レイノス「ローレライの剣を奪われたことをグランコクマに戻ってジェイドさんに報告した」
セネリオ「ジェイド元帥は対策を考えておくといい、その日はそこで解散となった」
アルセリア「数日後、私たちはジェイド元帥に呼び出されました」
スクルド「ジェイドさんの用事…それはリンさんに新しい譜術を教えることでした」
リン「ジェイドさんが教えてくれるという譜術…それは禁譜と言われる強力な譜術『プリズムソード』『アブソリュート』『メテオスォーム』だったの」
リン「私は早速練習を初めて…一時間ほどで3つの譜術を完成させたの」
レイノス「一時間で3つ全部かよ!?」
シノン「リン、すごーい!」
リン「うん、それでジェイドさんの提案で、この禁譜をアレンジした新しい譜術を作ることになったの」
ミステリアス「てなわけで、その日からリンの新譜術習得の修行が始まったんだ」
アルセリア「さすがのリンさんでも、そう簡単には習得できないみたいですね」
セネリオ「当然だ。ベースとなる譜術があるとはいえ、リンオリジナルの譜術を1から創作するんだからな」
スクルド「それにベースとするのは禁譜…しかもそれを改良してさらに強力な譜術を作るんですからそうそう簡単にできることじゃないです」
レイノス「リンはジェイドさんの指導の下禁譜の習得に向けてがんばってた」
クレア「そして練習を初めてから4日目、その日はジェイド元帥は公務でおらず、リンは一人で練習をしていた」
リン「私はその日…ジェイドさんの言いつけを破ってつい長時間の練習をしてしまったの。そして日が昇ってきたころ、譜術を完成させることが出来たんだけど…」
セネリオ「無理がたたり、音素暴走を起こしてしまった」
スクルド「幸いにも様子を見に来たジェイドさんが、リンさんの音素暴走に気付きました」
クレア「元帥は暴走するリンの音素をいったんリンの武器『レヴァンテイン』に移し替えることで、暴走を止めたんだ」
アルセリア「そ、そんなことして大丈夫なんでしょうか?」
セネリオ「そうだな、下手に移し替えすぎれば体内の音素が足りなくなり、音素乖離を起こす可能性があるからな」
ミステリアス「だから元帥は暴走が収まるギリギリのラインでリンの音素を移し替えたってことだろうな」
レイノス「遅れてやってきた俺たちは、リンを屋敷の方へ運び込んだんだ」
シノン「しばらくして、リンは無事に目を覚ましたの」
リン「私は…ジェイドさんのお説教を受けて、改めて自分がとんでもない無茶をしたことを自覚したわ」
アルセリア「一通りお説教を終えた後、ジェイドさんは大変なことが起こったことを私たちに知らせました」
セネリオ「それは、『レヴァンテイン』の消失だった」
シノン「リンが譜術を使うために必要な音素って、全部リンの剣に移されてるんだよね?」
クレア「ああ、つまり…」
レイノス「このままじゃ…リンが譜術を使えなくなっちまうってことなんだ!」
セネリオ「俺たちに報告を終えた後、ジェイド元帥は消えたレヴァンテインの場所を探し始めた」
スクルド「レヴァンテインを見つければ、リンさんの譜術の力も武器も両方戻ってきますからね!」
ミステリアス「そして、レヴァンテインがイニシタ湿原にあることが分かった」
クレア「べヒモスという強力な魔物がいる危険な場所だな」
レイノス「俺たちは早速イニシタ湿原へと向かったんだ」
スクルド「だけど、その情報はクラノス達にも伝わってて、六神将がレヴァンテインを奪おうとしていたみたいなの!」
グレイシア「私、ルージェ、ウルド、バカの4人はレヴァンテインを奪うべくイニシタ湿原へとやってきた」
トール「俺はトールだ!」
ウルド「そして、彼らより先にレヴァンテインを見つけることが出来ました」
ルージェニア「見つけたのはいいんだけどさ…」
グレイシア「ああ、最悪なことにレヴァンテインはべヒモスの体に刺さっていた」
トール「しかもそいつ、見たことねえ譜術を使ってきやがる」
ルージェニア「ガルディオスのお嬢様の譜術の能力が宿ったレヴァンテインの力を体内に取り込んじゃったんだね」
ウルド「べヒモスが譜術を発動させたため、その音素反応を追って彼らがこちらにやってくるのも時間の問題でした」
ルージェニア「そこで、グレイの策で僕はいつも逃走用に使ってる小瓶でその場から遠く離れたんだ」
グレイシア「そしてルージェには、奴らをかく乱させるために譜術を連発してもらった」
レイノス「そのころ俺たちも、イニシタ湿原にやってきたんだが、途中で困ったことになっちまったんだ」
スクルド「強力な音素反応をたどって進んでいたんですが、途中から音素の反応が2か所に分かれてしまったの」
セネリオ「仕方なく、俺たちは2手にわかれて先に進むことにした」
レイノス「べ
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