【レイア】 攻撃:5 魔力:95 耐久:15 敏捷:20 戦術:70 知識:55
特殊アイテム&スキル
『レジストロッド』:先端に水晶の付いた白い杖。キーブレードのように自分の意思によって取り出すので、持ち運びは必要ない。
『純白のローブ』:全身を覆う、金の装飾が施された白いローブ。闇の浸食を抑える為の衣装だが、実はそれ以外の効果も…。
『詠唱』:即座に魔法を発動せず、時間をかけて発動させるスキル。通常よりも威力が上がる。
「レイアは魔力と戦術と知識以外が凄く低いな…」
「魔導師タイプだからしょうがないけど、もし攻め込まれたりしたら終わりね」
「私、役立たずって事ですか…」
ルキルとアクアが分析すると、レイアがショボンと頭を下げる。
見るからに落ち込んでいる様子に、慌ててカイリとシャオがフォローを入れる。
「で、でも魔力は今まで紹介されたキャラの中でもダントツに高いでしょ? それに、いろんな魔法使えるんだから戦術もあるし」
「そうだよ! テラさん達のような攻撃中心パーティの中で、レイアさんの魔法は必須だよ!? レイアさんが回復やサポートしなかったら、テラさん達普通に怪我ばっかりしてるだろうし!!」
「ま、まあそうだな。ある程度魔法は使えるが、アクアやヴェン程得意な訳ではないし…レイアがいてくれて、本当に助かるよ」
二人に続く様にテラもお礼を言うと、レイアがゆっくりと顔を上げた。
「そう、ですね…――テラさん達と出会う前だって、クウさんは平気で無茶してばっかりでしたし、テラさんもヴェンさんやアクアさんの為に先走ったり怪我も気にせずに戦おうとしたり……いつも私だけ心配させてるのに、どうしてこうブツブツ…」
「レイア、いろいろ溜まってたのね…」
「痛いお言葉ですね、お三方?」
「嫌味か、それ?」
さっきと違って不満をぶちまけるレイアにアクアが冷や汗を掻くと、ゼロボロスがクウ達を見てニッコリと微笑む。
この挑発に乗ってしまうクウを余所に、無轟は不思議そうな顔をして軽く腕を組んだ。
「要は、怪我をしなければいいのだろう。ならば、次からは一瞬で敵を葬れるよう全力を尽くそう」
「客観点そこじゃねーよ、オッサン!!」
「そうですか? では頑張ってくださいね、無轟さん!」
「レイア、納得する所じゃないだろっ!!」
「俺達と違って、心配もさせない程強いとは…さすがは最強と呼ばれる人物だ」
「確かにオッサンは強いが、それとこれとは別なの理解してくれぇ!!」
ボケる三人に次々とツッコミを入れるクウに、ムーンが何処か遠い目で眺めていた。
「…大変だな、あいつ」
「何だかんだで、テラも天然の部分ありますし。ツッコミ役が一人だと、その内過労死するんじゃないんでしょうかね〜?」
「先生、何か楽しそうに見えるんだが…?」
「気のせいです。さ、次は最強と言われる無轟のステータスを見ましょうか」
ルキルにそう言い返すなり、ウィドは次の情報をスクリーンに映しだした。
【無轟】 攻撃:100 魔力:50 耐久:95 敏捷:75 戦術:70 知識:55
特殊アイテム&スキル
『明王・凛那』:清廉された茜色の刀身をした日本刀。炎産霊神の炎に耐えられる武器として、伽藍と言う変人の器師に作って貰った名刀。
『焔王武具・緋乃炎産霊神(ひのかぐつち)』:炎産霊神の力を最大限に発揮し、全ての能力を飛躍的に上昇させるスキル。その際霞の炎を身に纏い、刀も炎を吐き出し続けて真紅の双眸に変化する。
「最強だけあって、ステータスがかなり高いな…」
「魔力や知識は低いとは言え平均的…さすがの一言だわ」
「しかも、これ以上にパワーアップするのかよ…」
ヴェン、アクア、ルキルが唖然とする中、息子である神無も驚きながらステータスを眺めていた。
「まあ、俺は記憶の親父と戦ったけどここでは若い頃の親父だろ? これぐらい強くて当たり前だよな…」
「マジで味方にして良かったのか、オッサン…」
「頼もし過ぎて、逆に不安になってきたんだが…」
パーティメンバーでもあるクウとテラも青い顔をしていると、炎産霊神が自信ありげに胸を叩いた。
『もー、大丈夫だって。ドーンと大船に乗った気持ちでいなよ!』
「ああ。少なくとも、足手纏いにはならない筈だ」
「確かに、オッサンは足手纏いにはならねーよ…――俺達がオッサンの足手纏いになるんだからよ…」
クウがボソリと呟くと、ほぼ全員が頷いた。
攻撃、耐久はここにいるメンバーの中では一番上で、その他のステータスも平均またはそれ以上なのだ。自分達が戦う前に敵がやられるのがオチだ。
それに加え、通常以上パワーアップしようものなら加勢の筈が巻き込まれてしま
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