ミドルフェイズ3 シーン7〈FHの協力者〉
シーンプレイヤー 七雲空
GM「次は予定通りFH組の情報収集だね。シーンプレイヤーは空。それじゃ、シーンインしてくれ」
《シーン登場》
空1D→9 42%→51%
翼1D→9 47%→56%
クウ「一気に上がったな…」
ツバサ「どうせなら情報収集の時に出て欲しかったよ…」
GM「では君らの情報収集だが、こういったプランを考えている(紙を差し出す)」
クウ「ほうほう…ならGM、これはいいか?」
ツバサ「あ、だったらボクも相談があるんだけど…」
凍矢達が学校で協力者に接触している頃、空と翼は会社から少し離れた裏路地でこれからの相談をしていた。
空『さて、どうするか…今回は完全に私用だから俺らのセルは使えないし。そういや翼、お前どうして闇代グループを調べようとしているんだ?』
翼『あ、うん…空さんは闇の守護者って知ってる?』
空『闇の守護者?』
翼『ボクも詳しくは分からない。ただ、知り合いのレネゲイドビーイングが闇代家は闇の守護者と何らかの関わりがあるって話を聞いたんだって。で、ボクは月の知り合いだから代わりに調べて欲しいって頼まれたんだ』
空『ふーん、わざわざお前がか?』
翼『だってアニメみたいじゃん!!! 守護者に隠された秘密、彼らが守る闇…ロマンだよ!! ゲームの世界みたいだよ!!! オタクとしての血が騒ぐってもんでしょおおおおぉ!!!』
空『そ、そうか…』(ドン引き)
翼(これだけ演技してるんだ、ボクの疑いは何もないよね!)
空(こいつ、頭がアレだったな…)
蒼空(……だが、その話は初耳だな。とは言え、俺達は月の事何も知らないからな)
翼『うん、月とは立場が違うもんね…こればっかりは仕方ないけど』
蒼空(知らないなら、これから知ればいいさ。それであいつの力なれるならな)
翼『く…蒼空さん』
???『やはり、あなたは変わりませんね。あの頃からずっと』
第三者の声に、二人が振り返る。
そこには、前の事件の際に世話になった暴力団頭領の御剣がいた。
空&蒼空『(御剣っ!?)』
御剣『仕事でこの町に伺ったのですが、まさかまた会うとは思ってませんでした。で、何やらお困りのようですね』
空『――宿主』
蒼空(あ、ああ…丁度いい。御剣、腕のいい情報屋を知らないか? 今回はFHとは関係ない独自の仕事だから、所属しているセルのメンバーを使えないんだ)
御剣『情報屋、ですか…本場ではないですが、それなりに情報を持っている人間がいますよ。この店に最近出入りしているようなので、行ってみるといいかと。話は私から通しておきます』
翼『ありがと、御剣さん!』
御剣『一応、彼とはビジネスでの付き合いですからね。それでは』
GM「では、君らも情報収集をやって貰おう」
クウ「まずは俺から行くぜ。『“闇”の守護者』を〈FH〉で。コネは要人の貸しでダイス+3するぜ」
“闇”の守護者 (情報:ゼノス10 UGN/FH12)
空4D+2→26 成功
クウ「うっしゃあ!! 連続クリティカルだぜ!!」
ウラノス「ガルルルルルルゥ…!!!(訳:てめえも俺と同じ社会不適合者なのに…!!!)」
ガイア「嫉妬は見苦しいよ、ウラノスお兄ちゃん」
ツバサ「それじゃ、ボクも続けていくよ! 《セキュリティカット》を発動させて、『会社のセキュリティについて』を〈RC〉判定で挑戦だ! 出来れば《光の手》も組み合わせたいけど、ここは温存しておくよ。浸食率は57%」
会社のセキュリティについて (裏社会13)
翼2D+5→20 成功
ツバサ「凄腕スパイにかかればちょちょいのちょーい!! 突破されたくなかったらもっとセキュリティを倍に固めるんだね!!」
GM「ああもうこの師弟は…!!」
SM「凍矢以外、全員クリティカル叩き出しましたね……さて。ここも先程と同じように情報は同時に公開しましょう」
二人が御剣から貰った情報を頼りに、裏路地を進んでいく。
そうして辿り着いたのは、一軒の古いバーだった。
空『ここに御剣が用意してくれた情報屋がいるらしい』
翼『見た目はただのバーだよね…? 本当に?』
蒼空(大丈夫だ、あいつは信頼できる。警察時代に知り合った俺と関係を結んでいるくらいだぜ?)
空『そう言う事だ、行くぞ』
そう言って、二人は店に入る。
中には髭を無造作に生やした老人のマスター。そして、カウンターで掃除をしている若い青年の従業員が一人いた。
従業員『いらっしゃいませ、ご注文は?』
空『マスターのおすすめで』
従業員『おすすめ、ですか?』
空『ああ。それとエスプレッソを3つ、アイスティー1つ、季節の
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