第一ラウンド
GM「それでは、戦闘を始めましょう。PC4人は同エンゲージ、そこから10m離れた所に神影兄妹が同エンゲージにいます。図で表すとこうです」
(PC4人)―――10m―――(雷神・恋火)
オパール「うっわー…とんでもない敵が来たわね」
スピカ「そうでもないわ。この二人、現代ステージでのシンドロームや戦闘方法を考えれば範囲やシーン攻撃を取れないもの。単体攻撃しか出来ないなら、被害は二人か一人で済むはず」
クウ「そうなのか? だったら安心だな」
スピカ「ええ。私達みたいに戦闘方法が変わっていなければ、ね」
クウ「一気に不安になった…」
SM「そうそう。今回の終了条件は敵二人の戦闘不能だよ」
GM「それでは、戦闘開始です。まずはセットアッププロセスから行きますが…そちらは誰も使えませんよね?」
オパール「使えないな〜…」
SM「それじゃ、こっちの番だ。雷神は宣言無し、恋火は《エターナルブレイス4》《先陣の火2》を発動させるよ。攻撃力16に行動値−5だけど行動値を10上げるよ」
スピカ「《エターナルブレイス》のデメリットを打ち消してきたわね…!」
SM「行動値はこのようになるよ!」
星華(16)
蒼空(12)
恋火(10)
リカ(7)
雷神(6)
響(5)
SM「…それでも二人の方が先手取れるって何なんだい?」
GM「エンジェルハイロゥもブラムも感覚が高いですからね〜…」
スピカ「さて――それじゃ、俺が先に行ってもいいのか?」
GM「はい、どうぞ」
スピカ「ならば先手必勝――と言いたいが、俺は待機を宣言する」
オパール「え? 攻撃しないの?」
スピカ「それでもいいんだが、恋火の攻撃は上手く行けば《カウンター》で潰す事が出来る。相手が攻撃しなかったらしなかったで『アサシネイター』の効果でダイスが増えるからな。そう言う訳で先陣は頼む、恋火より雷神がよっぽど面倒だからな」
クウ「いいぜ、任せときな。俺の番、マイナーで《ブラッドコントロール1》!
メジャーで《コンセントレイト2:ブラムストーカー》《紅の刃2》《レネゲイドスマイト1》ついでに《ブラッドバーン3》で雷神に攻撃だ!
ダイスは8個、攻撃力17、達成値9、C値8、浸蝕率は97%! ここで『貴人の礼装』の効果を発動! HP5消費して達成値を+5上げるぜ!」
《命中判定》
8D+14(C値8)→46
GM「ふむ…どうします?」
SM「早いがやってしまおうか。恋火は《殺意の壁3》を発動! 攻撃力を9減らしてもらうよ! リアクションはこの達成値じゃ無理だからしないよ」
クウ「なっ!? ええい、やってやる!」
《ダメージ判定》
5D+8→48
ルキル「本当にやりやがったぞこいつ…!?」
オパール「ねえ、5個のダイスで40出すって何なの? ダイス目が9, 10, 9, 9, 3ってなんなの?」
クウ「マスターの力量って事だろ。あ、HPは19に減らすぜ」
右手首に歯を当て、ためらいなく噛み切る。
そうして流れる血はドレスの袖から染み込んでいき、服の右部分が黒から赤に色を変える。
自分の血を吸い上げた事で、この服に宿るレネゲイドが目覚める。その力の高まりを利用して、何時もより鋭い羽根を雷神にぶつけた。
雷神『がっ…!』
蒼空『ハッ、身の程知らずが…!! 俺は腹の居所が悪いんだよ、鬱憤晴らさせて貰ったぜ…!!』
恋火『FHのマスターなのに、UGNに味方してるあんたのようがよっぽど身の程知らずだよ!! 骨も残らない程燃やしてあげるよ痛々しいゴスロリ女!!』
蒼空『誰がゴスロリだぁ!!!』
リカ『まあ、宝塚のような派手な服を公共の場でも平然と着てたらな』
響『あたしの衣装も変だけど、蒼空のと比べたらねぇ』
星華『大丈夫だ蒼空!! ゴスロリは20代なら後半だろうと世間的に許される範囲だ!!』
蒼空『お前らブチコロスッ!!! このドレスと一緒に血染めにするぞゴラァ!!!』
エン《蒼空、敵はあっちです。加虐暴走起こさないでください》
GM「次は恋火の番だよ。マイナーで《完全獣化4》《白熱5》《ハンティングスタイル2》を使って炎の化身に変貌しながら四人のエンゲージに入る。
メジャーは《コンセントレイト3:サラマンダー》《炎の刃5》《紅蓮の衣4》《深き傷痕3》、更に《獣の魂2》追加だ。
ダイス21個、攻撃力36、達成値10、C値7の単体攻撃。ガードした場合、更に20点のダメージ追加に、ダメージを与えたら次の攻撃を−6して貰う!」
ルキル「おいもうダイスも攻撃力もおかしいぞ!?」
スピカ「上等だ、攻撃なら俺に来い!! 来いよ、恋火! 武器なんて捨ててかかってこ
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