗅覚を失ってからフォルスのコントロールができなくなったんだ。匂いが分からないから自分が今どんな香りのフォルスを出しているのか分からなくて、でも酷い臭いだってのは家族の顔を見て分かるんだってさ。最も厄介なのはどういう風にコントロールすれば正常な香りになるのか分からなくて結局刺激臭になっちゃうらしい。で、結局フィレンツェの傍にいるのは危険だからって家族もいなくなっちゃったんだってさ」
「んで、絶望のどん底に落ちてたフィレンツェへお前は光をチラつかせて、そこへ巧く乗せたわけか。お前案外ゲスいな」
ジークは軽蔑の視線をカインに送ると、カインは動揺した。
「ちょ、ちょっと待ってって!!嗅覚を再生した後、ちゃんと訊いたから!このまま僕達と来れば世界を滅ぼせるけど、君にはもう一度元の場所へ戻ることだってできるんだよ?って」
「お前……本当に世界滅ぼす気あったのか?」
「えぇ〜〜」
今度は呆れた視線を送られたカインはどうして良いのか分からず肩を落とした。
〜続く〜
ルーベルトは人質になった時にガジュマに奪われた赤いマントを羽織る。
背中には半円の月が描かれている。
「オーちゃん一緒に行かないの?」
ルルが首を傾げるとルーベルトは首を横に振った。
「貴様等はこれからノルゼンを目指すのだろう?俺は一刻も早くレラーブと合流するためにもピピスタへ向かわねばならん」
「そんなに急ぐ必要があるのか?」
ヴェイグが問うと、ルーベルトはヴェイグに背中を向けマントの半月を見せた。
「この半分の月が見えるか?そもそもこのマントは幼少時代に一度だけ俺に会いにきてくださった親父殿がくれたものなのだ。その時親父殿はこう言っていた。「お前が玉座に来た時、満月のマントと交換してやろう」とな。当時は会いに来いという親父殿の嫌がらせに過ぎなかったが、今は違う」
ルーベルトはマントを翻しながらヴェイグに向き直る。
「俺が玉座に行く時、即(すなわ)ち王となる時に他ならん!しかし、今のこの軽装のままではバルカに辿り着くことさえままならん」
ルーベルとは自分の服装を見下ろしながら俯くが、直後に顔をばっと上げ、拳を顔の前で握った。
「そこで俺は俺の甲冑を探す必要があるのだ!」
それを聞いてブライトはルーベルトの肩に手を添えた。
「お前……失くしたのか?貴重品の管理ぐらいはしっかりしろよな」
「違うわ!!」
ルーベルトは自分の肩に乗ったブライトの手を払い除ける。
「甲冑等来て逃亡してみろ。目立つことこの上ないだろうが」
「確かに一般人は甲冑なんて着ないもんね〜」
マオは腕を頭の後ろに回し、ヴェイグを見ながら言うがヴェイグは首を傾げるだけだった。
「そこで俺はレラーブに甲冑を隠すように命じたのだ。故に隠し場所はヤツしか知らん」
「それでレラーブに会う必要があるのね。でも、あんたの話だとレラーブって天然なんでしょ?隠し場所を覚えてるのかしら?」
ヒルダが呆れ混じりに言うと、ルーベルトは胸を張った。
「それならば問題無い!隠し場所を記しておくよう地図を書かせたからな!もっとも、ヤツが地図を失くしていなければの話だが……」
最後の方になるとルーベルトも自信がないのか目が泳いでいた。
「兎に角だ!王不在である不安定なこの情勢は俺がなんとかする。ジーク、次に貴様と会うのはバルカ城の玉座の間だ」
ルーベルトは不適な笑みを浮かべながら手を差し出す。
「あぁ」
ジークもまた手を差し出しお互いに握手をしっかりと交わした。
その時、ルーベルトの頭に付いている猫耳がピクっと動くとルーベルトはジークの手を見つめた。
「ジーク君危ない!!」
そこへカインが2人の握られた手を叩き切るかのようにチョップを振り下ろす。
「うぉっ!!」
空手チョップが直撃する寸前にルーベルトとジークはお互いの手を離すとカインのチョップは空を切った。
「だから危ねぇのはお前だ!!」
ジークが怒鳴りカインが言い訳をする傍らで、ルーベルトはジークと握手していた手を見つめていた。
「ジーク、貴様フォルスはどうした?」
カインと言い合いになっていたジークが振り返る。
「あ?」
「貴様、先程の戦闘で『分解』のフォルスを一度も使わなかっただろう。よもや手加減をしていたわけでもあるまい」
ルーベルトのまっすぐな視線を受け、ジークは後ろ髪をかいた。
「今俺のフォルスはたまにしか使えねぇんだよ。それに、分解のフォルスでもねぇよ」
「なに?そうなのか?」
ルーベルトは再び自分の手を見つめる。
すると、フィオナがジークとルーベルトの間に割って入った。
「ていうかさ、あんたピピスタへ行くんじゃなかったの?随分とのんびりしているようだけど?」
「あ、あぁそうであった!すまない、また今度詳しく話を聞かせてくれ」
ルーベルトはそれだけ言い残して赤い橋を渡り、キョグエンから出て行った。
それに対してルーベルトとばかり話すジークに背後でイライラしていたカインは今では口を開けながらポカーンと呆(ほう)けていた。
「俺達もそろそろ出発するとしよう。ここからならば夕方頃には着くはずだ」
「ここからノルゼンってそんなに早く着けましたっけ?」
ユージーンの言葉にアニーが疑問を抱くとユージーンはアゴに拳を当てた。
ちなみにここからノルゼンへの道程が意外と長く、これまでのように朝出発すればその日の夕方には到着するということは望めない。
そのため、どうしてもどこかでキャンプをする必要がある。
「いや、俺達が向かうのはノルゼンではない。ノルゼン方面ではあるが、目的地はその途中にある」
それでもいまいち理解することができなかったがヴェイグ達は桜が咲き誇るキョグエンの街を後にした。
キョグエンから出た一行はとりあえず北を目指す。
キョグエンは渓谷の頂上にあるため、真っ先に下りが見えてくる。
渓谷を下り終わると平坦な平地が続き、その先にまた小さな橋が見えてきた。
この橋を渡ればノルゼン地方に入る。
ところが、何やら違和感を感じたマオが橋を渡っている途中でその違和感の原因に声をかけた。
「ティトレイ、さっきからずっと黙ってるけどどうかしたの?」
集団の最後尾を歩いていたマオが言うと全員一度立ち止まり、真ん中にいるティトレイに視線が集中する。
マオの言うとおり、ティトレイはキョグエンを出てから今まで一度も喋ってはいなかった。
あのお喋りだけが取り得とも言えるティトレイがここまで無言という体操選手がマットの上で棒立ちしているかのような暴挙をヒルダ達も気になっていた。
するとティトレイは観念したかのように前髪をクシャっと右手で掴んだ。
「わりい。ちょっと考え事しててよ」
ティトレイの発言にヒルダやヴェイグは驚きのあまり目がまん丸になった。
あの考える前に行動のティトレイが考え事など、鶏が空を飛ぶような現象を目の当たりにしたようなものだ。
しかし本人はかなり真剣な表情をしているため、下手に茶化すことはできない。
「ティトレイさんが考え事だなんて珍しいですね」
こういう時こそオブラートの代名詞とも言えるアニーの出番であった。
彼女の純真さには裏も表も無いため、どんな言い方をしても地雷を踏むことはない。
その効果もありティトレイは苦笑いを浮かべる。
「俺だって考え事くらいするっつうの」
ティトレイは再び真剣な表情になると一度全員の顔を見渡した。
「なぁ、フィレンツェの言ってたこと、お前等はどう思うよ?」
ヴェイグ達はフィレンツェの言っていた言葉を思い出す。
いや、思い出そうとしなくともヴェイグ達も引っかかっていた言葉があった。
「使えない者は切り捨てろ。代わりならいくらでもいるってやつ?」
ジンがフィレンツェの言葉を反芻するように呟くと、ティトレイは頷いた。
「あの言葉だけやけに感情的でしたよね……。もしかして、あそこだけ煽り文句じゃなくて本心からの言葉だったんでしょうか……」
アニーは視線を下に落として憂い気に言う。
「かもしれないね。フィレンツェが6芒星に入ったのって商品が作れなくなった途端に捨てられたことが原因だし」
平然な顔をして言うカインに全員驚愕の表情を浮かべた。
「カインてめぇ!!知ってたのか!!」
「ぇえっ!?そりゃ6芒星は僕がスカウトしたんだし、動機ぐらい知ってるよ!ていうか言ってなかったっけ!?」
ジークはカインの胸倉を掴み上げると、すぐにティトレイが割って入る。
ジークは舌打ちしてそっぽを向くがティトレイはカインと正面から向き合った。
「教えてくれカイン。フィレンツェは何で世界を滅ぼそうとしてんだ?」
カインは自分とティトレイを囲むようにして橋の上で並んでいる10人を見ると、全員同じ気持ちなのか真剣な面持ちで見ている。
カインは了承の言葉の代わりに一度頷いた。
「まだこの橋も長そうだし、歩きながらでも良いかな?」
「あぁ、頼む」
ヴェイグの返事と共に全員は再び歩き始めた。
「フィレンツェは芳香剤とかアロマ商品を開発してたってのは前にバビログラードでティトレイから聞いたんだよね?」
すっかりこちらに馴染んでしまっているため忘れがちになってしまうがカインがまだジークと敵対していた頃、バビログラードにて始めて6芒星と対峙した時ティトレイが確かに言っていた。
「俺の工場もフィレンツェの所と取引してたからよく覚えてる。だけど、いつからか突然契約が打ち切られちまったんだ。もしかして、それが関係あったりすんのか?」
「うん。多分、その少し前だと思うんだけどフィレンツェのラボ(研究所)で薬品事故があったらしいんだ。その薬品事故でフィレンツェは嗅覚をやられちゃってさ、匂いが分からなくなっちゃったんだって」
「化粧水作るのに匂いが分からないのでは本末転倒ね」
ヒルダの言うとおり、それはスポーツ選手でいうところの選手生命が絶たれたのと同義だった。
「フィレンツェって昔は結構でかい屋敷に住んでたらしいよ?でも商品が作れなくなった途端にみんな掌を返したように離れていって婚約者にも見放されたんだって」
「なるほどな。結局、あいつの周りには才能目当てに寄ってきたやつばっかりだったってことが露見しちまったわけか」
ブライトは腕を組みながら言うが、一つ気がかりがあった。
「でもよ、あいつの家族はどうしたんだ?さすがに家族は才能の有無で近寄ってきたわけじゃねぇだろ?最初からそばにいたんだからよ」
「それが、フィレンツェは嗅覚を失ってからフォルスのコントロールができなくなったんだ。匂いが分からないから自分が今どんな香りのフォルスを出しているのか分からなくて、でも酷い臭いだってのは家族の顔を見て分かるんだってさ。最も厄介なのはどういう風にコントロールすれば正常な香りになるのか分からなくて結局刺激臭になっちゃうらしい。で、結局フィレンツェの傍にいるのは危険だからって家族もいなくなっちゃったんだってさ」
「んで、絶望のどん底に落ちてたフィレンツェへお前は光をチラつかせて、そこへ巧く乗せたわけか。お前案外ゲスいな」
ジークは軽蔑の視線をカインに送ると、カインは動揺した。
「ちょ、ちょっと待ってって!!嗅覚を再生した後、ちゃんと訊いたから!このまま僕達と来れば世界を滅ぼせるけど、君にはもう一度元の場所へ戻ることだってできるんだよ?って」
「お前……本当に世界滅ぼす気あったのか?」
「えぇ〜〜」
今度は呆れた視線を送られたカインはどうして良いのか分からず肩を落とした。
〜続く〜
■作者メッセージ
【お返事to雷電さん】
takeshi「ども〜!涙で画面がセルフエコノミー状態になっているtakeshiです!と言っても私、涙出ないんですけどね?」
チャリティ「どっかで聞いた言い回しね、それ」
takeshi「んなことより!雷電さんお久しぶりです!!そして感想ありがとうございます!!」
チャリティ「あんたが前々回女々しいこと言うから気を遣わせちゃったじゃない」
takeshi「いやはや真に申し訳ありません。入院生活は苦しいものでしたが、私も再び雷電さんとお会いすることができ感無量です!」
チャリティ「フレンドコード、ちゃんと交換できたのかしら?」
takeshi「うへへ〜、雷電さんのフレンドコードゲットだぜ!」
チャリティ「キモ……」
takeshi「とりあえず私のDSには雷電さんが表示されるのですが、こればかりはプレイしてみないことには分かりませんね」
チャリティ「それより感想の文字数制限!ホントよね!確か500字だったっけ?少なすぎるにも程があるわよね!!」
takeshi「まったくです!500字で何を言えっていうんですかね?色々裏技ないか試してはみたのですが、ここは抜け道がないようです……」
チャリティ「と、前置きはここまでで、ここからが本題ね」
takeshi「チャリティさんも回せるようになりましたねぇ。かつての相棒とは大違いですよ」
チャリティ「えらく上から目線じゃない。そんなことより、雷電さんは良いことを言ってくれるわね」
takeshi「ふおおおおお!!!戦闘描写分かりやすいですか!?大丈夫ですか!?雷電さんもご存知かと思いますがもう本当に昔から戦闘描写は苦手なので、更なる躍進を目指します!」
チャリティ「これ内緒って言われてたんだけど、リヒトモスインセクト…あのでっかい蝶ね?あの蝶の大きさを表現するのに結構悩んでたのよ」
takeshi「結局ジャンボジェット機とか小学生並みの比喩に逃げましたが……。秘奥義はさすがにキョグエンでは一般市民相手に使うわけにはいなかったので使えませんでしたが、これからは積極的に出していけるかと思います。期待に添えるようシチュエーションとかも凝っていきたいです」
チャリティ「そうそう、私も思っていたんだけど、あんたって理系なの?ていうか雷電さんって理系なのね、文系かと思ってたわ……」
takeshi「偏見とか滅茶苦茶失礼ですね……。ただ私も察しの通り理系です!とは言え、環境のことを考察するには文系と理系の二つの視点が必要だからということで文理融合という少しだけ変わった学科なのでどちらも学ばなければならず中途半端なんです。なので賢そうに書いてはいても純理系の人が読めば「これは違うよw」と思う箇所が出てくるかもしれません。その時は勉強のためにもご指摘願います」
チャリティ「でもあんた、前に社会嫌いとか言ってなかった?」
takeshi「大嫌いですね!だから私はどちからというと理系ですが、その中でも私は化学に分類される人間です。でも恐らく私は雷電さんと同じ種類の人間だと思います。フォルスを科学に分解して考えるのがすごく楽しいので、とある魔術の原作の話とかし始めたら止まらなくなるタイプのはずです」
チャリティ「科学と化学って違うの?」
takeshi「その説明はまた今度しましょうね〜。ていうか、本当にこういう話をし始めると長くなってしまうので次の話題にいきましょう」
チャリティ「イゴルとかの解説はやっぱり入れといて正解だったようね。ていうか、そこに気付ける読者さんも珍しいわね」
takeshi「なんかさり気なくバカにしてません?少なくとも私はバカにしてませんからね!そして実は私も攻略本でラジルダ周辺の地形を調べている時にイゴルの名前を見つけて「いたなぁこんな脇役のクセに渋い声のやつ」とか思ってました」
チャリティ「でも本編で解説しないでキャラクター名鑑で解説すればいいじゃない」
takeshi「ぶっちゃけ、そろそろ名鑑が定員オーバーなんですよね……」
チャリティ「ミーシャとか消しなさいよ!」
takeshi「何でページを脇に差し込むことさえできないの!?この掲示板!!使いやすいようで使いにくいよ!!とりあえず感想の文字数だけでも増やしてくれ!!私が書きにいけない!!」
チャリティ「本当よねぇ」
takeshi「で!ここ実は一番重要な所なんですが、そうなんですよ!場面転換の時、結構見苦しいですよね!」
チャリティ「雷電さんって本当に的確なところ突いてくるわね……。何者なの?」
takeshi「戦友の1人です。もしくは四天王の1人です」
チャリティ「四天王とか言って実は5人いるとかいうオチじゃないでしょうね?」
takeshi「ていうか本当に場面転換どうしましょうね?昔だったら【○○サイド】とか加えてましたけど、ここに来てから過去の作風は一回忘れようと決意したので別の何かで合図だせれば良いんですよね?」
チャリティ「確か俺妹の場合は雷電さんの助言と一緒で空白を作ってるのよね」
takeshi「ただ私の場合誤字脱字が多すぎるせいで、「こいつエンターキーをダブルクリックしてやがるwwwチョーうけるwww」とか思われる可能性があるんですよね……。う〜ん……ちょっと次までになんか考えますので色々試させてください」
チャリティ「指摘されないと直そうとしないから厄介よね」
takeshi「逆に言えば指摘してくれる人がいるのって幸せですよね」
チャリティ「えっ……」
takeshi「言っときますけど、私はMではありませんからね。多分……」
チャリティ「ほら、やっぱりストーリー内では着物の子が気になってくれてるみたいよ?良かったわね〜」
takeshi「その暖かい目、やめてください」
チャリティ「やっぱり冷たい目で蔑んでほしいの!?変態!!」
takeshi「違います!ただ、本ストーリーにはチート級の実力の持ち主がチラホラいるので俺TUEEE展開にならないよう気を付けようと思います」
チャリティ「マティアスとかね。ていうか雷電さん、私の前で顔文字使うとか良い度胸ね(`・ω・´)」
takeshi「お前が言うな」
チャリティ「でもやっぱりマッティは嫌いになるわよ」
takeshi「ですよね!?そうですよね!?最初は嫌ってもらはねば困るんですよ!後々のために!」
チャリティ「でも寂しいのも確かなのよね〜」
takeshi「ていうか早い!私の計算では4部か5部あたりでマッティの株が急上昇する予定ですので、もうちょっと嫌っていてください」
チャリティ「どんなお願いよ……」
takeshi「あとパナシーアボトルですね!やはりアルアルですよね!!」
チャリティ「なんていうか、テイルズってチョロイやつしかないのかしらね?いくらなんでも魅了されすぎじゃない?」
takeshi「どうなんでしょう……。ていうか話は冒頭に戻りますが、50話全部読み直してくださったのですか!?」
チャリティ「あらすじ入れたら60話あるわよ!?」
takeshi「ひぇ〜、本当にすみません……。そしてありがとうございました!!しかも楽しみにしてくださるということで、俄然やる気の炎が燃え上がってまいりました!!!」
チャリティ「消防車呼ぼっか?」
takeshi「なぜ消すのか!?」
チャリティ「ていうか、雷電さんの感想全然拙くないわよ。それどころか的確すぎて怖いくらいだわ」
takeshi「とにかく雷電さんの感想を糧にまた30話書いていけそうです!!」
チャリティ「何で30話?」
takeshi「23話あたりでペッパーさんから感想をいただいていたのですが、そこからここまでペッパーさんの感想を念頭に書いてきたので」
チャリティ「あぁ、そう……」
takeshi「今回は要点を細かく指摘してくださり本当にありがとうございました!!雷電さんも御多忙とは思いますのでリアルの時間を是非優先してください!」
チャリティ「でも感想も待ってるわよ!」
takeshi「目を輝かせてお待ちしております!」
チャリティ「ていうか連投って何の話かしら?」
takeshi「ですね、私には文頭から最後まで一繋ぎの感想にしか見えないのですが(⊃_⊂)」
チャリティ「私も(⊃_⊂)」
takeshi「今からモンハン楽しみです!ではまた〜」
【楽談パート35】
チャリティ「ん?楽談やるの?」
マリア「あらあらチャリティちゃん、前回話を聞いていなかったのかしら?今回はあの人がくるのよ?」
ガルム「2人とも久しぶりだな!」
チャリティ「お父さん!?ていうか本当に名前付いたんだ……」
マリア「会いたかったわ、あ・な・た」
ガルム「俺もだぜハニー」
チャリティ「うざ……。takeshiは?」
ガルム「ここは3人が定員らしくてよ、どっか行っちまったぞ?そもそも家族水入らずの場に部外者が入ってくんなって話だよな!」
チャリティ「それもそうね!」
マリア「それよりガルムさん、足は大丈夫なの?」
ガルム「あ?あぁ、心配すんなって!リハビリも順調だからよ!何と言っても俺だからな!はははははは!!!」
マリア「そう?」
ガルム「にしてもジークの野郎ユリスやらカインやらヤコやらモテモテだな!」
チャリティ「だからユリスは女じゃないわよ!?」
マリア「父親に似たのかしらね?」
ガルム「よせよマリア、本当のことでも照れるじゃねぇか!」
チャリティ「うざい……」
ガルム「おっと、そろそろ文字数制限か。次回からは俺のコーナーをやっていくぜ!」
マリア「あらあら、そんなものがあるの?じゃあ私もお手伝いしようかしら?」
チャリティ「え?お母さん来月には帰るんじゃないの?」
マリア「そんなこと言ったかしら?」
チャリティ「さよならtakeshi。あなたのことは後二行くらいの間くらいは忘れないわ」
マリア「でもガルムさん、コーナー名はもう決まっているの?」
ガルム「いや、まだだ」
マリア「じゃあ次回までに皆で考えましょう」
チャリティ「私も考える!」
ガルム「takeshiは良いのか?」
チャリティ「誰それ?」
マリア「それでは皆さん、また次回お会いしましょう。ごきげんよ〜」
―――オマケ―――
〜準備中〜
takeshi「ども〜!涙で画面がセルフエコノミー状態になっているtakeshiです!と言っても私、涙出ないんですけどね?」
チャリティ「どっかで聞いた言い回しね、それ」
takeshi「んなことより!雷電さんお久しぶりです!!そして感想ありがとうございます!!」
チャリティ「あんたが前々回女々しいこと言うから気を遣わせちゃったじゃない」
takeshi「いやはや真に申し訳ありません。入院生活は苦しいものでしたが、私も再び雷電さんとお会いすることができ感無量です!」
チャリティ「フレンドコード、ちゃんと交換できたのかしら?」
takeshi「うへへ〜、雷電さんのフレンドコードゲットだぜ!」
チャリティ「キモ……」
takeshi「とりあえず私のDSには雷電さんが表示されるのですが、こればかりはプレイしてみないことには分かりませんね」
チャリティ「それより感想の文字数制限!ホントよね!確か500字だったっけ?少なすぎるにも程があるわよね!!」
takeshi「まったくです!500字で何を言えっていうんですかね?色々裏技ないか試してはみたのですが、ここは抜け道がないようです……」
チャリティ「と、前置きはここまでで、ここからが本題ね」
takeshi「チャリティさんも回せるようになりましたねぇ。かつての相棒とは大違いですよ」
チャリティ「えらく上から目線じゃない。そんなことより、雷電さんは良いことを言ってくれるわね」
takeshi「ふおおおおお!!!戦闘描写分かりやすいですか!?大丈夫ですか!?雷電さんもご存知かと思いますがもう本当に昔から戦闘描写は苦手なので、更なる躍進を目指します!」
チャリティ「これ内緒って言われてたんだけど、リヒトモスインセクト…あのでっかい蝶ね?あの蝶の大きさを表現するのに結構悩んでたのよ」
takeshi「結局ジャンボジェット機とか小学生並みの比喩に逃げましたが……。秘奥義はさすがにキョグエンでは一般市民相手に使うわけにはいなかったので使えませんでしたが、これからは積極的に出していけるかと思います。期待に添えるようシチュエーションとかも凝っていきたいです」
チャリティ「そうそう、私も思っていたんだけど、あんたって理系なの?ていうか雷電さんって理系なのね、文系かと思ってたわ……」
takeshi「偏見とか滅茶苦茶失礼ですね……。ただ私も察しの通り理系です!とは言え、環境のことを考察するには文系と理系の二つの視点が必要だからということで文理融合という少しだけ変わった学科なのでどちらも学ばなければならず中途半端なんです。なので賢そうに書いてはいても純理系の人が読めば「これは違うよw」と思う箇所が出てくるかもしれません。その時は勉強のためにもご指摘願います」
チャリティ「でもあんた、前に社会嫌いとか言ってなかった?」
takeshi「大嫌いですね!だから私はどちからというと理系ですが、その中でも私は化学に分類される人間です。でも恐らく私は雷電さんと同じ種類の人間だと思います。フォルスを科学に分解して考えるのがすごく楽しいので、とある魔術の原作の話とかし始めたら止まらなくなるタイプのはずです」
チャリティ「科学と化学って違うの?」
takeshi「その説明はまた今度しましょうね〜。ていうか、本当にこういう話をし始めると長くなってしまうので次の話題にいきましょう」
チャリティ「イゴルとかの解説はやっぱり入れといて正解だったようね。ていうか、そこに気付ける読者さんも珍しいわね」
takeshi「なんかさり気なくバカにしてません?少なくとも私はバカにしてませんからね!そして実は私も攻略本でラジルダ周辺の地形を調べている時にイゴルの名前を見つけて「いたなぁこんな脇役のクセに渋い声のやつ」とか思ってました」
チャリティ「でも本編で解説しないでキャラクター名鑑で解説すればいいじゃない」
takeshi「ぶっちゃけ、そろそろ名鑑が定員オーバーなんですよね……」
チャリティ「ミーシャとか消しなさいよ!」
takeshi「何でページを脇に差し込むことさえできないの!?この掲示板!!使いやすいようで使いにくいよ!!とりあえず感想の文字数だけでも増やしてくれ!!私が書きにいけない!!」
チャリティ「本当よねぇ」
takeshi「で!ここ実は一番重要な所なんですが、そうなんですよ!場面転換の時、結構見苦しいですよね!」
チャリティ「雷電さんって本当に的確なところ突いてくるわね……。何者なの?」
takeshi「戦友の1人です。もしくは四天王の1人です」
チャリティ「四天王とか言って実は5人いるとかいうオチじゃないでしょうね?」
takeshi「ていうか本当に場面転換どうしましょうね?昔だったら【○○サイド】とか加えてましたけど、ここに来てから過去の作風は一回忘れようと決意したので別の何かで合図だせれば良いんですよね?」
チャリティ「確か俺妹の場合は雷電さんの助言と一緒で空白を作ってるのよね」
takeshi「ただ私の場合誤字脱字が多すぎるせいで、「こいつエンターキーをダブルクリックしてやがるwwwチョーうけるwww」とか思われる可能性があるんですよね……。う〜ん……ちょっと次までになんか考えますので色々試させてください」
チャリティ「指摘されないと直そうとしないから厄介よね」
takeshi「逆に言えば指摘してくれる人がいるのって幸せですよね」
チャリティ「えっ……」
takeshi「言っときますけど、私はMではありませんからね。多分……」
チャリティ「ほら、やっぱりストーリー内では着物の子が気になってくれてるみたいよ?良かったわね〜」
takeshi「その暖かい目、やめてください」
チャリティ「やっぱり冷たい目で蔑んでほしいの!?変態!!」
takeshi「違います!ただ、本ストーリーにはチート級の実力の持ち主がチラホラいるので俺TUEEE展開にならないよう気を付けようと思います」
チャリティ「マティアスとかね。ていうか雷電さん、私の前で顔文字使うとか良い度胸ね(`・ω・´)」
takeshi「お前が言うな」
チャリティ「でもやっぱりマッティは嫌いになるわよ」
takeshi「ですよね!?そうですよね!?最初は嫌ってもらはねば困るんですよ!後々のために!」
チャリティ「でも寂しいのも確かなのよね〜」
takeshi「ていうか早い!私の計算では4部か5部あたりでマッティの株が急上昇する予定ですので、もうちょっと嫌っていてください」
チャリティ「どんなお願いよ……」
takeshi「あとパナシーアボトルですね!やはりアルアルですよね!!」
チャリティ「なんていうか、テイルズってチョロイやつしかないのかしらね?いくらなんでも魅了されすぎじゃない?」
takeshi「どうなんでしょう……。ていうか話は冒頭に戻りますが、50話全部読み直してくださったのですか!?」
チャリティ「あらすじ入れたら60話あるわよ!?」
takeshi「ひぇ〜、本当にすみません……。そしてありがとうございました!!しかも楽しみにしてくださるということで、俄然やる気の炎が燃え上がってまいりました!!!」
チャリティ「消防車呼ぼっか?」
takeshi「なぜ消すのか!?」
チャリティ「ていうか、雷電さんの感想全然拙くないわよ。それどころか的確すぎて怖いくらいだわ」
takeshi「とにかく雷電さんの感想を糧にまた30話書いていけそうです!!」
チャリティ「何で30話?」
takeshi「23話あたりでペッパーさんから感想をいただいていたのですが、そこからここまでペッパーさんの感想を念頭に書いてきたので」
チャリティ「あぁ、そう……」
takeshi「今回は要点を細かく指摘してくださり本当にありがとうございました!!雷電さんも御多忙とは思いますのでリアルの時間を是非優先してください!」
チャリティ「でも感想も待ってるわよ!」
takeshi「目を輝かせてお待ちしております!」
チャリティ「ていうか連投って何の話かしら?」
takeshi「ですね、私には文頭から最後まで一繋ぎの感想にしか見えないのですが(⊃_⊂)」
チャリティ「私も(⊃_⊂)」
takeshi「今からモンハン楽しみです!ではまた〜」
【楽談パート35】
チャリティ「ん?楽談やるの?」
マリア「あらあらチャリティちゃん、前回話を聞いていなかったのかしら?今回はあの人がくるのよ?」
ガルム「2人とも久しぶりだな!」
チャリティ「お父さん!?ていうか本当に名前付いたんだ……」
マリア「会いたかったわ、あ・な・た」
ガルム「俺もだぜハニー」
チャリティ「うざ……。takeshiは?」
ガルム「ここは3人が定員らしくてよ、どっか行っちまったぞ?そもそも家族水入らずの場に部外者が入ってくんなって話だよな!」
チャリティ「それもそうね!」
マリア「それよりガルムさん、足は大丈夫なの?」
ガルム「あ?あぁ、心配すんなって!リハビリも順調だからよ!何と言っても俺だからな!はははははは!!!」
マリア「そう?」
ガルム「にしてもジークの野郎ユリスやらカインやらヤコやらモテモテだな!」
チャリティ「だからユリスは女じゃないわよ!?」
マリア「父親に似たのかしらね?」
ガルム「よせよマリア、本当のことでも照れるじゃねぇか!」
チャリティ「うざい……」
ガルム「おっと、そろそろ文字数制限か。次回からは俺のコーナーをやっていくぜ!」
マリア「あらあら、そんなものがあるの?じゃあ私もお手伝いしようかしら?」
チャリティ「え?お母さん来月には帰るんじゃないの?」
マリア「そんなこと言ったかしら?」
チャリティ「さよならtakeshi。あなたのことは後二行くらいの間くらいは忘れないわ」
マリア「でもガルムさん、コーナー名はもう決まっているの?」
ガルム「いや、まだだ」
マリア「じゃあ次回までに皆で考えましょう」
チャリティ「私も考える!」
ガルム「takeshiは良いのか?」
チャリティ「誰それ?」
マリア「それでは皆さん、また次回お会いしましょう。ごきげんよ〜」
―――オマケ―――
〜準備中〜