グラッセ「ところでGM。さっきから気になっていたんですが…もう一冊机に載ってる本があるんですが、これは?」
GM「これは【エフェクトアーカイブ】。こちらもシナリオ開始前に事前に入手したんだが…今回のセッションでは使わないよ」
ツバサ「どうして?」
GM「これはサプリメントではなくデータ集なんだ。【エフェクトアーカイブ】はタイトルから察すると思うが、基本ルルブ1・2&IC(インフィニティコード)で登場したエフェクトのデータの再構築も取り入れている。新規エフェクトはもちろんあるが、現段階で登場したエフェクトの一部のデータが強化されたり弱化してバランス調整を行っている。まだ僕ら…基、作者が変化に慣れず急には使えないって言うのもあるんだけど…」
SM「取り入れたら、この中の一名が『確実に』弱体化してしまうので…今回は見送りとなりました」
クウ「弱体化するのか? もしかして、ムーンかツバサか?」
ムーン「何で俺だよ?」
クウ「いやだって、どう考えてもそうだろ? ま、その点俺はHP消費の代わりに安定してるしー? どう考えたって強くなる「お前だよ」へ?」
GM&SM「「弱体化するの、お前だよ(あなたです)、クウ」」
クウ「何で俺ぇ!!?」
GM「現在習得している《破壊の血》ってエフェクトあるだろ? アーカイブでは『リミットエフェクト』と言う、一段階レベルの上がったエフェクトに指定されるんだよ。リミットエフェクトを習得するには《赫き剣》を最大レベル――通常は5レベルなんだが、七雲空はピュアブリードだから最大レベル7まで上げた後に、新たに15点分の経験点を使わないと習得出来ないんだ」
クウ「ちょ、ちょっと待て…! 今の《赫き剣》のレベルは2だから…習得し直すのに40点必要になるのか!? 今の《破壊の血4》をリビルドしても30点…やべえ、習得し直すだけで色々足りなくなる…!!」
ツバサ「うわぁ…師匠、リミットエフェクトの短所に見事に嵌ったよ…」
GM「逆に凍矢は《氷結の守護》の防御が強化される。月と翼は特に変わらない――お前だけだよ、大幅に弱体化するのは…」
クウ「何で俺だけ…!!」(orz)
GM(まあその分、《赫き剣》の攻撃力の固定値が2から8に跳ね上がるんだけど…)
SM(《破壊の血》とのコンボが使えないとなると、どうしても攻撃力は落ちますからね…)
GM(逆に言えば、《破壊の血》も攻撃力が〈Lv×2〉→〈Lv×3〉、ガード値5の強化補正を受けているから、習得すればかなりパワーアップするんだけど…あいつはピュアブリードだから経験点が余計に嵩むんだよねぇ)
SM(とは言え、ブラム=ストーカー…馬鹿に出来ない程アタッカーとして優秀ですよね。HP消費のデメリットはあるものの白兵・射撃・RC攻撃にバステも充実。しかも特殊能力の【従者】を使えば人数を増やせますし、攻撃も支援も強化も壁にも出来る――EA導入したら、攻撃力は外伝含めた登場キャラの中で一番高くなるんじゃないでしょうか?)
GM(作者的にはネタで仕込んだのに、まさかこんな化け物と化すとは…経験点が嵩む欠点があるから、どうにかならずに済んでるけど……月もキュマイラだから、バ火力が二人パーティにいる状態か…まあ、安定していると言えば安定したパーティだけど)
SM(何がともあれ、KHキャラの枠で言えばもうこれレクセウスやサイクスと同類ですね…二つのエフェクトを最大レベルまで上げたら武器の固定値で43、【戦闘用人格】の効果もありますから下手したら中ボス一撃どころか、100ダメージ超えも夢ではありません)
GM「――そう言う訳で、今回は見送りだ。次する時はこちらも取り入れるが、今回同様ある程度はリビルドを設けるから。それじゃ、キャラの成長を行ってくれ」
SM「その前に、観覧者の方もご一緒にこちらのトレーラーをご覧ください」
昨日と同じ今日
今日と同じ明日
世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
だが、人々の知らない所で世界は既に変貌していた――。
心に刻まれた深い傷痕。
胸の内で激しく燃える、憎しみの炎。
闇に掻き消された感情が蘇る時。
復讐に燃える少年は、真なる悪を知る事となる。
二つの裏切り。少年が選ぶのは全てを喰らう闇か、全てを照らす光か。
悪意に蝕まれた飢餓した魂が求めるモノは、何なのか――?
ダブルクロスThe 3rd Edition【Hate and pain(ヘイトアンドペイン)】
ダブルクロス―――それは“裏切り”を意味する言葉。
グラッセ「これは、何というか…」
クウ「こいつが関わっている事からして、色々裏がありそうだな」
ムーン「どんな話だろうと、最終的にリクを殺せればそ
[3]
次へ
[7]
TOP [9]
目次[0]
投票 [*]
感想
TOP
掲示板一覧
ゲームリスト |
ゲーム小説掲示板
サイト案内 |
管理人Twitter
HOME