レイノス「クレアが戻ってきて、俺たちは再び意識集合体との契約の旅を再開したんだ」
リン「でも、残り二つの意識集合体との契約は思うようにいかなかったわ」
セネリオ「これまでの4つは俺がクラノスの動向を追っていて場所を知ることができたが、残り二つ…レムとシャドウについてはまったく情報がなかった」
スクルド「それでとりあえず、シュレーの丘とメジオラ高原で探してみたんですけど、収穫はなしでした」
アルセリア「そこで私たちは、ある人に話を聞きに行くことにしました」
セネリオ「その人物の名はディスト。元六神将で、カッシャーの育ての親だ」
リン「グランコクマに着いた私たちは、ディストさんとの面会の取り次ぎをお父さんに頼んだの」
シノン「レイ兄とスクルドのお家もすごかったけど、リンのお家もおっきくてびっくりだったよ〜!」
リン「ふふ、ありがとう」
アルセリア「面会は明日だということで、その日はリンさんのお屋敷で一泊することになりました」
クレア「実に充実した夜だったな」
ミステリアス「クレアさんとガイさんは夜明けまで音機関の話で盛り上がっていました。付き合わされる私の身にもなってもらいたいものです」
リン「あ、あははは…ごめんね」
スクルド「その日の夜、私はまた例の夢を見ました」
セネリオ「今回の夢では、クラノスがカッシャーに対して話をしていたらしい」
スクルド「その会話から、意識集合体が寒いところにいるという情報を手に入れました」
セネリオ「そして、もう一つ明らかになった事実がある」
スクルド「はい、それはこれまでの夢や幻聴が六神将の一人であるウルドの視点であるということです」
レイノス「次の日、俺たちはジェイドさんとディストさんに会いに行ったんだ」
リン「ディストさんは…なんというかその、とても元六神将には見えない人だったわね」
シノン「トカゲみたいな変な人だったよね」
クレア「音機関について語り合いたかったな」
ミステリアス「それはともかく、私たちはディストさんに話を聞くことにしました」
セネリオ「ディストは、さすがにクラノスや六神将の目的までは知らないようだったが、カッシャーが最近ケテルブルクに頻繁に訪れていることを教えてくれた」
スクルド「私が見た夢の内容とも符合しますね」
リン「さらにジェイドさんの話によれば、カッシャーは街に用があるわけでなく、街の奥の吹雪に向かってるみたい」
クレア「あそこはふぶいてるだけで何もないはずなんだがな」
レイノス「だけどジェイドさんは言ったんだ。あそこには、あるレプリカが封印されていると」
ミステリアス「ジェイドさんは意識集合体がいるとすればそこである可能性が高いと言い、私たちはそこへ向かうことになりました」
アルセリア「でも、その場所の話をする時のジェイドさん、なんだか沈痛な表情を浮かべていましたね」
セネリオ「話を聞き終えた後、俺はジェイド元帥にある仮説を打ち明けた」
セネリオ「その話を聞いたジェイド元帥は驚き、そして怒りの表情を浮かべていた」
レイノス「そういうわけで、俺たちはケテルブルクにやってきたんだ」
リン「ネフリーさんから、意識集合体があると考えられる場所を詳しく教えてもらって、翌日出発したわ」
シノン「だからそれまでは自由時間!私は街の子供たちと雪合戦してたんだよ」
アルセリア「シノンさん、容赦ありませんでしたよね…」
シノン「セリアは何してたの?」
アルセリア「え?わ、私はホテルで留守番を…」
ミステリアス「『こんな雪景色を素敵な男性と歩いてみたいですねえ。でも一人なんですよね』ってつぶやいていましたね」
アルセリア「ど、どうしてそれを…というか、聞いてたなら誘ってくれたっていいじゃないですか!」
ミステリアス「いえいえ、私はナンパで忙しかったので。そうですよねクレアさん?」
クレア「無理やり連れだしといて、よく言うな…」
シノン「レイ兄とリン、セネセネとスクルドは…」
ミステリアス「まあ、いつものようにデートでしょうね」
レイノス・リン「「で、デートじゃない!!」」
クレア「お約束すぎて説明するまでもないな」
アルセリア「一応説明しておくと、レイノスさんとリンさんはどちらも無言のまま歩いていて」
シノン「セネセネとスクルドの方は無言のセネセネにスクルドが数十分もの間一方的に話をしてるんだね」
セネリオ「よくあれだけ一人で話せるものだと感心したな」
スクルド「う〜、セネリオさんひどいです」
レイノス「翌日、俺たちは例の場所へたどり着いた」
セネリオ「そこには確かに強い音素濃度を感じられ、意識集合体がいる可能性が高かった」
リン「だけどそこへ、ディストさんから私たちの話を聞いたカッシャーが現れたの」
シノン「私たちのこと内緒にしてくれれば良かったのに〜」
クレア
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