レイノス「セントビナーに着いた俺たちは、３組に分かれて聞き込みを行った」
セネリオ「エンゲーブでの情報から、賊たちがこの近くにいることは間違いないが…思ったよりも情報は集まらなかった」
リン「そんな中、私とレイノスは一人の男性から、重要な情報を手に入れたの！」
レイノス「それは、賊がシュレーの丘にいるという情報だった」
クノン「ボクたちはさっそく、明日シュレーの丘に向かうことにしたんダヨ！」
セネリオ「目的地が決まった直後、俺は再び尋ねた。人を斬る覚悟はあるのか、と」
レイノス「人を傷つけるのも殺すのも怖いし出来ればやりたくない。それでも…スクルドを救うためなら……俺は覚悟を決める！」
リン「人を傷つけるのは嫌だけど…でもだからって何もできないのはもっと嫌だから……わたしもやるわ！」
アルセリア「私も…やります！」
シノン「シノンもハノンも頑張るよ〜」
ハノン「みゅみゅ〜」
ミステリアス「それぞれが決意を固め…いよいよ翌日、俺たちはシュレーの丘へと向かった」
レイノス「次の日、俺たちはシュレーの丘へ向かった」
セネリオ「しかしレイノス、こんな大事な日にも早起きできないとは、いくら寝起きが悪いといっても締まらないぞ」
レイノス「う、うるせえ！いよいよスクルドを助けられると思ったら、なかなか寝付けなかったんだよ！」
クノン「ウソ言っちゃダメだよ♪お坊ちゃん、ボクがヒツジをたった１０匹数えただけで寝ちゃったジャン！」
シノン「ハノンのアタックくらって、やっと起きたんだよね！」
ハノン「みゅ〜！」
リン「丘の奥へと進んで行って、私たちはついに見つけたわ。賊の集団と…スクルドの姿を！」
ミステリアス「救出の段取りについては、まずセネリオが自慢の俊敏さで賊の手からスクルドを助けだして安全な場所へと避難させる」
アルセリア「セネリオさんに続いて私たちも賊の前に現れ、賊たちと交戦…このように決まりました」
セネリオ「作戦は成功した。まず俺は賊の手からスクルドを救い出した。取り返そうと向かってきた奴らも返り討ちにし、スクルドを安全な場所へ避難させた」
クノン「漆黒に続いてボクたちも賊に向かっていって、ボッコボコにしてやったヨ♪」
レイノス「人を斬るのは…やっぱり気分のいいもんじゃなかったが、とにかく俺たちはがむしゃらに戦った。スクルドを助けるために…」
シノン「しばらくして、賊のリーダーっぽい人が命令を出して、賊たちは撤退していったんだよ！」
リン「これで……シュレーの丘での賊との攻防は、私たちの勝利で幕を閉じたわ」
レイノス「そして、俺たちはついに……スクルドを取り戻したんだ！！」
スクルド「というわけで、スクルド・フォン・ファブレです！あのときはみなさん、助けてくれてありがとうございました！」
スクルド・フォン・ファブレ(女) １６歳
ルークとティアの娘。
レイノスの妹。
最序盤に賊にさらわれてしまう。
救出後、セネリオに一目ぼれ。
戦闘では光属性を中心とした譜術、回復・支援術、譜歌で戦う。
アルセリア「それにしてもスクルドさん、セネリオさんに対して積極的ですよね」
ミステリアス「出会ってすぐ、猛アタックを仕掛けてたもんな」
クノン「当の漆黒は無愛想だってのに、健気ダネェ〜」
シノン「うん！スクルドは健気！健気だよ！」(健気の言葉の意味は分かっていない)
スクルド「そ、そんなことないですよ」
ミステリアス「いやそんなことあるぜ！あれだけ好意を前面に出せるってのは大したもんだぜ！レイノスやリンにも見習ってほしいくらいだ！」
レイノス「な、なんでそこで俺たちが出てくるんだよ！」
ミステリアス「だってよぉ〜。お前らセネリオ・スクルドと違って幼馴染で付き合い長いだろ？それでなんで二人っきりになったくらいで緊張して無言になるんだよ」
スクルド「私も時々気を利かせて街で二人っきりにしたりするんですけど、ほとんど会話にならないんですよね」
リン「そ、それは、その…」
クノン「ま、だからこそからかいがいがあるんでけどネ♪」
セネリオ「とにかく、スクルドを救出した俺たちは、敗走した賊たちを完全に叩き潰すため、奴らを追うことにした」
アルセリア「クノンさんとミステリアさんも推察により、賊がコーラル城へ逃げたと当たりをつけ、そこへ向かうことになりました」
レイノス「つっても、ここまで俺たちは急行軍だったし、スクルドも解放されたばっかで疲れてるだろうからってことで、その日はセントビナーでゆっくりすることになったんだ」
リン「わ、私は、その……レイノスと散歩することにしたの///」
レイノス「あ、ああ……///」
ミステリアス「くっはー！まったく初々しい奴らだぜ！」
アルセリア「ていうかミステリアさん！せっかく散歩を楽しんでた所
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