第62.5話『総集編』
※諸注意!
この総集編は第二部本編の『1話〜62話』までをまとめたものとなっています。
第一部の内容は残存データさえもないため、『第1話』より前の『あらすじ』にてまとめてあります。
もし第一部をご存知ない方は『あらすじ』を先にお読みになることを強く推奨します。
また、キャラクター名鑑も併せてよろしくお願い致します。
【第1話〜第24話】
ユリスを撃退後、バルカ城は半壊していた。
城を警護していた兵士も全員死人へと変えられていたうえ、王の座も空席のまま。
そんな現状に不安を抱いた元老院がユージーンを召集する。
しかし彼はユリス討伐に専念するためこれを断り、マオも同様に断る。
代わりにミルハウストが警護することとなるが、その際王の盾と対になる存在、カレギアの陰で暗躍する王の剣の存在が明らかになった。
一同はまずユリスを倒す前にユージーンとブライトの内面をかき乱す思念を対処するためにジーク達の故郷クインシェルへ向かうことにする。
その際、監視として王の剣の隊長であるマティアスが同行することになった。
しかしバルカからピピスタ周辺の海域を通過する際、クジラのバイラスに襲撃される。
そして危機一髪の状況だったヴェイグ達をレラーブという秋のフォルスの能力者が救った。
レラーブは第2王子を探しているとのことだったが勿論ヴェイグ達には心当たりはない。
レラーブが去り際に放った「王という言葉が口癖の王子」という言葉を聞き、ジンが昔変わった名前の子との出会いを思い出す。
当時チャリティのフォルスにより外界からの接触を『拒絶』していたクインシェルにおいて、そもそもその子と最初に出会ったのはルルだったのだが当時のジーク達は彼のことをオーちゃんと呼んでいた。
しかしオーちゃんは幼き頃のジークとチャリティの喧嘩を仲裁するなり姿を消してしまった。
そして現在、『拒絶』のフォルスの影響がなくなったクインシェルに着くなり他の島とは明らかに異質なオーラを放ち一際突出した大きさを持つエアーズロックのような山に驚嘆にする。
ブライトの話によると昔は陸地と同じ高さだったらしく、中央には女王貝が祀られておりとある条件を満たした時にのみ願いを叶えてくれるという噂があるとのことだった。
クインシェルに着いた一同は酋長であり『千里』のフォルスの能力者であるケナードと挨拶を済ませ、ジンのガールフレンドであるイーリスの『制動』のフォルスによりブライトとユージーンの思念の抑制に成功する。
そしてジークの父親のお見舞いとチャリティの幼馴染のヴィーナとの挨拶を済ませ再びバルカへと戻る。
しかし帰り際、ジーク達との知り合いと思われる2人組みに「罪人」とジークは罵られる。
そして再び航路によりピピスタを通りかかった際、今度は海賊と遭遇する。
幸い相手は2人だったが、その内の1人、アルティスと名乗る男は自分は夏のフォルスの能力者だと言った。
マティアスのおかげで海賊を追い払うも船は2人の戦闘により航行不可能となってしまった。
しかし運良く乗客の中に職人がおり、応急処置により無事にバルカへ帰還することができたのだった。
【第25話〜第26話】
バルカ港に到着するなりジークは軍の兵士と思われるヒトに捕縛されてしまう。
しかしジークは承諾し留置所へと連行されるが兵士の姿は霧に溶け込むように消えてしまう。
代わりにウォーレスというガジュマに収容所の牢へ案内されるとヤコというハーフと出会った。いや、再会した。
ヤコとはクインシェルへ行く時の船で会っていたのだが、それは彼女のフォルスによる『幻』だったらしく、ジークがカインを探しにいく時に同行してくれたナッツの偽者や、ユリスの攻撃から身を護ってくれたのもヤコのフォルスによるものだったのだという。
ヤコとウォーレスはベルサス出身らしいのだが、ジークは彼女達の街へそのうちで良いから向かうよう頼まれる。
話が終わるとバルカにユリスから仕向けられたバイラスの大群が襲う。
ジークはヤコ、ウォーレスと連携しバイラスを駆除しながらバルカへ戻り、ヤコ達と別れた後ヴェイグ達と合流を果たした。
【27話〜35話】
バイラスの大群が去り、ヴェイグ達と合流したジークは偶然にも王の剣の1人であるナイラと出会ってしまった。
彼女はヴェイグ達を見るやいなや殺しにきたがマティアスによって阻止される。
マティアスの話によるとナイラは『影』のフォルスにより影の中を移動することができるらしく、その便利性を活かしてマティアスの代わりにヴェイグ達の監視を命じられた。
マティアスは何か別件で用事があるらしく飛び去ると、早速ナイラからバルカの広場で行われている暴動をとめてこいと命じられる。
実際に行ってみると暴動を起こそうと街人を煽っていたのはサレとトーマだった。
2人はヒューマとガジュマの負の感情を逆撫ですると思念が一気に溢れ出し、それを吸収したユリスが第二形態へと姿を変えた。
ユリスはそのまま去ったが、他の街でも6芒星が暴動を起こそうとしているらしい。
ヴェイグ達はサレとトーマを撃退すると、ハックとワルトゥの2人と出会う。
ハックはユリスを抑え込む方法がないか古代の文献を模索しているらしく、同時に、二つのフォルスを掛け合わせてクインシェル出身者のような二文字のフォルス能力者を人工的につくる研究が行われていることを聞く。
どうやらその研究には『合成』のフォルスのようなものが必要ということだった。
更にワルトゥからは『四季』のフォルスの能力者についての話が出た。
彼等は通常ならば彼等の持つフォルスが対応する季節が象徴する場所から離れることはないのだが昨今何故か動き始め、その影響でバイラスの生息地が変化しているとのことだった。
つまり秋ならキョグエンがその季節を象徴する最もな場所なのだが、ヴェイグ達が実際にピピスタで秋のフォルスを持つレラーブと出会ったように彼等自体がその場の季節を変化させてしまうのにもかかわらず移動していた。
ただ、ノルゼンや北側の地方のバイラスの生息地だけは変わっていないとのことだった。ワルトゥとハックが立ち去ると再びナイラから次の指令が言い渡される。
手っ取り早く世界を周るためにナイラから渡されたエンジンを使い空飛ぶ乗り物を手に入れろとのことだった。
そこでジークに心当たりがあり一行はラジルダへ向かう。
ラジルダでは以前ジークがカインを探しにここを通りかかった時に知り合ったカイトという青年が幼馴染を探しにいくため、空を飛ぶための乗り物を造っていた。
彼はいまだに造っていたが空を浮くところまではこじつけていた。
更に話を聞いてみると彼が探そうとしていたのはフィオナだった。
カイトは飛行機製作の協力を申し出るとヴェイグ達に同行することとなった。
カイトを仲間にしたヴェイグ達は飛行機を作るための材料、職人、エンジン軽量化のためのヒントを探すことになった。
【第36話〜第45話】
ティトレイの「羽のように軽い金属がある」という記憶を頼りにヴェイグ達はピピスタへ来ていた。
そこで骨董屋の主人からリヒトワームの糸を鉄を作るのと同じように鍛えればティトレイの言っていた金属が作れるという話を聞き、ヴェイグ達はリヒトワームと成虫のリヒトモスインセクトを倒しリヒトメタルを手に入れた。
また同じ頃、故郷へ帰るはずが様々なトラブルに巻き込まれて帰れずにピピスタの砂漠を彷徨っていた、以前船を修理してくれた職人と出会い、飛行機の材料と職人の問題は解決した。
残る問題はエンジンの軽量化だけとなるが、それに関してはユージーンにあてがあるらしく、ヴェイグ達はノルゼン方面へ向かうことにする。
【第46話〜52話】
ピピスタからノルゼン地方へ行くまでの間にあるキョグエンにヴェイグ達は立ち寄った。
すると、そこではフィレンツェにより暴動が起きていた。
更に人質もとられており、何とか暴動を鎮圧したあと人質を解放する。
その人質は昔駆ジーク達が出会っていた、オーちゃんと呼ばれていた人物だった。
彼の話を聞くとレラーブが探していた第二王子本人であるとルーベルトは言った。
更に暴動が起きる前日、この街で出会った着物を着た女性は暴動が起きた後に行われたオークションにてお目当ての商品(親友の宝物)を落札できたらしく、2人と別れた後ヴェイグ達は再びノルゼンを目指す。
その道中、暴動を起こす際にフィレンツェが放った煽り文句に違和感を感じていると、今更ながらカインがフィレンツェの世界を滅ぼす動機について語ってくれた(52話参照)。
【第53話〜62話】
ノルゼンへ向かうのかと思いきやノルゼン地方の途中で山脈を浮上し、レンパオ空中庭園へと立ち寄った。
するとそこには『羽』のフォルスをもつニノンという少女が1人で暮らしていた。
ユージーンは彼女の何でも物体を軽くできる能力を頼りにしていたらしく、彼女は過去のトラウマから重度の人見知り故なかなか首を縦に振らなかったが、ヴェイグ達の必死の説得により同行してくれることとなった。
しかし彼女が今まで育ててきた菜園も放っていくわけにもいかないため、ノルゼンにいるニノンの新しい友達に託すためヴェイグ達はノルゼンへ向かう。
すると、ノルゼンの広場にてギュナルスと出会う。
彼は憎しみよりも恐怖による思念を集めようとしており、まるで思い出を断ち切るかのように広場の人魚像を叩き切ってしまった。
さすがに元軍の教官なだけあって苦戦するも、何故かルーベルトと着物の女性が駆けつけてくれたおかげでギュナルスは逃亡した。
後で2人に話を聞いてみるとルーベルトはレラーブに会いにいこうとしていたが何故かノルゼンに来てしまったということから方向音痴であることが判明した。
更に着物の女性はテーゼンと名乗り、『春』のフォルスの能力者であるとのことだった。
彼女はオークションで取り戻した親友の宝物を渡しに行く途中だったという。
【これから】
こうして飛行機を造るために必要なものは全て揃った。
後はピピスタで待っている職人とカイトの元へ戻り、残りの6芒星を止めるだけ。
果たしてどこにいるのか?
〜本編へ続く〜
この総集編は第二部本編の『1話〜62話』までをまとめたものとなっています。
第一部の内容は残存データさえもないため、『第1話』より前の『あらすじ』にてまとめてあります。
もし第一部をご存知ない方は『あらすじ』を先にお読みになることを強く推奨します。
また、キャラクター名鑑も併せてよろしくお願い致します。
【第1話〜第24話】
ユリスを撃退後、バルカ城は半壊していた。
城を警護していた兵士も全員死人へと変えられていたうえ、王の座も空席のまま。
そんな現状に不安を抱いた元老院がユージーンを召集する。
しかし彼はユリス討伐に専念するためこれを断り、マオも同様に断る。
代わりにミルハウストが警護することとなるが、その際王の盾と対になる存在、カレギアの陰で暗躍する王の剣の存在が明らかになった。
一同はまずユリスを倒す前にユージーンとブライトの内面をかき乱す思念を対処するためにジーク達の故郷クインシェルへ向かうことにする。
その際、監視として王の剣の隊長であるマティアスが同行することになった。
しかしバルカからピピスタ周辺の海域を通過する際、クジラのバイラスに襲撃される。
そして危機一髪の状況だったヴェイグ達をレラーブという秋のフォルスの能力者が救った。
レラーブは第2王子を探しているとのことだったが勿論ヴェイグ達には心当たりはない。
レラーブが去り際に放った「王という言葉が口癖の王子」という言葉を聞き、ジンが昔変わった名前の子との出会いを思い出す。
当時チャリティのフォルスにより外界からの接触を『拒絶』していたクインシェルにおいて、そもそもその子と最初に出会ったのはルルだったのだが当時のジーク達は彼のことをオーちゃんと呼んでいた。
しかしオーちゃんは幼き頃のジークとチャリティの喧嘩を仲裁するなり姿を消してしまった。
そして現在、『拒絶』のフォルスの影響がなくなったクインシェルに着くなり他の島とは明らかに異質なオーラを放ち一際突出した大きさを持つエアーズロックのような山に驚嘆にする。
ブライトの話によると昔は陸地と同じ高さだったらしく、中央には女王貝が祀られておりとある条件を満たした時にのみ願いを叶えてくれるという噂があるとのことだった。
クインシェルに着いた一同は酋長であり『千里』のフォルスの能力者であるケナードと挨拶を済ませ、ジンのガールフレンドであるイーリスの『制動』のフォルスによりブライトとユージーンの思念の抑制に成功する。
そしてジークの父親のお見舞いとチャリティの幼馴染のヴィーナとの挨拶を済ませ再びバルカへと戻る。
しかし帰り際、ジーク達との知り合いと思われる2人組みに「罪人」とジークは罵られる。
そして再び航路によりピピスタを通りかかった際、今度は海賊と遭遇する。
幸い相手は2人だったが、その内の1人、アルティスと名乗る男は自分は夏のフォルスの能力者だと言った。
マティアスのおかげで海賊を追い払うも船は2人の戦闘により航行不可能となってしまった。
しかし運良く乗客の中に職人がおり、応急処置により無事にバルカへ帰還することができたのだった。
【第25話〜第26話】
バルカ港に到着するなりジークは軍の兵士と思われるヒトに捕縛されてしまう。
しかしジークは承諾し留置所へと連行されるが兵士の姿は霧に溶け込むように消えてしまう。
代わりにウォーレスというガジュマに収容所の牢へ案内されるとヤコというハーフと出会った。いや、再会した。
ヤコとはクインシェルへ行く時の船で会っていたのだが、それは彼女のフォルスによる『幻』だったらしく、ジークがカインを探しにいく時に同行してくれたナッツの偽者や、ユリスの攻撃から身を護ってくれたのもヤコのフォルスによるものだったのだという。
ヤコとウォーレスはベルサス出身らしいのだが、ジークは彼女達の街へそのうちで良いから向かうよう頼まれる。
話が終わるとバルカにユリスから仕向けられたバイラスの大群が襲う。
ジークはヤコ、ウォーレスと連携しバイラスを駆除しながらバルカへ戻り、ヤコ達と別れた後ヴェイグ達と合流を果たした。
【27話〜35話】
バイラスの大群が去り、ヴェイグ達と合流したジークは偶然にも王の剣の1人であるナイラと出会ってしまった。
彼女はヴェイグ達を見るやいなや殺しにきたがマティアスによって阻止される。
マティアスの話によるとナイラは『影』のフォルスにより影の中を移動することができるらしく、その便利性を活かしてマティアスの代わりにヴェイグ達の監視を命じられた。
マティアスは何か別件で用事があるらしく飛び去ると、早速ナイラからバルカの広場で行われている暴動をとめてこいと命じられる。
実際に行ってみると暴動を起こそうと街人を煽っていたのはサレとトーマだった。
2人はヒューマとガジュマの負の感情を逆撫ですると思念が一気に溢れ出し、それを吸収したユリスが第二形態へと姿を変えた。
ユリスはそのまま去ったが、他の街でも6芒星が暴動を起こそうとしているらしい。
ヴェイグ達はサレとトーマを撃退すると、ハックとワルトゥの2人と出会う。
ハックはユリスを抑え込む方法がないか古代の文献を模索しているらしく、同時に、二つのフォルスを掛け合わせてクインシェル出身者のような二文字のフォルス能力者を人工的につくる研究が行われていることを聞く。
どうやらその研究には『合成』のフォルスのようなものが必要ということだった。
更にワルトゥからは『四季』のフォルスの能力者についての話が出た。
彼等は通常ならば彼等の持つフォルスが対応する季節が象徴する場所から離れることはないのだが昨今何故か動き始め、その影響でバイラスの生息地が変化しているとのことだった。
つまり秋ならキョグエンがその季節を象徴する最もな場所なのだが、ヴェイグ達が実際にピピスタで秋のフォルスを持つレラーブと出会ったように彼等自体がその場の季節を変化させてしまうのにもかかわらず移動していた。
ただ、ノルゼンや北側の地方のバイラスの生息地だけは変わっていないとのことだった。ワルトゥとハックが立ち去ると再びナイラから次の指令が言い渡される。
手っ取り早く世界を周るためにナイラから渡されたエンジンを使い空飛ぶ乗り物を手に入れろとのことだった。
そこでジークに心当たりがあり一行はラジルダへ向かう。
ラジルダでは以前ジークがカインを探しにここを通りかかった時に知り合ったカイトという青年が幼馴染を探しにいくため、空を飛ぶための乗り物を造っていた。
彼はいまだに造っていたが空を浮くところまではこじつけていた。
更に話を聞いてみると彼が探そうとしていたのはフィオナだった。
カイトは飛行機製作の協力を申し出るとヴェイグ達に同行することとなった。
カイトを仲間にしたヴェイグ達は飛行機を作るための材料、職人、エンジン軽量化のためのヒントを探すことになった。
【第36話〜第45話】
ティトレイの「羽のように軽い金属がある」という記憶を頼りにヴェイグ達はピピスタへ来ていた。
そこで骨董屋の主人からリヒトワームの糸を鉄を作るのと同じように鍛えればティトレイの言っていた金属が作れるという話を聞き、ヴェイグ達はリヒトワームと成虫のリヒトモスインセクトを倒しリヒトメタルを手に入れた。
また同じ頃、故郷へ帰るはずが様々なトラブルに巻き込まれて帰れずにピピスタの砂漠を彷徨っていた、以前船を修理してくれた職人と出会い、飛行機の材料と職人の問題は解決した。
残る問題はエンジンの軽量化だけとなるが、それに関してはユージーンにあてがあるらしく、ヴェイグ達はノルゼン方面へ向かうことにする。
【第46話〜52話】
ピピスタからノルゼン地方へ行くまでの間にあるキョグエンにヴェイグ達は立ち寄った。
すると、そこではフィレンツェにより暴動が起きていた。
更に人質もとられており、何とか暴動を鎮圧したあと人質を解放する。
その人質は昔駆ジーク達が出会っていた、オーちゃんと呼ばれていた人物だった。
彼の話を聞くとレラーブが探していた第二王子本人であるとルーベルトは言った。
更に暴動が起きる前日、この街で出会った着物を着た女性は暴動が起きた後に行われたオークションにてお目当ての商品(親友の宝物)を落札できたらしく、2人と別れた後ヴェイグ達は再びノルゼンを目指す。
その道中、暴動を起こす際にフィレンツェが放った煽り文句に違和感を感じていると、今更ながらカインがフィレンツェの世界を滅ぼす動機について語ってくれた(52話参照)。
【第53話〜62話】
ノルゼンへ向かうのかと思いきやノルゼン地方の途中で山脈を浮上し、レンパオ空中庭園へと立ち寄った。
するとそこには『羽』のフォルスをもつニノンという少女が1人で暮らしていた。
ユージーンは彼女の何でも物体を軽くできる能力を頼りにしていたらしく、彼女は過去のトラウマから重度の人見知り故なかなか首を縦に振らなかったが、ヴェイグ達の必死の説得により同行してくれることとなった。
しかし彼女が今まで育ててきた菜園も放っていくわけにもいかないため、ノルゼンにいるニノンの新しい友達に託すためヴェイグ達はノルゼンへ向かう。
すると、ノルゼンの広場にてギュナルスと出会う。
彼は憎しみよりも恐怖による思念を集めようとしており、まるで思い出を断ち切るかのように広場の人魚像を叩き切ってしまった。
さすがに元軍の教官なだけあって苦戦するも、何故かルーベルトと着物の女性が駆けつけてくれたおかげでギュナルスは逃亡した。
後で2人に話を聞いてみるとルーベルトはレラーブに会いにいこうとしていたが何故かノルゼンに来てしまったということから方向音痴であることが判明した。
更に着物の女性はテーゼンと名乗り、『春』のフォルスの能力者であるとのことだった。
彼女はオークションで取り戻した親友の宝物を渡しに行く途中だったという。
【これから】
こうして飛行機を造るために必要なものは全て揃った。
後はピピスタで待っている職人とカイトの元へ戻り、残りの6芒星を止めるだけ。
果たしてどこにいるのか?
〜本編へ続く〜
■作者メッセージ
【楽談パート44】
takeshi「ども〜!ここから読み始めた方は初めまして!楽屋裏談笑会、略して楽談のtakeshiです」
チャリティ「ジークの姉のチャリティです。って、何で今更こんな挨拶しなきゃなんないわけ?」
takeshi「そりゃ62話も読むのは大変ですからね、ここから読む人だっているかもしれないじゃないですか。それなのに何時ものようにパンツだとか巨乳(A+)とか言ってたら読者様が逃げちゃいますよ」
チャリティ「んなこといつも言ってないでしょうが!ていうか、パンツは私のお母さんが言っただけだし!!」
takeshi「さてさて、そんなわけでコーナーの説明を改めてさせていただくのですが、このコーナーは名前の通り本編では言えなかったあんなことやこんなことを楽屋裏チックに暴露していこうというコーナーなのです」
チャリティ「本編で言えなかったことっていうか、本編中に入れられなかった解説をここで詳しく話すだけでしょ?」
takeshi「簡単に言うとそうです。さすがチャリティさん、だんだん私のアシスタントっぽくなってきましたね!ちなみに解説をするといっても毎回毎回そんな凝った設定があるわけではないのでほとんどが私の雑談で終わります……」
チャリティ「驚いた、自覚あったんだ」
takeshi「ていうかそんなに解説が必要な小説なんて分かりにくいことこの上ないでしょ!設定資料が本編より分厚いってそれ完全に厨二自己満足小説ですよ」
チャリティ「逆にあんたの場合総集編短くない?」
takeshi「いや私キルラキル見て感動したんですけど、あのアニメ総集編を5分で終わらせたんですよ!で、確かに総集編って既読者にはつまらないですし、余分な所は完っ璧に削って1話で纏めてみました」
チャリティ「ホント、終始マジメよね……」
takeshi「如何でしたでしょうか?既読の方はこの回は飛ばしていると思うのですが、もし読んだ方がいたとしたらお気付きだと思います」
チャリティ「恋愛パートがいっさいがっさい削られてること?」
takeshi「そうです!今回の総集編はストーリーの大まかな流れを掴んでいただくのが目的なので人間関係は全て省きました!この物語は恋愛小説と自称しているのでそのパートを削るのは正に断腸の思いだったんですよ?」
チャリティ「例えるならキャベツを巻いてないロールキャベツを食べているようなものね。メインの肉はちゃんと食べれてるわけだし」
takeshi「あとジーク達の過去編も削っています。なので、もう気になって仕方が無いという方は1話から読んでみると良いんじゃないかな?」
チャリティ「なんか汚いセールス商法みたいね……」
takeshi「そして閲覧数が増えて感想とかももらえちゃったりするとすごく嬉しいんだよ?」
チャリティ「私思ったんだけどさぁ」
takeshi「何でしょう?」
チャリティ「多分今頃はこの小説のトップに総集編のお知らせが出てんのよね?」
takeshi「私が忘れていなければ……」
チャリティ「で、ここに来たら来たで、あらすじ読んでない人はあらすじ読んで来いって冒頭で言われるじゃない?」
takeshi「もうちょいオブラートに包んで書いてありますけどね?」
チャリティ「そんなたらい回しにされたら読者も怒って帰っちゃうんじゃない?」
takeshi「……確かに」
チャリティ「どうすんの?」
takeshi「いやしかしRPGってそういうたらい回しが多いゲームですし、そういうゲームを何本もプレイしている方ぐらいしかテイルズには興味を持たないはずですし、「たらい回しなんて慣れっこだぜ☆」とか言って読んでくれるんじゃないかなぁ〜……」
チャリティ「新規開拓失敗ね……」
takeshi「良いんですよ!もともとこの総集編は内容を忘れてしまった私とかが1話から読み直すの面倒だなぁと思った時に読むように作ったものなんですから!ていうか62話分を読み返さなくて良いって、これ結構すごいことなんですよ?」
チャリティ「え?そうなの?」
takeshi「……嘘です」
チャリティ「大体あんたねぇ、遺跡船編もさっさと終わるとか言っておきながら終わってないじゃない!!」
takeshi「しょうがないじゃないですか!長くなっちゃったんですから!次回には必ず終わりますよ!」
チャリティ「本当でしょうね〜?」
takeshi「何のことか分からない方は1話前の『オマケ』を読んでみてくださいね♪」
チャリティ「だから新規読者にアピールするのはやめなさいって。どうせ来ないんだから」
takeshi「じゃあ気を取り直してこれからの予定なのですが、次回からは本編に戻ります。そしてここの作者コメント欄にオマケも何時も通り付随されるので平常運転に戻ります。最初の頃を思い返すと随分と遠くまで来ましたがまだ駒を揃える段階です。駒が盤上に全て揃った時、本編は佳境を迎えますので末永く見守ってくださると幸いです」
チャリティ「……あんた誰?」
takeshi「なぜいつも私が真剣な話をするとチャリティさんは記憶喪失になってしまうのか……?」
チャリティ「記憶喪失にはなってないわよ!失礼ね!」
takeshi「ではまた〜」
takeshi「ども〜!ここから読み始めた方は初めまして!楽屋裏談笑会、略して楽談のtakeshiです」
チャリティ「ジークの姉のチャリティです。って、何で今更こんな挨拶しなきゃなんないわけ?」
takeshi「そりゃ62話も読むのは大変ですからね、ここから読む人だっているかもしれないじゃないですか。それなのに何時ものようにパンツだとか巨乳(A+)とか言ってたら読者様が逃げちゃいますよ」
チャリティ「んなこといつも言ってないでしょうが!ていうか、パンツは私のお母さんが言っただけだし!!」
takeshi「さてさて、そんなわけでコーナーの説明を改めてさせていただくのですが、このコーナーは名前の通り本編では言えなかったあんなことやこんなことを楽屋裏チックに暴露していこうというコーナーなのです」
チャリティ「本編で言えなかったことっていうか、本編中に入れられなかった解説をここで詳しく話すだけでしょ?」
takeshi「簡単に言うとそうです。さすがチャリティさん、だんだん私のアシスタントっぽくなってきましたね!ちなみに解説をするといっても毎回毎回そんな凝った設定があるわけではないのでほとんどが私の雑談で終わります……」
チャリティ「驚いた、自覚あったんだ」
takeshi「ていうかそんなに解説が必要な小説なんて分かりにくいことこの上ないでしょ!設定資料が本編より分厚いってそれ完全に厨二自己満足小説ですよ」
チャリティ「逆にあんたの場合総集編短くない?」
takeshi「いや私キルラキル見て感動したんですけど、あのアニメ総集編を5分で終わらせたんですよ!で、確かに総集編って既読者にはつまらないですし、余分な所は完っ璧に削って1話で纏めてみました」
チャリティ「ホント、終始マジメよね……」
takeshi「如何でしたでしょうか?既読の方はこの回は飛ばしていると思うのですが、もし読んだ方がいたとしたらお気付きだと思います」
チャリティ「恋愛パートがいっさいがっさい削られてること?」
takeshi「そうです!今回の総集編はストーリーの大まかな流れを掴んでいただくのが目的なので人間関係は全て省きました!この物語は恋愛小説と自称しているのでそのパートを削るのは正に断腸の思いだったんですよ?」
チャリティ「例えるならキャベツを巻いてないロールキャベツを食べているようなものね。メインの肉はちゃんと食べれてるわけだし」
takeshi「あとジーク達の過去編も削っています。なので、もう気になって仕方が無いという方は1話から読んでみると良いんじゃないかな?」
チャリティ「なんか汚いセールス商法みたいね……」
takeshi「そして閲覧数が増えて感想とかももらえちゃったりするとすごく嬉しいんだよ?」
チャリティ「私思ったんだけどさぁ」
takeshi「何でしょう?」
チャリティ「多分今頃はこの小説のトップに総集編のお知らせが出てんのよね?」
takeshi「私が忘れていなければ……」
チャリティ「で、ここに来たら来たで、あらすじ読んでない人はあらすじ読んで来いって冒頭で言われるじゃない?」
takeshi「もうちょいオブラートに包んで書いてありますけどね?」
チャリティ「そんなたらい回しにされたら読者も怒って帰っちゃうんじゃない?」
takeshi「……確かに」
チャリティ「どうすんの?」
takeshi「いやしかしRPGってそういうたらい回しが多いゲームですし、そういうゲームを何本もプレイしている方ぐらいしかテイルズには興味を持たないはずですし、「たらい回しなんて慣れっこだぜ☆」とか言って読んでくれるんじゃないかなぁ〜……」
チャリティ「新規開拓失敗ね……」
takeshi「良いんですよ!もともとこの総集編は内容を忘れてしまった私とかが1話から読み直すの面倒だなぁと思った時に読むように作ったものなんですから!ていうか62話分を読み返さなくて良いって、これ結構すごいことなんですよ?」
チャリティ「え?そうなの?」
takeshi「……嘘です」
チャリティ「大体あんたねぇ、遺跡船編もさっさと終わるとか言っておきながら終わってないじゃない!!」
takeshi「しょうがないじゃないですか!長くなっちゃったんですから!次回には必ず終わりますよ!」
チャリティ「本当でしょうね〜?」
takeshi「何のことか分からない方は1話前の『オマケ』を読んでみてくださいね♪」
チャリティ「だから新規読者にアピールするのはやめなさいって。どうせ来ないんだから」
takeshi「じゃあ気を取り直してこれからの予定なのですが、次回からは本編に戻ります。そしてここの作者コメント欄にオマケも何時も通り付随されるので平常運転に戻ります。最初の頃を思い返すと随分と遠くまで来ましたがまだ駒を揃える段階です。駒が盤上に全て揃った時、本編は佳境を迎えますので末永く見守ってくださると幸いです」
チャリティ「……あんた誰?」
takeshi「なぜいつも私が真剣な話をするとチャリティさんは記憶喪失になってしまうのか……?」
チャリティ「記憶喪失にはなってないわよ!失礼ね!」
takeshi「ではまた〜」