オープニングフェイズ1 シーン1〈オーシャンタウン〉
シーンプレイヤー 海命凍矢
GM「最初のオープニングフェイズ。シーンプレイヤーは凍矢、PC2の月も一緒に登場して貰うよ。シーンインしてくれ」
グラッセ&ムーン「「おう!」」
《シーン登場》
凍矢1D→9 29%→38%
月1D→2 38%→40%
グラッセ「ギャー! 初っ端から一気に上がったー!」
ムーン「低い筈なのに高いと言うこの数値…俺は笑えばいいのか? 泣けばいいのか?」
ツバサ「もはや文化祭どころじゃないんだけどこの二人」(呆れ)
GM「さて。事前に二人には担任の先生を決めて貰ったので…そこらも含めて描写しよう」
日が少し昇った朝方。中学校と高校が合わさった付属学園に全生徒が登校し、少し経った頃。
本来ならばまだ学校は授業中のこの時間。学園全部の教室が長めのHRを続けていた。
担任『――では、ホームルームはこれで終える。後は好きに準備をしてていいが、遅くならない内に下校するように』
生徒『きりーつ、れーい!』
生徒全員『『『それではまた、ガイアス先生ー!』』』
ガイアス『ああ…』
凍矢と月の担任――肩まである長めの黒髪に鋭い目つき、整った顔立ちをしたクールな男性は生徒の挨拶を受けながら教室を去った。
クウ「オイマテ!? とんでもない奴が担任になってるな!?」
グラッセ「いやー、折角だから好きなキャラを登場させたかったんだ! ちなみに、名前はカイ・アースト。親日国であるウズベキスタンって国に住んでいた外人で、生徒は略称で『ガイアス先生』って呼んでいるんだ!」
ムーン「祖父が日本の捕虜だった事もあって、日本の文化や技術に子供の頃から関わっていた。そんな事があって、若くして日本に留学してそのまま移住した英語の先生だ。そう言う訳で、主要はウズベク語だが日本語も英語もペラペラだ!」
クウ「ウズベキスタンってどこだよ!?」(*実際に中央アジアにあります)
ツバサ「設定を語る二人の目が輝いてるよ…」
担任が去り、クラスメイトは一斉に机を寄せたり片付けたりして文化祭の準備に取り掛かる。
他のクラスや部活でも準備が始まり、校舎全体が一気に騒がしくなる。
凍矢のクラスの出し物は――喫茶店。テーブルや飾りつけ、メニューの出し物を皆で協力しながら作っていた。その中には、3週間前に転校してきた羽粋も混じっている。
羽粋『いよいよ明日だね。文化祭なんて初めてだから、ワクワクする!』
凍矢『ああ』
羽粋『月は何処に行ったんだろう?』
エイル『月なら、残りの買い出しに出掛けたよ。もう少しで戻ってくるだろうけど』
イルト『お前らー!! 文化祭までもう半日もないんだぞー!! キリキリ手を動かせー!!』
クラスの纏め役となったイルトの掛け声が教室に響く。するとタイミング良く、買い物部隊を率いる月が戻ってくる。
月『よう、待たせた』
凍矢『ご苦労様、月』
男子生徒(クウ)『前みたいに高級食材買ったりしなかったよな?』
女子生徒(ツバサ)『怪しい人から文化祭の費用スラれたりしてない?』
月「『してねーよ!!』てか過去の失敗(詳しくは1章参照)を生徒を隠れ蓑にして掘り返すな!!」
凍矢『凄い荷物だな、重くないのか?』
月『こんな大量の荷物を女子に持たせる訳にはいかないだろ。それに、力には自信あるからよ』
女子生徒(リズ)『あ、ありがとう、月くん…!』
月『気にすんな。それより手は大丈夫か? 長時間持つと手首痛めるから、不調を感じたらすぐに言えよ?』
女子生徒(リズ)『う、うん…!』
リズ「――とまあ、ムーンはこーんな感じで学校の女子に天然タラシ使っているんだよねー」
ムーン「おいコラ! リズまでNPCに入り込んだと思ったら俺の悪口かよ!?」
クウ「一体どこの誰に似たんだろうなー?」(チラ)
ウィド「まったくですねー?」(チラ)
リク「ウィドはともかく、お前にだけは言われたくない!!」
クウ「失礼だな! 俺はいつだって女性に対して本心を伝えているつもりだぜ?」
ムーン「黙れ害虫」
グラッセ「その口縫われたいですか?」
ウラノス「もっとマシな嘘つけヘタレめ」
クウ「お前ら…!!」(ビキビキ)
月『んで、そっちはどうだ? 俺達のバイト先の喫茶店から貰ったレシピ通りにお菓子を作れたか?』
羽粋『バッチリ、かな? 良かったこれ、試食に食べて。凍矢と一緒に月の分のカップケーキを取っておいたの』
月『どれどれ…うん、上手いな。これなら沢山のお客が来てくれるだろ』
羽粋『ホント! やったね、凍矢!』
凍矢『ああ』
笑って、焦って、喧嘩して、時に楽しんで。
文化祭の準備はあっという
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