レイノス「このストーリー解説もいよいよ第三部か…」
リン「あと一息だし、頑張りましょ！」
レイノス「前回の旅の後、俺は闘技場に出て鍛えてたんだ」
スクルド「お兄ちゃんはそこで開かれる武闘大会で優勝を重ねていたの」
レイノス「そんなある日、俺はいつものように大会に出場したんだが、その日はものすごく強い奴が参加してたんだ！」
スクルド「仮面で顔を隠したその人とお兄ちゃんは、順調に決勝まで進んで、戦ったの」
レイノス「決勝戦は結局激戦の末に引き分けだった。大会が終わると、仮面の剣士は俺に正体を明かした」
セネリオ「それが俺、セネリオ・バークハルスだ」
スクルド「セネリオさんは、クラノスの動向について報告をしにバチカルへ来てたの」
セネリオ「闘技場に参加していたのは…ついでにレイノスのやつが鈍ってないかを確かめようと思ったからだ」
レイノス「へ、心配しなくても毎日みっちり鍛えてるぜ！」
セネリオ「ここ数か月、クラノスの動向を追ったが、結局有力な情報は手に入れられなかった。分かるのは、意識集合体との契約を破棄させられた今でも、相変わらず諦めてはいない様子だった、というくらいだな」
レイノス「あいつらの目的は意識集合体の莫大なエネルギーだってのに、これ以上どうするつもりなんだろうな」
セネリオ「ともかく、これらの報告を俺はナタリア女王にも伝え、俺は再びクラノスの動向を探ろうとバチカルを出ようとしていたんだが…」
スクルド「その時、突然激しい地震が起こったんです！！」
レイノス「それだけじゃない！揺れが収まったと思ったら、今度はクラノスの声が外で聞こえてきたんだ！」
レイノス「外に出てみると、空に巨大な物体が浮かんでたんだ！」
セネリオ「…その物体は空中都市『ティファレト』。かつての大戦の際に浮上したといわれる空中都市『エルドラント』を想起させる巨大な空中都市だった」
スクルド「そのティファレトからオールドラント全土に向けて、クラノスは自分たちティファレト軍に従うように言いました」
レイノス「クラノスは一通り話し終えると…威嚇として、とんでもねぇ威力の砲撃を撃ち込んできて、一瞬のうちに山を丸々一つ消滅させやがったんだ！」
セネリオ「…それは、ありえないことだった。なぜなら、それこそが俺たちの恐れてきた惑星譜術を超える譜術、『ラグナロク』だったからだ！」
レイノス「ど、どういうことだよ！？」
スクルド「意識集合体との契約を私が新たに結びなおしたから、意識集合体の力は使えないはずじゃ…」
セネリオ「ああ、そう思っていた。…だが、クラノスは俺たちが妨害してくることを見越して、対策を立てていたんだ」
スクルド「ど、どういうことですか？」
セネリオ「奴らは…契約を終えた後、意識集合体のレプリカを作っていたんだ！」
スクルド「意識集合体のレプリカを！？」
レイノス「マジかよ！？」
セネリオ「ああ、そして契約を破棄させられた意識集合体の代わりにそのレプリカを使い…最凶の譜術『ラグナロク』を完成させたんだ！」
レイノス「ともかく俺たちは、仲間たちと合流することにしたんだ」
クレア「俺のアルビオールでな」
スクルド「クレアさんは前回の旅が終わった後、懲役１０年の刑を受けたんです」
セネリオ「今回のクラノスの反乱により仮釈放され、再び俺たちと共に行くことになった」
セネリオ「まず俺たちはダアトへと向かった」
レイノス「ダアトはかなり大混乱してるみたいだったな」
クレア「反乱を起こしたオラクルの本部がある街だからな。当然の反応だ」
アルセリア「その混乱の中、どうにか私はみなさんとの合流を果たすことができました」
スクルド「セリアさんと合流してアルビオールに戻ると、そこにはミステリアさんがいたんです」
セネリオ「…相変わらず神出鬼没なやつだ」
ミステリアス「はっはっは！褒め言葉として受け取っておくぜ♪」
クレア「続いてシノンと合流するためにチーグルの森へと向かった」
シノン「地震が起きたり、空に変なものが浮かび上がったりして、チーグル達がみんなおびえてたよ…」
ハノン「みゅう…」
レイノス「俺たちが近づいてきたときも、神経過敏になってたせいかすぐに逃げ出したしな」
レイノス「最後にリンと合流するためグランコクマにやってくると、港ではガイさんとジェイドさんが待ち構えてたんだ」
シノン「二人に少し遅れて、リンもやってきたよ！」
リン「ジェイドさんは私たちに、クラノス達反乱軍への対策を協議するために、キムラスカとダアトの要人たちをここに集めることを私たちに頼んだの」
セネリオ「そこで、俺、レイノス、リン、クノンの４人はアルビオールでバチカルとダアトに向かい、各国の要人を集めた」
アルセリア「私たちはグランコクマで待機です」
ミステリアス「全員で
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