序章 〜プロローグ〜
息が荒くなる
当然である、山の頂上からふもとまで502m
94往復目なのだ
額から流れる汗が頬を伝わり地に落ちる
わずかに濡れた地面は一瞬で渇きを取り戻す
炎天下の100往復はあまりにもキツイが自分で作ったメニューだ
ここまで来て諦める訳にもいかない
ラストスパートを全力で走り抜けた
ここはデリグラの南東に位置するモロニ村
人口は42人と周りの村より少し多い
まだ夏になったばかりだが異常に暑い
長老は「デリ」と「グラ」(デリグラ語で「光」と「闇」)
のバランスがおかしくなったのかもしれないと言うが
正直信じられないそんなのが実在するなんて
クールダウンに森をランニングする
風が心地いい
のんびり走っていると先に黄色い球を見つけた
近ずくとそれは妖精だった
ぐったりとしている
途切れそうなか細い声で「たすけてぇぇ」と言った
やさしくゆっくりと手に乗せた
ゆらさないように注意して家へ戻った
当然である、山の頂上からふもとまで502m
94往復目なのだ
額から流れる汗が頬を伝わり地に落ちる
わずかに濡れた地面は一瞬で渇きを取り戻す
炎天下の100往復はあまりにもキツイが自分で作ったメニューだ
ここまで来て諦める訳にもいかない
ラストスパートを全力で走り抜けた
ここはデリグラの南東に位置するモロニ村
人口は42人と周りの村より少し多い
まだ夏になったばかりだが異常に暑い
長老は「デリ」と「グラ」(デリグラ語で「光」と「闇」)
のバランスがおかしくなったのかもしれないと言うが
正直信じられないそんなのが実在するなんて
クールダウンに森をランニングする
風が心地いい
のんびり走っていると先に黄色い球を見つけた
近ずくとそれは妖精だった
ぐったりとしている
途切れそうなか細い声で「たすけてぇぇ」と言った
やさしくゆっくりと手に乗せた
ゆらさないように注意して家へ戻った
■作者メッセージ
すいません文字ばっかです・・
アニメとか漫画で一人言説明とかが
「なんでしゃべってんの」ってなっちゃうので
登場人物が2人以上になるまでしゃべらせませんでした
もうしわけありません
アニメとか漫画で一人言説明とかが
「なんでしゃべってんの」ってなっちゃうので
登場人物が2人以上になるまでしゃべらせませんでした
もうしわけありません