GM「では、クライマックス戦闘の説明です。あなた達全員1つのエンゲージ内にいます。そこから10m離れた所に僕ら三人と端末のエンゲージがあります」
SM「図に表すと、こうなるよ」
(PC4人)―――10m―――(運切/ルピナス/ヒスイ/端末)
オパール「敵は四人かぁ…」
ルキル「とにかく、端末を壊せばいいんだよな?」
SM「そうだね。アタイは『砕け散る蒼穹』、ヒスイは『虐殺機関』を持っているが、端末から壊すのをオススメするよ」
GM「なにせ、今から『破滅の足音』を発動しますので」
クウ「え? そのEロイスって確か…」
GM「お察しの通りです。ここで端末は『破滅の足音』を発動します! この効果により、今から1D+1ターンの時間制限を設けます! 発動したら全員戦闘不能と同時に強制的にクライマックスフェイズに移行となります!」
四人「「「「えええええぇぇぇ!!?」」」」
SM「さて、この効果が発動するターンは…(コロコロ)…おっ、6かい。これに1を足すから7ターン目のクリンナップに発動だよ」
オパール「1とか2とか出なくて良かった…!!」
クウ「全体攻撃を持っていないパーティでそれは危険すぎる…」
スピカ「とは言え、そんなに時間をかけたら浸食率がとんでもない事になって帰れなくなる。出来るだけ早く奴らを倒し、端末も破壊しないとな」
ルキル「それとみんな、俺の鍵の効果も忘れるなよ?」
SM「と言う訳で、戦闘終了の条件は二つ。【敵全員の戦闘不能及び端末の破壊】それか【端末が存続している状態で7ターン目終了】だ。最後だと世界滅亡するから、頑張るんだよ!」
GM「それでは、セットアップに入ります。ここで端末の効果で人間に対して衝動判定がありますが…今は三人ともリカさんと交互にロイスを結び、Sロイスも持っている為無しです。さて、ここからセットアップの宣言ですがそちらから確認しますね」
スピカ(ん…『今は』?)
ルキル「セットアップは…俺達で使えるのは、響のアージだけだな」
GM「響さんは行動値5ですので、こちらから先に行かせて貰いますか。ヒスイは《空間圧縮2》《サポートデバイズ3》の効果を発動します。運切をあなた達のエンゲージに移動させ、自分の【感覚】のダイスを6個上げます」
クウ「早速俺達の行動を潰しにかかったな…!」
スピカ「ステージの近くにあった端末を会場に移動させたのも、ヒスイの能力が絡んでいた訳か」
SM「運切は宣言なし。響の番だ」
オパール「あたしは今の所、アージは二回しか発動できないからなぁ…長期戦は危険だけど端末の事もあるし、行動値も一気に変わるから作戦が狂いそうだし…温存のために使わないわ」
GM「では、ルピナスの番です。ルピナスは《氷の城塞3》《甘い芳香3》を発動させます。ラウンド中、ルピナスのあらゆるダメージを9点減少と共に、キャラ一人の行動値を−6させて貰います」
スピカ「…行動値を下げるのは」(汗)
GM「もちろんあなたです、行動値が一番高い天義星華さん!」
ルピナス『君の能力は脅威になる。だからこそ、弄らせてもらおう』
その言葉と同時にルピナスの目が怪しく光る。すると、視線を向けられた星華の身体が急に重く感じた。
星華『くっ…!』
オパール『星華さん!?』
GM「これでセットアップ終了。行動順はこのようになりますね」
ヒスイ(15)
蒼空(12)
運切(8)
リカ・星華(7)
響(5)
ルピナス(4)
スピカ「先手を取られたか…」
GM「それでは、戦闘開始です。通常ならヒスイのイニシアチブですが…」
SM「ここでアタイが《加速する刻3》を発動し、順番に割り込むよ!」
クウ「やっぱり来た!」
SM「マイナーで《赫き剣5》を使い、ハルバートサイズを作り上げるよ。本来ならHPを10点消費するんだが、ブラムのエネミーエフェクト《不死者の血》によりその効果は受けないよ!」
クウ「ブラム持ちとしては羨ましいな…」
SM「何言ってんだい。あんたピュアだからHP消費を抑えれる《紅の王》取れるだろ?」
クウ「それ取ると浸蝕基本値上がるし、レベルも上げないといけないで面倒なんだよ…」
SM「っと、話が逸れたね。メジャーだが――Eロイス『砕け散る絆』と『傲慢な理想』を同時発動し、エンゲージにいる響・蒼空・星華の持つリカのロイスを破壊させてもらうよ!」
3人「「「んなっ!?」」」
運切『あんた達はアタイ達の敵だ――こちら側に立つ道理は全くないんだよ!!』
作り上げた血のハルバートを振るい、的確に三人の身体を刃で抉る。だが、身体に傷は作らなかった。
代わりに、ブツリと自身の中にある大事なモノが音を立てて千切れる。それを理解し
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