雷神『チッ、一旦下がらせてもらう!』
これ以上は戦えないと判断したのか、雷神は気絶した恋火を抱えて逃走する。
四人はあえて深追いはせず、敵を見送った。
星華『どうにか引かせたな。蒼空、大丈夫か?』
蒼空『これぐらいの怪我、何てことねーよ』
響『………』
リカ『響、立てるか?』
響『ありがと、リカ…』
リカ『ボロボロだな。どこかで手当道具を補給できればいいが…』
響『……凄く強かったね、星華さんと蒼空』
リカ『…そうだな。俺達よりも強かった』
響『力になりたいって思ってついてきたのに…あたしの歌、全然役に立たなかった…』
リカ『それを言うなら、俺なんてこの鍵を使ってもあいつに傷一つ与える事なんて出来なかった。響の方がよっぽど役に立ってる』
響『そんな事ないよ…』
リカ『…俺なんて、この力まで使ったのに…!』
星華『二人とも、会話はそこまでだ。誰かが来る前にすぐに部屋に入ろう』
リカ『分かった』
GM「刺客を退けたあなた達はデータベースに入りました。シーンはさっき行った判定に3つは成功しているので継続で構いません」
クウ「なるほど。確かに楽だな」
SM「そして、判定に4つ成功しているから情報収集の前に一度だけ購入判定が可能だ。ただし、武器や防具はこのシーンが終わってから貰える形になるよ」
ルキル「購入判定はありがたいな。誰か欲しい物はあるか?」
スピカ「それなんだが、リカは『戦闘用きぐるみ』を調達して装備して欲しい」
ルキル「どうして?」
スピカ「リカと共にロイスを結ぶ事で俺達は計画から守られる。言い換えれば、リカが俺達のロイスを切ってしまえば効果は失われるだろう?」
オパール「あ、そっか! あたし達は最大でロイスを2つ所持すればいいけど、リカは3つ持ってないといけないんだ」
クウ「そこを考えると、リカは守りを強化させていた方がいいな…」
ルキル「分かった。俺はそれに挑戦しよう」
オパール「あたしと蒼空は『応急手当キット』でいいよね?」
クウ「ああ。俺達のダイスじゃ『医療トランク』は厳しいしな」
スピカ「俺は『シューターズジャケット』でいいんだが、リカ用の武器に『両手剣』を選ぼうかと思っている。どうする?」
ルキル「100%超えれば、2回使えるしな…うーん、俺はいいので自分の装備品に挑戦してください。俺のは後で自分で調達します」
スピカ「悪いな」
GM「では、判定をどうぞ」
《購入判定》
難易度8 響5D→15 成功
難易度8 蒼空4D+1→16 成功
難易度13 星華4D+2→24 成功
難易度14 リカ5D+1→10…14 成功(財産ポイント4点消費)
《回復》
響2D→11 HP12
蒼空2D→7 HP10
オパール&クウ「「低いなぁ…」」
スピカ「逆に考えるんだ、低い数値をここで出したんだと。本番はここからだ」
GM「それでは調達も終わったので、情報収集と行きましょう。調べられるのはこちらです」
・人類滅亡計画の詳細(FH13or知識:レネゲイド12)
・マスター・ルピナスについて(UGN12orFH14)
GM「この情報はここでしか調べる事が出来ません。尚、判定に失敗したとしても登場ダイスを振れば再度判定に挑戦出来ます」
スピカ「時間をかけて調べるから、シーン登場ダイスを振れという事か。どれも判定が高いが、失敗したとしてもあと二人は挑戦できる」
ルキル「俺は確実に情報を抜けれる。一番難しい情報に挑戦するから、もう一つは三人が挑戦してくれ」
クウ「だったら、もう一つは俺が挑戦する。シーンが切り替わってないなら《オリジン:レジェンド》の効果も継続しているからな」
SM「方針は決まったようだね」
クウ「ああ。まずは判定値の低い方からいくぜ。『人類滅亡計画の詳細』についてを〈知識:レネゲイド〉で挑戦だ」
人類滅亡計画の詳細(知識:レネゲイド12)
8D+8→36 成功
クウ「おおぅ…!」
ルキル「物凄い達成値が出たぞ!?」
GM「補正合わせてここまでとは…では、情報です」
レネゲイド12
『ワルプルギス』が勢力を上げて進行している計画で、表向きは世界中の人間をオーヴァードに覚醒させると公表している。しかし、真の目的はレネゲイドビーイング・複製体・古代種など、通常の人類がいない世界を作り出すのが目的。尚、それ以外のオーヴァードも人間として含まれているようで共に滅亡させるようだ。
現在、要となる鍵の力を増幅させる端末を完成させ、世界に向けた特殊な放送を行う事で世界中の人間に対して心を開かせ衝動を引き出しジャーム化させようとしている。
端末にはEロイス『傲慢な理想』×3と『予告された終
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