レイノス「今回は」
ウルド「私たちの」
ルージェニア「番だよ」
レイノス「今回は俺たち3人だな」
ウルド「レイノス・フォン・ファブレ。早速ですが聞きたいことが…」
レイノス「ん?どうした?」
ウルド「その…スクルドは元気にしていますか?」
レイノス「ああ、セネリオについていって、オラクルでがんばってるぜ」
ウルド「そうですか…彼女とは一度ゆっくりとお話ししたかったです」
レイノス「そっか。スクルドもきっと喜ぶぜ」
ウルド「はい…。ありがとうございます。レイノス」
ルージェニア「…で、僕を無視して話を進めてほしくないんだけど」
ウルド「…ルージェニア」
レイノス「べ、別に無視してたわけじゃねえぞ!」
ルージェニア「ふん、ガルディオスのお嬢様にウルドといちゃついてたって言いふらしてやる」
レイノス「はあ!?何言ってんだよ!ふざけんな!」
ルージェニア「どうしよっかな。君には最終決戦でとどめを刺されて殺された恨みもあるからな〜」
ルージェニア「大体なんで座談会の相手がこいつらなんだよ。僕が信じるのはセネリオと六神将、クラノスだけだっていうのにさ…」
レイノス「ウルドがいるじゃねえか」
ウルド「私は新参者ですから。戦力としては信頼されていますが、仲間としてはそこまで信頼されてきたわけでもありません」
ルージェニア「ま、組み合わせとして決まったんだし、仕方ないから付き合ってあげるよ」
レイノス「こいつ、面倒くせえ…」
レイノス「つってもなあ…。お前らとは特にそれらしい接点もないし…他に何話す?」
ルージェニア「そうだね…。僕たち3人が相手の陣営の中で気になる相手についての話をするってのどうかな?」
ウルド「わかりました。ではまず私から」
ウルド「私が気になるのは…やはりスクルドですね」
ルージェニア「まあ、当然だろうね」
ウルド「先ほどの話によれば、彼女はバチカルを離れて今はダアトに住んでいるということですか?」
レイノス「ああ…まあな」
ルージェニア「不服そうだね」
レイノス「当たり前だろ!16年ずっと屋敷で暮らしてきた妹が急に遠くへ行っちまったんだぜ!うまくやってけてるのか今でも心配だぜ!」
ルージェニア「…大したシスコンっぷりだね」
ウルド「きっと両親以上に説得が難解だったに違いありませんね」
ルージェニア「そういえば、彼女はセネリオのことが好きだったんだっけ?」
レイノス「ああ…あいつ、賊から救出して屋敷に帰ってきてから、セネリオの話ばっかりしてるんだぜ」
ウルド「レイノスとしては、そのことについてどう思っているのですか?」
レイノス「俺か?んー、まあ少し複雑ではあるけど、セネリオならスクルドを任せても大丈夫だと思うぜ」
ルージェニア「結局、セネリオはスクルドの気持ちに応えたんだっけ?」
レイノス「ああ、そうらしいな」
ルージェニア「そっか…シンシアのことを応援してたのにな」
ルージェニア「ぼくはあいつだ…。シノン・エルメス」
レイノス「シノン?なんでまた…はっは〜ん、もしかしてあいつに惚れたのか?」
ルージェニア「違う!なんであんなチビ女なんかに…」
ウルド「あなたも身長は低い方だと思いますが…」
ルージェニア「うるさい!とにかく僕が納得できないのは、あんな奴に2度も負けたってことだよ!」
レイノス「納得できないって言ってもな…」
ウルド「負けは負けですから」
ルージェニア「そんなことは分かってるさ…」
ウルド「彼女とは最終決戦で1対1の勝負になったことがありましたが、あの飛び道具の扱いとチーグルとの連携は侮りがたいものでした」
レイノス「チーグルの森に住んでて、しかも5年も前から父親から戦闘訓練受けてたって言ってたな」
ルージェニア「…ふーん。あのお気楽そうな雰囲気からは想像もつかないけど、意外に戦闘経験が豊富なんだね」
レイノス「俺は…そうだな。クラノスかな」
ルージェニア「僕たちの上司で、とっても素晴らしい人さ!」
ウルド「は、はい……素敵な人です///」
レイノス「ん?どうしたんだウルド?顔赤いぜ?」
ウルド「な、何でもありません!」
レイノス「?」
ルージェニア「総長に任せておけば世界は正しく導かれるはずだったのに」
レイノス「でもよ、力で無理やり押し付けていうこと聞かせるなんて、やっぱり間違ってるぜ」
ルージェニア「ヒトなんてみんなクズさ!私利私欲のためならどこまでも残忍になれる…そんな奴らは総長の手で粛清されなくちゃいけないんだよ!」
レイノス「でもよ、クラノスだってお前の言うヒトじゃねえかよ」
ルージェニア「総長をあいつらと一緒にするな!」
・
・
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レイノス「………」
ルージェニア「………」
ウルド「気まずい空気になりましたね
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