レイノス「シンシアとルージェニアを倒した俺たちは、先へと進んだ」
リン「そこに待っていたのは…」
トール「この俺!トールだ!てめえらまとめてぶっとばしてやるぜ!!」
セネリオ「…俺たちはトールを倒し、さらに先へと進んだ」
トール「おいコラ!説明省いてんじゃねえ!」
セネリオ「別にいいだろ、他の奴ら同様倒されたことに違いはないんだからな」
ミステリアス「4回目でさすがに説明も飽き……マンネリ化してますし」
トール「ふざけんじゃねえ!ちゃんと説明しろ!」
アルセリア「え…と、トールさんのパワーは本当にすさまじかったです」
スクルド「そうですね。戦闘が開始して早々、斧を振るった風圧だけでセリアさん以外の前衛3人が吹き飛ばされてしまいましたからね」
アルセリア「はい。おかげで私はしばらく一人で前衛をすることに…」
ミステリアス「まったく、男が3人そろってなにやってんだか」
三人「ぐっ!?」
アルセリア「ともかく私は、一人前線でトールに食らいつきました」
リン「トールのパワーに負けないように、攻撃を紙一重でかわして…あの時のセリアはすごかったわよね」
アルセリア「…私は前衛の中でも一番俊敏さがないですし、パワーでもクレアさんには劣ります。だけど、こんな私でも皆さんの仲間だから…絶対に負けたくなかったんです」
シノン「セリアはいつも頑張ってるもん!力が足りないなんてことないよ!」
アルセリア「ありがとうございますシノンさん」
ミステリアス「セリアは前線を一人で戦い抜きトール相手に善戦し、見事に一撃を入れることに成功した」
トール「それで俺様は本気で奴を叩きのめすために…オーバーリミッツを発動した」
クレア「女相手に本気とは…大人げない奴だな」
トール「うるせえ!」
シノン「クレア!そんなこといったらセリアに失礼だよ!」
スクルド「そうですよ!セリアさん、女性であることのハンディキャップを結構気にしてるんですから!」
クレア「わ、悪い…」
アルセリア「き、気にしなくていいですよ」
レイノス「トールの渾身の一撃が、アルセリアを襲った」
セネリオ「セリアはどうにかその一撃を受け止め、防ぎ切った。だが……」
アルセリア「武器の斧が…破壊されてしまったんです!」
トール「武器を失った奴に、俺はとどめを刺すべく秘奥義を発動した」
シノン「だけど、そこへクレアが二人の間に入って、セリアの代わりに秘奥義を受けちゃったの!」
セネリオ「クレアをノックアウトし、再びセリアを狙おうとした奴に対し、俺はラグネルを奴の利き腕に投げつけた」
レイノス「セネリオの奇襲を受けて武器の魔斧【ミョルニル】を取り落したトールに、俺は飛びついて押し倒した」
トール「どうにか飛びついてきたレイノスを引き離すと、俺はミョルニルを探した。だが……」
レイノス「ミョルニルは、アルセリアの手に握られていたんだ」
アルセリア「トールさんから武器を拝借した私は、オーバーリミッツを発動し、秘奥義を発動しました」
セネリオ「ミョルニルの力で威力が増幅されたセリアの秘奥義に、トールは回避するすべもなく…技は直撃した」
スクルド「ですがトールは、秘奥義を受けてふらふらにもかかわらず、なおも向かってきました」
セネリオ「武器も持たず特攻してくるトールに…俺は引導を渡した」
トールside 〜負けんじゃねえぞ!〜
武器を失い、斧使いの女の秘奥義を受けても、俺の闘志は消えることはなかった
フラフラな体で目の前に入ったのは、俺の生涯のライバル、セネリオの姿だった
俺はセネリオを倒すべく向かっていき…負けた
あ〜あ〜ちくしょう!
また負けちまったぜ!
おまけに体も動かねえ!
ちくしょう!こんなところで死んじまうのかよ!
あいつの勝ち逃げなんて認めねえぞ!
いいかセネリオ!俺はお前の永遠のライバルだ!
俺以外の奴なんかに負けんじゃねえぞ!
レイノス「トールを倒して俺たちは先に進もうとしたんだが…クレアの消耗が激しかった」
スクルド「トールの秘奥義を受けたダメージが抜けきってないんだね」
セネリオ「俺たちはクレアに、しばらく戦闘から離脱して体を休めるように言ったが、奴はなかなか聞き届けてくれなかった」
ミステリアス「だけど、シノンの訴えるような目を見ると、戦闘離脱を了承した。まったくこのロリコン野郎が!」
クレア「別にそういうわけじゃない!…あいつとは、約束したからな」
リン「約束?」
クレア「ああ。命を粗末にするような無茶だけはするなとな」
シノン「…クレア。ありがとう!」
ハノン「みゅみゅ!」
セネリオ「こうして先に進んだ俺たちは、六神将最後の一人と対面した」
スクルド「ウルド……」
to be continued...
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