研究者のレポート
レポート1
本日はなかなか面白い伝承を見つけた。
何でも、おとぎ話とされる物語の一つ『キーブレード戦争』の知られざる裏話というもの。キーブレード戦争の勝敗を決した力が書かれているらしい。
初めてこの伝承の書かれている文献を見たときには、にわかに信じがたいことだったが、面白い。
例え妻に呆れられようとも、ここで調べずに研究者と名乗れるか。
探求しよう、この伝承を。見つけ出そう、キーブレード戦争の真実を。
「“キーブレード戦争の勝敗を決した力”......」
宙に浮かぶ小さな島に不自然に曲がりくねった塔、人呼んで『不思議な塔』では、その主であるイエン・シッドが手に持ったレポートを机に置き、静かにつぶやいた。
「王よ、どこでこのレポートを手に入れたのだ?」
「賢者アンセムのもとでこれを受け取りました。この手紙と一緒に入っていたそうです」
王様もといミッキーはアンセムへの手紙をイエン・シッドに渡した。
それを読む師匠を見つめるミッキーは最後に書かれていた名を見たとき、目を大きく見開いたことを見逃さなかった。
「オルビス......!!」
「イエン・シッド様。オルビスとは誰なのですか?」
聞き覚えのない名を問いかけたミッキーだったが、師匠が応えたのはそのことではなかった。
「王よ。キーブレード使い達を呼んで来てはくれぬか。そのことについても彼らに聞いてもらいたい」
「わかりました」
イエン・シッドはミッキーの身の丈の何倍以上の大きな扉から弟子が出て行ったのを確認すると、レポートの最後に手紙と同じ殴り書きで書かれた追伸に再び目を通した。
P.S.このレポートを受け取った者へ
これには続きがある。
私が世界中に隠した。それを探してほしい。
闇の勢力が見つけてしまうまでに......
「再び運命が動き出そうとしているのか......?」
これからしなくてはいけないことは決まっている。
そのためにも、まずは彼らに話さなくてはならない。
本日はなかなか面白い伝承を見つけた。
何でも、おとぎ話とされる物語の一つ『キーブレード戦争』の知られざる裏話というもの。キーブレード戦争の勝敗を決した力が書かれているらしい。
初めてこの伝承の書かれている文献を見たときには、にわかに信じがたいことだったが、面白い。
例え妻に呆れられようとも、ここで調べずに研究者と名乗れるか。
探求しよう、この伝承を。見つけ出そう、キーブレード戦争の真実を。
「“キーブレード戦争の勝敗を決した力”......」
宙に浮かぶ小さな島に不自然に曲がりくねった塔、人呼んで『不思議な塔』では、その主であるイエン・シッドが手に持ったレポートを机に置き、静かにつぶやいた。
「王よ、どこでこのレポートを手に入れたのだ?」
「賢者アンセムのもとでこれを受け取りました。この手紙と一緒に入っていたそうです」
王様もといミッキーはアンセムへの手紙をイエン・シッドに渡した。
それを読む師匠を見つめるミッキーは最後に書かれていた名を見たとき、目を大きく見開いたことを見逃さなかった。
「オルビス......!!」
「イエン・シッド様。オルビスとは誰なのですか?」
聞き覚えのない名を問いかけたミッキーだったが、師匠が応えたのはそのことではなかった。
「王よ。キーブレード使い達を呼んで来てはくれぬか。そのことについても彼らに聞いてもらいたい」
「わかりました」
イエン・シッドはミッキーの身の丈の何倍以上の大きな扉から弟子が出て行ったのを確認すると、レポートの最後に手紙と同じ殴り書きで書かれた追伸に再び目を通した。
P.S.このレポートを受け取った者へ
これには続きがある。
私が世界中に隠した。それを探してほしい。
闇の勢力が見つけてしまうまでに......
「再び運命が動き出そうとしているのか......?」
これからしなくてはいけないことは決まっている。
そのためにも、まずは彼らに話さなくてはならない。
■作者メッセージ
頭の中でオリキャラたちが早く出せと大騒ぎ(笑)しています
てゆーかオリキャラ(それも主人公)がここまで出るのが遅いのはたぶんこれだけでしょう
読み返してみても、まだ調子が戻ってないです
まぁ、本調子になろうが出来はたかがしれていますが
てゆーかオリキャラ(それも主人公)がここまで出るのが遅いのはたぶんこれだけでしょう
読み返してみても、まだ調子が戻ってないです
まぁ、本調子になろうが出来はたかがしれていますが