レイノス「第2部の紹介を始めるぜ!」
スクルド「よろしくお願いします」
レイノス「結局あの後、クラノスの言っていたようにフォルクスは処罰を受け、投獄されたんだ」
スクルド「クラノスは、今回の事件はフォルクスの独断によるものだと発表したの」
レイノス「そしてフォルクスは何日かたって、町の外で死体として発見されたんだ。クラノスはこれを、脱獄を試みたものの逃げ切れずに自害したと発表した」
スクルド「クラノスの発表に、一部の人を除いて大部分の人は納得したの」
レイノス「まあ、この辺の死の真相はあっちの六神将サイドに任せるとしようぜ」
スクルド「他力本願はどうかと思うけどな…」
セネリオ「そしてスクルド奪還から5か月、俺はファブレ邸へと足を踏み入れた」
スクルド「キャー!セネリオさん!待ってました!」
レイノス「セネリオは、この5か月間クラノスの動向を追っていて、クラノスの目的を知ったんだ」
セネリオ「ああ、そして俺は、そのことをバチカルの要人に伝えるべく、ここへやってきた」
スクルド「あ、ちなみに、ジェイドさんを通じてお父さんやお母さん、ナタリア女王やアニスさんなど、一部の人にはクラノスの不穏な動きを伝えられているの」
レイノス「親父を通じて謁見の手配をとった俺たちはそこでクラノスの目的を伝えられた」
セネリオ「クラノスの目的…それは意識集合体と契約することだった」
スクルド「ウンディーネ、シルフ、イフリート、ノーム、レム、シャドウ…この6つの力を手に入れると、惑星譜術をも超える力を得ることができるらしいの」
セネリオ「そしてクラノスは、その絶大な力による恐怖を持って世界中の人々を従わせ、統治を行おうとしていたんだ」
スクルド「恐怖で人々を縛り付けて言うことをきかせるなんて…そんなの間違ってるよ!」
レイノス「しかも奴らは、すでにレムとシャドウ以外の意識集合体と契約を結んだらしいんだ!」
セネリオ「ああ、だがここで一つ疑問が残るのは、奴らがどうやって契約を結んでいるのかということだ」
スクルド「契約を結ぶためにはユリアの譜歌が必要…つまり、私かお母さんじゃないと契約を結べないはずなんですよね」
レイノス「ともかく俺たちは、マルクトやダアトにこのことを伝え、他の仲間たちと合流するために再び旅に出たんだ」
スクルド「まずはアルビオールを借りるために、クノンさんのいるシェリダンに向かうことになりました」
セネリオ「使用許可はバチカルへ行く前に俺がとっておいた」
スクルド「さすがセネリオさん!」
レイノス「バチカルからベルケンド港までは、以前知り合った辻馬車屋のアランが連れて行ってくれた」
セネリオ「アランとはクラノスを追う5か月の間、何度か世話になった」
スクルド「しかもタダでですよね」
セネリオ「ああ、悪いと思って代金を払おうとしても、『命の恩人にお金なんて受け取れない』と言ってな」
レイノス「しかもセネリオの正体が指名手配中の脱走兵って知った後もだろ。すげえよな」
スクルド「アランさんって太っ腹なんですね!」
クノン「てなわけで、ボクはシェリダンで坊ちゃんたちとカンドウのサイカイをしたわけさ〜」
レイノス「いや、別にそんな大げさなもんでもなかっただろ」
セネリオ「俺は一度立ち寄っているしな」
スクルド「アルビオールはすでに整備が終わっていて、いつでも発進できる状態でした」
レイノス「だから俺は、前回の旅と同じくノエルさんに操縦を頼んだんだ」
セネリオ「しかし、ノエルも兄のギンジもシェリダンの中心人物。長い間シェリダンを空けるわけにはいかなかったんだ」
クノン「そこでボクの出番なのさ〜♪」
セネリオ「ああ、とても信じがたいことではあったが、クノンはアルビオールの専属操縦士だった」
スクルド「私もびっくりしました!」
レイノス「クノンが操縦士ってことに不安はあったけど、俺たちは翌日アルビオールでグランコクマに向かったんだ」
クノン「ウウ、みんなひどい言いぐさダヨ…」
レイノス「グランコクマへはたった数時間で着いた」
スクルド「クノンさんの操縦も全然問題なかったです!」
クノン「悪かったネ、信用無くて…」
セネリオ「まずは謁見の許可を取るためにリンのいるガルディオス邸へ向かった」
スクルド「お兄ちゃんはキムラスカから受け取った親書があればすぐに謁見できると思ってたんだよね」
セネリオ「親書を持っていたとしても、手続きもせずに皇帝に謁見できるわけないだろ…貴族が聞いて呆れるな」
レイノス「う、うるせえ!」
リン「で、私と再会したわけよね」
レイノス「まあ、俺とスクルドは5か月の間に何度か会ってるけどな」
クノン「お嬢様のドレス姿、キレイだったヨ〜」
セネリオ「ああ、普段とはかなり違って見えたな」
リン「ふふ、ありがとう。私は
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