【リク】 攻撃:80 魔力:60 耐久:70 敏捷:45 戦術:65 知識:75
特殊アイテム&スキル
『キーブレード』:伝説の鍵型の武器。さまざまな扉や鍵穴などを開く・閉じる能力を持っている。
「リクもやっぱり高いなー」
「それでも、魔法力は若干低めだな。戦術も、二人と違って低いと…」
あちらで暴走するムーンを無視して、ソラとテラがステータスを分析する。
「一応【3D】での技は本編では出始めましたが、それでもアタック技だけですからね。なので、低めに調整したとの事です」
「ちょっと待て、どうしてアタック技だけだ?」
補足を入れるウィドに、同じく避難したリクが不機嫌そうに眉を顰める。
すると、ウィドが機密情報のレポートを取り出してその項目のページを捲った。
「機密情報では…リクの場合、本編では【3D】でのアタック技・ガード&移動技しか使わせないそうです。一応、一部のマジック技は使わせるそうですがファイアやブリザト系と言った従来の魔法は使わない方針になっているとの事です」
「何ぃ!!? どうしてそうなるんだっ!!?」
「理由はあるんだが…現時点では、ネタバレに発展すんだよなぁ」
「そう言う訳なので、今の機密情報で我慢してください…――さて、あっちも終わりそうですし一旦この情報は消してと…」
ネタバレ関連の部分を司会二人が誤魔化していると、激しい物音が収まる。
見ると、半壊したスタジオの真ん中でバーサクが解けたのか、ボロボロになったムーンが床に両手を付いていた。
「ぜぇ…ぜぇ…!!」
「ようやく止まったか…はぁ、やっぱ年取るとキツいもんだな」
「それでもバーサク状態のムーンを止めるなんて凄いよ、神無さん…」
『魔剣バハムート』を肩に担ぎながら一息吐く神無に、ムーンよりもボロボロの状態のシャオが賞賛の言葉を送る。
そうして三人がスクリーンの前に戻ると、ムーンががっくりと肩を落とした。
「くっそ…いつの間にかリクのが終わってやがる。俺だけ損じゃねーか…」
「そんな事ありませんよ。今回特別に、作者リラ様から貰ったムーン用のステータス情報がここにありまして…」
「なぁにぃいいいい!!?」
ウィドから発せられた衝撃の言葉に、ムーンが目を見開く。
その間にも、リラ様に貰ったステータス情報がスクリーンに映し出された。
【ムーン】 攻撃:100 魔力:50 耐久:10 敏捷:80 戦術:70 知識:30
特殊アイテム&スキル
『キーブレード』:伝説の鍵型の武器。さまざまな扉や鍵穴などを開く・閉じる能力を持っている。
『異端のブレスレット』:ムーンの中に埋め込まれた月の力を極力押さえつける封印機能。元々は拒絶反応を抑え込むための物だが…。
『バーサク』:月の力で攻撃力を極限にまで倍増させる。しかし、その分理性を失うと言うデメリットも存在する。
「バーサク使いですから、攻撃力が最高値ですね」
「でも、耐久が半端無く低いんだな」
「それでも、攻撃力が最大値まであるんだ。まさに攻撃に特化したキャラだな」
「いやぁ、それほどでも…」
アクア、ヴェン、テラの会話に、ムーンは思わず笑みを浮かべる。
何だかんだでムーンの機嫌が良くなると、オパールがある個所を指した
「ところで、ブレスレットの説明に意味ありげな言葉があるんだけど…?」
「…気にするな、折角ムーンの機嫌が良くなったんだ…」
「ええ…『知らぬが仏』って言葉がありますから…」
「え!? 触れちゃいけない話題なのコレ!?」
司会者として事情を知ってるクウだけでなく、ウィドまでも遠い目で明後日の方向を見るのだ。よほどムーンに聞かせてはいけない内容のようだ。
「とにかく、話題を戻すが…バーサク使いってホントに強敵なのか?」
「何でそんな事言うんだ?」
「そうだよ。サイクスって『KH2』ではゼムナスの前のボスだし、『358/2Days』でもロクサスが脱走した時だってボスとして出て来たし強敵でしょ?」
ルキルとカイリが思った事を言うと、クウが機密情報を取り出した。
「この機密情報見てみろ…作者は『KH2FM』で大量の『ガードアップ』欲しさに再戦のサイクスを1時間で12回連続で倒した記録持ってるって書いてあるぞ」
『『『えええええええっ!!?』』』
「一時間で、12回…? って事は、えーと…?」
全員が驚いている中、ソラが無い頭を使って計算をする。
難しい顔で指を使うソラに、ウィドは痛そうに頭を押さえた。
「…一週間丸々の補習スケジュールを立てないといけませんね…」
「ソラ、普通に考えて分かるでしょ?」
「あの作者…再戦状態のサイクスを五分で倒してたのか…?」
カイリが呆
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