PC2　闇代月ハンドアウト
　ロイス：御坂翼　推奨感情（P執着/N敵愾心）

　文化祭強襲事件から、一週間が経った。
　翼の行方は掴めず、奪われた光と闇も未だ戻っていない。ゼノスに接触しようにも、UGNを恐れてか接触が出来ない状況にある。
　そんな中、志武谷の支部にてUGN中枢評議員から緊急の指令を受ける。
　「UGNの敵である御坂翼、彼女を討伐しろ。出来なければ、UGNの反逆と見做して志武谷支部に関わる全員処罰する」――と。


ムーン「つー事で、裏切り者は始末する。慈悲はない！」（黒笑）

ツバサ「ヒィ！？」

グラッセ「ムーン！？　それ悪役、悪役の顔になってるから！！」

ムーン「おっといけねぇ。俺は正義の味方、正義の味方（頬を叩く）……よし。顔戻ったか。
　改めて。俺は闇代月、UGNチルドレンだ。本来俺は異変や事件を解決する為に派遣された訳じゃなく、チルドレンの育成の為に志武谷に移り住んでたんだ。
　だが、この街に来てから色々と事件が舞い込んできた。まあ、全部が全部悪かったとは言わない。中には俺の人生に関わるものもあったし、新しい友達も出来たし出会いもあった。
　…その出会いの中に、裏切りが隠されていたがな。相手は敵側だし、何度も信じては裏切られた。想定するべきだったのに…俺はいつの間にか、生温い思考に浸っていたのかもしれないな」

グラッセ「ムーン…」

リズ「そんな事ない！　私達は何時だって親友よ！！」

ムーン「大丈夫だ。俺もグラッセと羽粋は親友だって思ってるよ。
　出来る事なら、俺も羽粋の見舞いには行きたい。羽粋をオーヴァードにしたのはグラッセだけの責任じゃないからな。けれど、俺はグラッセと違って正式なUGNだ。立場として、招集されたらどんな理由でも集まらなきゃならないし、命令が来れば無視出来ない…。
　グラッセも大変なんだ、その上でこんな重荷を背負わせる訳には行かない。だから翼は俺が始末するしかない。例え、今もあいつが迷っていたとしても。
　ハンドアウトとしての意気込みはこんな感じだ。次はお待ちかねの成長報告だ！」



　PC2
　闇代　月（やみだい　あかり）　【月食の獣】（ムーンビースト）
　14歳/男

【ブリード】クロスブリード
【シンドローム】バロール＆キュマイラ
【カヴァー/ワークス】中学生/UGNチルドレンA

　能力値
【肉体】6（9）〈白兵5〉〈回避2〉
【感覚】2（3）〈芸術：料理1〉
【精神】2〈RC1〉〈意思1〉
【社会】2〈情報：UGN4〉“〈情報：裏社会1〉”

　HP：45　行動値：8　基本浸蝕率38％
　常備化ポイント4　財産ポイント2

【持ち物】
　UGN幹部：コネ（『情報：UGN』の判定ダイスに＋2）
　情報屋：コネ（『情報：裏社会』の判定ダイス＋2）

【ユニークアイテム】
　ブラックダイアモンド〈その他〉：（所持しているだけで、ワーディングの効果が時を止めるに変化。建物、生物に被害が出ても時が巻き戻されて全て元通りになる）
　“リーサルシャイン”〈その他〉：（武器作成・または素手データ変更のエフェクトの武器・変更した素手の攻撃力＋3）

【エンブレム】
　コンバットフォーカス：（攻撃の命中判定の達成値＋2）
　ハードボディ：（最大HP＋5）
　バティムーヴ：（シーンに登場している自分以外の判定の直後に使用可能。達成値＋3。1ラウンド1回）
　“リマインドソウル”：（バックトラックのダイスを振る直前に使用する。バックトラックのダイスを＋1Dする）

【ライフパス】
　出自・名家の生まれ
　経験・実験体
　邂逅・殺意
　覚醒・憤怒
　衝動・闘争

【エフェクト】
《ワーディング》（オート/一般人を無力化する。人避け・倒れるなど描写は自由）
《リザレクト》（浸食100％以上使用不可：オート/戦闘不能回復＆1DのHP回復＋浸食率増加）
《コンセントレイト2：バロール》2％（メジャー/C値−Lv）
《フルパワーアタック3》4％（浸食80％超え：セットアップ/白兵攻撃力＋Lv×5＆ラウンド中、行動値0となる）
《完全獣化3》6％（マイナー/【肉体】でのダイスLv＋2。ただし、全てのアイテムを装備＆使用不可）
“《破壊の爪4》”3％（マイナー/攻撃力Lv＋8＆ガード値1）
“《斥力跳躍3》”1％（マイナー/飛行状態で戦闘移動。移動距離＋Lv×2）
《漆黒の拳2》3％（メジャー/攻撃力＋Lv＆装甲無視）
《復讐の刃2》6％（オート/カウンターで白兵攻撃C値−Lv）
《時の棺1》10％（浸食100％超え：オート/1シナリオに1回だけ使用。相手の行動を自動失敗）
《グラビティベルト2》4％（アージ＆浸蝕120％超え：メジャー/対象に１点でもダメージを与えた場合、次の攻撃に−Lv×5。シーン終了、もしくは一度でも攻撃した際に効果は解除される）
“《餓狼の爪1》”3％（浸蝕80％超え：オート/同エンゲージキャラのダメージロール直前、「素手の攻撃力」分のダメージを上乗せする。1ラウンド1回）

【イージーエフェクト】
《帝王の時間》（周囲の時間を操作し、他者よりも時間の流れを遅くしてプライベートの時間を過ごす。戦闘中や緊迫した状況では使用不可）
《獣の直感》（動物が持つ鋭敏な知覚を発揮する）
《ディメンジョンゲート》3％（空間を捻じ曲げて、自分が知っている範囲で遠く離れた場所に繋がるゲートを作り出す。ただし、戦闘中など緊迫の状態では使えない）

【ロイス】
Dロイス『実験体（ロストナンバー）』（能力値に＋4のボーナスが貰える。ただし、基本浸食率も＋5される）
仇（BK）：風切冷牙（○執着/厭気）
敵（OR）：エレクトロノイズ（執着/○敵愾心）
シナリオ：御坂翼（執着/○敵愾心）



ムーン「俺は素手での攻撃力を底上げしつつ、援護を行える構成にしたぜ。
　まずは、新たにHRにて追加されたユニークアイテム《リーサルシャイン》。こいつと1レベル分上げた《破壊の爪》で自分の攻撃力を上げつつ、RWの新エフェクト《餓狼の爪》で誰かの攻撃の支援も出来るようになった。
　まあ、80％制限と俺と同じエンゲージにいないと貰えないってデメリットがあるから、支援出来るのは蒼空か翼のどちらかになるだろうな」

ツバサ「月が着々と援護の道を進んでる…」

GM「バ火力の上に援護まで…油断ならないなこいつ」

ムーン「あとは、弱点となった移動距離を2レベル分上げて補ったぜ。ミドルで《フルパワーアタック》しても、10mまでなら移動が可能だ！
　それと、凍矢と同じように俺もエンブレムで『リマインドソウル』を獲得した。メモリーも考えたんだが…折角エンブレム取れるんだし、エフェクトもそんなに習得してないからこっちがいいかなって思ったんだ。それに、属性ロイスの事を考えるとこっちが相性良いしな」

GM「なるほどね。タイタスする分をリマインドソウルで補うって戦法か」

ムーン「そう言う事。あ、気持ち程度に〈情報：裏社会〉の技能も上げておいたぜ。UGNに頼ってばっかりだと後々詰まる可能性もあるしな。
　で、属性ロイスの説明だな。冷牙は色々考えて、絶縁した相手って事でブラック。エレクトロノイズには敵としてオレンジで取った。タイタス昇華すれば、冷牙の効果は妨害。エレクトロノイズはダメージと更なる効果が求められる。まあ、俺も浸蝕率と相談しながらここぞって時に使うつもりだ」

SM「うーわー…見事に対敵用として構成してるよ…」

ムーン「俺を敵に回すとはそう言う事だぜ。翼のロイスだが、裏切られた事もあるからな。だからNで取ったぜ。俺の報告は以上だ、次にバトンタッチするぜ」

クウ「おう。任された」