ミクスたちはハイリッヒガーデンに別れを告げ、
新たなキーブレード所持者がいるという
廃墟のような村にむかった。
それは夜明けのことだった。
空には綺麗な虹が架かっていた。
「ここが例の廃墟か...」
空はどんよりと暗く、風はひんやりと冷たく
何より不自然なほど村人がいない。
そんな時、人影らしきものがちらりとこちらを覗いた。
「おい!子供がいるぞミクスっ!!」
「俺は子供が嫌いだ...」
「そんなこと言ってる場合か!」
「わかったよ...」
「ねぇ君?この村の村人たちはどこに....」
「いないよ。 僕以外誰もいない....
みんな連れてかれちゃった......。
黒いフードの人達に...」
「黒いフード?13機関かっ!!」
すると突然ハートレスの集団が現れた。
何だかいつものハートレスとは、違うようだ。
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