ミドルフェイズ1 シーン5〈集う者達〉
シーンプレイヤー 闇代月
GM「それでは、ミドルフェイズに入るぞ。シーンプレイヤーは月、全員で登場して貰うよ」
四人「「「「シーンイン!」」」」
《シーン登場》
凍矢1D→7 31%→38%
月1D→10 45%→55%
空1D→4 38%→42%
翼1D→5 42%→47%
ムーン「ワー、オレカットバシテルー」(白目)
クウ「てめえの親父ぶっ殺せるからって最初から飛ばし過ぎだろ…」
SM「フフフ、三倍振りも悪くはないですよぉ?」(黒笑)
ツバサ「悪魔の囁きが…!」
研究所を脱走した月は、一日かけてある巨大ビルの前に来ていた。
闇代グループ。表向きは世界に向けて様々な企業をしているが、裏ではUGNと繋がっていてレネゲイドに関する研究やオーヴァードの支援をしているのだ。
月『ここが親父の会社、か。ククク…まさかこんな日が来るなんてな…!! さーて、そのまま乗り込んで親父を暗殺してやるぜ!! 首洗って待ってろ陸ゥゥゥ!!!』
空『――バカか、てめぇ。こんだけでかい会社の上にUGNと繋がってるんだ、オーヴァードに対するセキュリティ関連だって完璧だろうが』
月『空!? 何でてめえがここにいんだよ!?』
空『ちょっとした依頼でな、ここの社長に用があんだよ。で、お前はその社長の一人息子って聞いてな。会えるようにアポとか取ってくれるとありがたいんだが?』
蒼空(おい、相棒!)
空『黙ってろよ、宿主。いいだろ月? 俺とお前の仲』
―――ザシュ!!
空&蒼空『(…エ…?)』(前髪の一部が切られる)
月『ああぁ…!? 誰が奴の息子だってぇ…!!』(爪を鋭くし、目が血走っている)
空『ア、アカリ…サン?』
月『次んな事言ってみやがれ…!! その口ごと顔の肉剥ぎ取ってやるよぉ…!!』(殺気のオーラ)
空『わ、分かった…!! だから落ち着け、な!?』
蒼空(…こいつにとって、父親の話は厳禁だな…)
凍矢『よ、良かった! やっと見つけた…って、空さん!? どうしてここに!?』
月『グラッセじゃねーか、何でこんな所に?』
凍矢『ムーンの心配しに来たに決まってるだろ!! でも良かった、まだ無事で…!』
月『なんかよく分からないが…迷惑かけたな、グラッセ』
凍矢『――で、空さんはどうしてここにいるんですか? まさか、闇代家と手を組んでいるFHはあなたの事ですか?』(周りの空気が凍り付く)
空『オ、オイ…何だ、この冷気は…!?』
蒼空(ご、誤解だ!! 詳しい事は言えないが、今の俺達は何でも屋としてUGNの正式な依頼を受けているんだ!! 相棒、依頼書見せろ!!)
空『お、おうっ!』
そうして、依頼書――内容は書いていなく、依頼人のサインがついた紙を二人に見せる。
月『…この依頼書、信頼出来るのか?』
空『ああ言えばこう言いやがる…!!』
凍矢『って、今の声。まさか蒼空さんなんですか?』
蒼空(ああ…うちのセルの繋がりを使って、戦闘用人格持ちの奴らと接触出来てさ。他の人とも会話出来る方法を伝授してもらったんだ)
空『この方法を習得するのに、数日かかったけどな。ま、宿主が表に出ていても俺の声も同じように聞こえる。オーヴァード限定だが、これで俺達と会話する時は不便じゃなくなったつもりだ』
凍矢『へぇ…レネゲイドって本当にいろんな事が出来るんですね』
三人が話し込んでいると、突然空気がざわつく。
同時に、周りにいた人達が次々とその場に倒れ込んだ。
月『《ワーディング》!?』
翼『もう――再会して話し込むのはいいけど、大声で騒ぐし、エフェクト使うし、さっきから目立ちすぎだよ?』
月『翼っ!? お前もか!!』
翼『久しぶり凍矢、月! こんな所で会うなんて偶然だねー!』
凍矢&月『『………』』(黙って身構える)
翼『な、何でそんな警戒心MAXなの?』
凍矢『すまん、翼。今の俺達はFH所属の奴らを警戒しているんだ』
月『親父と繋がってるなら、この場で殺す』
翼『月が物騒過ぎるよ!?』
空『翼、お前がいるって事は俺らのセルも動いているのか?』
翼『違うよ。ここに来たのはボク個人のちょっとした目的の為、ボクらのセルとは何の繋がりもないよ』
凍矢『それ本当か?』
翼『裏はとれるよ。でも、そこまで警戒してちゃ本当でも信じないでしょ?』
凍矢『………』
翼『詳しくは言えないけど、ボクの目的はここの社長さんに聞きたい事があるんだ。でも、このビルに忍び込もうにも出来なくて立ち往生してたんだよねー。流石はUGNのパイプを持つ大企業だよ』
空『俺も――いや、俺達の依頼も社長に会わない事には始まらない。お前らの目的も
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