SM「では、まずはイニシアチブプロセス。宣言はないのでメインプロセスは陸の番です。
マイナーは放棄、メジャーでEロイス『無限を継ぐ者』を発動させます。今回の効果は『月が陸に攻撃し、戦闘不能または死亡させた場合、新たな“闇”の依代になる』と言うものです」
ムーン「ふあ!?」
ツバサ「えーと、もし依代になっちゃったらどうなるの?」
SM「私と〈意思〉判定をしたのち、失敗すれば即座に月の持つ全てのロイスがタイタス化してジャームとなり、私の操り人形と化します」
ムーン「なんだ、それなら楽勝――」
SM「ちなみに、私の〈意思〉技能は30ありまして」
グラッセ「それもはや強制イベントですよね!? 踏み込んだ瞬間に終わるデストラップですよね!?」
ムーン「よーし、冷牙ぶっとばーす!! こんな罠仕組んだSMぶっとばすぞー!!」
ツバサ「それはともかく、陸さんの行動は終了だよね! ボクの番…」
SM「いいえ、次のイニシアチブプロセスで《加速する刻3》を発動して行動を割り込みます!」
ツバサ「う ん し っ て た」
SM「マイナーは《千変万化の影1》《原初の青:ターゲティング1》《毒の刃5》で両手の〈キーンナイフ〉に影を纏いつつ毒を仕込みます。
メジャーで《コンセントレイト3:エグザイル》《貪欲なる拳4》《原初の赤:コントロールソート1》更に《果て無き円環》で手に入れた《原初の赤:マルチウェポン1》。更に《妖の招き2》《異形の祭典3》《伸縮腕3》を組み合わせ、両手のナイフを使って射程:視界の白兵攻撃を四人に繰り出します!
ダイスは補正合わせて26個、攻撃力20、達成値2、C値7、1点でもダメージを与えたら私のエンゲージに引き寄せます!」
ツバサ「人数指定の攻撃!? 範囲じゃないなら、ボクの《ミスディレクション》使えないよ!?」
グラッセ「くっ! 《炎陣2》を月に発動! 更に《氷雪の守護4》と《吹雪の守護2》を発動して俺と翼のダメージを――!」
SM「甘い! その三つは《デビルストリングス3》で全部打ち消す!!」
グラッセ「んなぁ!?」
ツバサ「エグザイルのチートエフェクト持ってた!」
クウ「確かそれ、相手が使ったオートアクションのエフェクトをレベル分打ち消すエフェクトだよな…! 意地でも俺達に攻撃当てる気かよ!」
グラッセ「く、駄目元で《氷盾4》発動! 俺のガード値を20上げて、ロイスを守り切る! 浸食率は打ち消した分も合わせて113%!」
GM「では、判定だ!」
《命中判定》
26D+2(C値7)→37
ムーン「俺は…! 21、駄目だ!」
クウ「…駄目だ、一回もクリティカルしない。8だ」
ツバサ「ボクは〈暴走〉状態だからリアクション不可で当たる」
《ダメージ判定》
4D+20→33
GM「さて、凍矢の場合はガードですが〈キーンナイフ〉の効果でガード値を−10してください」
グラッセ「えーと…! 現在のガード値が26だから、16。装甲を合わせると28だから…ダメージは5! HP22で生き残った!」
クウ「俺は装甲10あるが…駄目だ、やられた! 黒須のロイスをタイタス昇華して復活だ! HP15!」
ムーン「全回復してれば俺も蒼空も生き残ったのに! 仕方ない、ここは狭間のロイスをタイタス昇華! HP19!」
ツバサ「ボクはどっちみち駄目だよ…! もったいないけど、ラグナさんのロイスをタイタス昇華して復活だよ! HP12!」
冷牙『まずはお手並み拝見…死なないでくださいね!!』
冷牙の周りから闇が噴き出し、それは幾多の鎖に姿を変える。
そうして冷牙が一本の鎖を掴んで振るうと、他の鎖も連なって近くの蒼空だけでなく月達にまで伸びる。何本もの黒い鎖は縦横無尽に動いて容赦なく四人を滅多打ちにした。
冷牙『おやおや、もう終わりですか? ん…?』
凍矢『――この氷壁は崩さない』
三人が傷だらけで倒れる中、一つだけ残った氷塊の盾。
ボロボロの氷の盾が砕けると、能力を打ち消した筈の凍矢が立っていた。
凍矢『意地でも守り抜いてやる――それが俺の力だっ!!!』
月『よく言った、グラッセ…! てめえなんかに、負けるかよ…!』
蒼空『このくらいの攻撃…黒須の電撃に比べれば、何でもねえ…!』
翼『ボクだって、面白そうな人に出会えたんだ…もっともっとお話ししたいんだよね…!』
冷牙『ふふ…流石です。ですが、まだまだ私の欲望を満たすには足りなくて。さあ…この力、もっとまじかで見せてあげます』
再び立ち上がった三人に冷牙が笑うと、全員の足元から鎖が飛び出して体を拘束して引っ張られる。
月『みんな…!?』
冷牙『坊ちゃんは寂しがり屋ですからね、ちゃーんとお友達も一
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