第一ラウンド
GM「それでは、戦闘配置の説明だ。まず、君らが一つのエンゲージに入っている。そこから5m離れた所に三体のジャーム――A・B・Cが一つのエンゲージにいる。更にそこから10m離れた所に符宴がいるぞ」
ツバサ「はぁ!? 取り巻きまでいるの!?」
SM「ちなみに、全員Dロイス『戦闘用人格』を所持している。戦闘終了条件は「符宴及び取り巻き達を全滅させる」事だ。まー、頑張ってくれよ」
グラッセ「範囲攻撃、取っておけば良かったですね…!!」
GM「さて、ここで符宴はEロイス『破壊神顕現』を使用する! 今回のこの効果は、「PCが全滅した瞬間、町は壊滅的被害を負う」と言ったものだ。事実上バッドエンド一直線だね」
SM「それじゃ、セットアッププロセスに入るよ。そちらの宣言はあるかい?」
ツバサ「こうなったら出し惜しみしない!! 《戦術3》発動、このラウンド中ボク以外の三人のメジャーのダイスを3個与える! 浸食率105%!」
クウ「四の五の言ってられない! 俺も《クイックダッシュ3》を使用して三体の敵のエンゲージに隣接する! 浸食率144%!」
SM「それじゃあ…俺もやるとするぜ。ジャームBは《灰色の庭2》を凍矢に使用だ、行動値を−6下げるぜ!」
グラッセ「うえぇ!?」
ムーン「この野郎、支援の要を奪ってきやがった!?」
SM「一番素早い奴の行動を下げて作戦を狂わせる。ターン式の戦闘じゃよくある事だろ?」
ツバサ「よし、ジャームBをぶっ倒そう」
GM「さて…順番はこのようになるね」
ジャームB(14)
金符宴(11)
ジャームA(9)
翼・ジャームC(8)
月・空(蒼空)(6)
凍矢(3)
グラッセ「圧倒的に遅い!!」
ツバサ「ど、どうしよう…!? 敵が全体的に早い…!!」
クウ「何が何でも取り巻きをぶっ倒さないと後がない――主に俺が!!」
GM「うんソウダネー」
翼『皆、ここは全力を出すよ! 空さんも気にせず突っ走っちゃって!』
蒼空『ああ!』
翼『凍矢、君も支援に集中を――凍矢!?』
凍矢『か、身体が重い…!』
月『バロールの力だ! く、相手は…!!』
GM「それでは、イニシアチブ。まずはジャームBだ。マイナーはなし。メジャーで《コンセントレイト3:バロール》、《黒の鉄槌2》、《雷の槍2》を使う。合計ダイス14個、攻撃力14、達成値無しでC値7の射撃攻撃だ。
相手は空、と言いたいが、《雷の槍》を組み合わせた攻撃はエンゲージ隣接状態のキャラには攻撃出来ないんだよね――なので、次に浸食率の高い月にしよう!」
グラッセ「くっ…させません!! 《炎陣1》を発動して月をカバーリング! 《氷雪の守護3》でガードです! 浸食率は96%!」
《命中判定》
17D+4(C値7)→27
《ダメージ算出》
3D+14→36
《ガード判定》
3D+7→18 36−18→18
グラッセ「イチタリナイ…いや、どっちみちHP0か。《リザレクト》します!」
《リザレクト》
1D→4
グラッセ「HP4回復、浸食率も4上がって丁度100%…ここからはロイスで賄わないと」
ツバサ「……ねえ、今気づいたんだけど。位置的に蒼空さんって、凍矢に守ってもらえないんじゃ…?」
男三人「「「………あっ…」」」
SM「さーて、それじゃあ俺の番だ。符宴はここで《加速する刻2》を発動! イニシアチブプロセスに割り込んで二回行動を行うぜ! まずは《タブレット3》を使用して、このエフェクトの射程を〈視界〉に変更だ。メジャーは《コンセントレイト3:ソラリス》、《流血の胞子3》、《茨の輪2》、《ポイズンフォッグ3》を使ってお前ら三人にダメージの代わりに邪毒Lv3、あらゆる判定のダイス−2を与えるぜ!!」
凍矢「ダメージを受けないなら好都合だ!! 《炎陣1》を発動して月を庇います! 浸食率102%!」
翼「…ボクは回避するよ」
《命中判定》
9D(C値7)+4→19
《回避》
5D→17 失敗
ツバサ「行けると思ったのに!?」
SM「なら、お前ら三人に固形物を投げた瞬間、一気に毒ガスが噴き出すぜ! 判定のダイスは2個減少し、クリンナッププロセスに邪毒の効果で9のダメージを受けるぞ。さて、次もそのまま俺の番だな」
符宴が小さな何かを遠くの三人へと投げつける。
そこから紫の毒ガスが噴射し、とっさに庇った月以外は吸い込んでしまった。
翼『な、何にも見えないよ…!』
凍矢『う、うぐ…!!』
蒼空『凍矢! 月、翼!?』
符宴『おっと、次はお前の番だぜ裏切り者ぉ!!』
月『――そいつはどうかな?』
グラッセ「ここで『触媒』を発動!! 符宴のイニチアチ
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