*読者の皆様はもう一度想像力をフルに働かせてご覧ください。
Light my fire
(時計の様な映像が流れた後、紗那が炎に包まれて黒髪から赤髪に変えた後、燃え盛る炎の中を走りながら炎を宿した刀で画面を切り裂く)
今解き放て 秘めた思いを
(緑色の不思議な空間で神月が姿を変えながら振り返り際に去って行くのを、紗那が走って追いかけて手を伸ばす。その後に青空をバックにロザリオのペンダントを首に掛けた黄泉が映る)
無に還る現実 断ち切るために
(研究所のような場所でベルフェゴルとラムリテ、星空と一つの塔をバックにイザヴェル、同じく星空の中神殿のような場所でウラドが座り、歩くアルビノーレ、祈りを捧げて目を開くヘカテーが映る)
運命が必然だとしたって Nobody can predict what will happen
(横になってシーツの上で眠るブレイズの上から、順に菜月、オルガとアーファ、睦月が半透明の状態で続けて登場する)
必死に抗ってくんだ その瞳(め)に映した未来を
(セイグリットがいて、順に皐月、リヒター、チェル、フェイト、そして最後にディアウスとプリティマが登場する)
この手――
(ヴェリシャナが手を動かして仮面を付け、背後から大量の包帯を出――)
ガシャァァァーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!
「あー、まだ映像途中だったでしょー。どうせなら切りのいいところで壊しなさいよ」
スクリーンを拳で壊したディザイアとアバタールの二人に、オパールが文句を垂れる。
そんな彼女に、イシリアが恐る恐る問いかけた。
「あの…こんなのも、作っていたのですか…?」
「どうよ、あたしが作った夢旅人キャラ版『灼○のシ○ナ』のOP。尺繋ぎ用に用意したの。まっ、どっちみち時間無くて全部は完成してなかったから別に壊されても――」
「オ、オパールさん…!」
「おい…後ろ、後ろ…!」
何処か得意げに話していると、突然キサラとシュテンが顔を引き攣らせてオパールの背後を指した。
「え? 後ろがなに…――ヒイッ!?」
「おい…これの何処がお供え物だ…!!! いい加減にしろよ…!!!」
「前半と違って、朕が一つも登場していないではないかぁ…!!!」
「何故私があのような体制で寝ているのだ…!!!」
「私と神月が主役って…!!!」
「将来敵対するパターンよな、あれぇ…!!!」
「オイラは一度黄泉に振られるパターンですかぁ…!!!」
そこには、黒い炎を纏って鬼のような笑顔を作るディザイアとアバタールだけでなく、ブレイズ、紗那、神月、菜月まで揃っていた。
「ちょっと!? なんか人が増えてるんだけど!? 大体、これ作ったのあたしだけじゃ――!!」
とんでもない光景を目の当たりにし、慌ててウィドへと目を向ける。が。
「瞬羽」
オパールと目を合わせる間もなく、ウィドは一瞬でその場から消えた。
「あー!! 逃げたー!!」
『『『オパァァァァァァァァァルゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!』』』
「と、とんずらーーーーーーーーーーーっ!!!??」
世界すらも揺るがす雄叫びに、オパールも盗賊のごとく逃げ出したのは言うまでもない…。
【オマケコーナー(嘘タイトル)】
「さて、あの六人がいなくなってから言うのも何だが――アイネアスとサイキの出番が無かったな」
逃げたオパールを追いかけたアバタール達を見送り、アルカナはずっと黙っていた二人に目を向ける。
話の流れの都合上、全員で叫ぶ以外に個別に二人のセリフを用意されなかった。基、出来なかった。
「あら、ご心配には及びません」
「こんな事もあろうかと、これを用意していた」
しかし、サイキとアイネアスは気にしていないのか笑顔を浮かべある物を取り出した。
「あの…それ…デュ○ルディス○?」
遊○王デッキがセットされた代物にイシリアが呟くと、サイキはニコニコ笑いながら腕に装着した。
「あら、今日は私達作者の誕生日よ。たっぷりとファンサービスしなきゃ」
「いや、お前はドSなキャラでもなければ会心して熱いキャラになるでもないだろ?」
「何を言う。希望と絶望を与え、敵から味方になると言う所は合ってるぞ」
「胸を張って言う事か!?」
何処かズレた会話に続けざまにツッコミを入れるキルレスト。
そうこうして居る内に、二人の準備は終わった。
「それでは行きましょう、アイネアス。手加減は無用よ」
「それはこちらのセリフだ」
「「デュエル!!!」」
開始宣言と共に、二人を中心に特殊なフィールドが浮かび上がる。
これにはラムリテは頭を押さえてベルフェゴ
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