ミドルフェイズ8 シーン13〈エレクトロノイズ〉
シーンプレイヤー 御坂翼
GM「前回はエレクトロノイズの元に向かうと宣言したので、イベントチャートはなし。ここでは全員登場して貰おうか。シーンプレイヤーは翼だ」
ツバサ「もう、浸蝕率ダイス振りたくない…」
ムーン「同じく…」
グラッセ「FS判定でのエフェクト使用よりも《リザレクト》の回復量が多かったしな…ミドル戦闘で100%超えるとか危険域ですよね?」
クウ「ホント今回どうなってるんだよ…本格的に凍矢が主役だからか?」
ムーン「ありえそう」
ツバサ「そっか、全員を巻き込む形なんだね」
グラッセ「全員真顔で言うな! ほら、もうみんな仲良くダイス振りますよ!」
《シーン登場》
凍矢1D→3 93%→96%
月1D→6 100%→106%
空1D→7 87%→94%
翼1D→5 116%→121%
ツバサ「もうボク出たくないよ…!!」
グラッセ「どうにか一回はカバーリングしても大丈夫そうだな」
クウ「俺なんて全力の攻撃したら『戦闘用人格』発動するわ」
ムーン「凍矢、ほんっと後は頼む!」
月の情報のおかげで見つけた一つの打開策。学園を隔離しているもう一人の敵を倒しに、四人は高等部のコンピューター室へと足を踏み入れた。
翼『コンピューター室ってこじんまりな印象だけど、そこそこ広いんだねー』
月『っ、いたぞ!』
暗い視界に目を凝らすと、闇と同化している形で黒コートが佇んでいた。自分達を見て、驚いているのか僅かに顔を上げる。
???『……!』
空『まさか、本当に見つかるなんてな』
凍矢『黒コート…お前がエレクトロノイズか』
???『…………』
空『答えないのか? まあいい、痛い目に遭いたくなかったらさっさとお前の能力解除してくんねえか?』
???『…………』
凍矢『さっきから黙ってますね…』
翼『どっちみち、敵って事には変わらないよ。さっさとやっちゃおう』
???『…ふ、ふふ…』
今まで黙っていた子供が、笑い声を上げる。その声はソプラノ調で高く、少女のようだ。
???『そんな事言うんだ…やっと“出会えた”って言うのにさぁ…!』
そう言いながら、翼に向けてフード越しから意味ありげな視線を送る。
翼『へ…?』
???『なるほど、ボクの監視を阻害出来た訳だ。毎回毎回ゼノのサポートで正直うんざりしていたんだけど…今回ばかりは感謝しないといけないよね…!』
月『な、なんだ?』
???『裏方以外するなって釘を刺されているんだけど、あんたを前にして表に出ないなんて出来ない!!! 雷光(ライトニング)、お前の力試させて貰うよ!!』
蒼空(つ、翼? お前、あいつと知り合いか?)
翼『え、え? し、知らない筈だけど!?』
ツバサ「ちょっと! GM、これどういう事!?」
GM「さあ、ミドル戦闘の開始だ!」
ツバサ「無視!?」
GM「ミドル戦闘を開始する。PCは全員固まっている。場所は室内なので、5m先にエレクトロノイズが一人離れた場所にいる形になる。図に表すとこうだ」
(PC4人)―――5m―――(エレクトロノイズ)
SM「戦闘終了条件は【エレクトロノイズに合計100ダメージ与える】だ。そう言う事で精々頑張るがいい、バ火力二人組」
クウ「俺達をそんな風に呼ぶなよ!」
グラッセ「まあまあ。100ダメージなら高火力の二人がいるし、上手く行けば1ターンで終わりそうですね」
ツバサ「そうだね。ボクも少な目で攻撃しようかな」
GM「セットアッププロセス。翼、宣言ある?」
ツバサ「…宣言無し。《戦術》なんて使ったらクライマックス持たない」
GM「ではこちらの番だが、宣言はないよ」
ムーン「俺は…翼に比べたら、まだ余裕はあるか? だが、この後も情報収集が残ってるし翼も攻撃に移るしな。宣言は無しだ」
SM「順番はこうだな」
翼(14)
エレクトロノイズ(12)
空(10)
凍矢(9)
月(8)
GM「それではイニシアチブからのメインプロセス。まずは翼だ」
翼「クライマックスもあるけど、ここは1ターンで終わらせる! マイナーで《オリジン:ヒューマン4》《雷の加護2》。メジャーは《コンセントレイト3:ブラックドック》《光の手2》《雷の槍5》だ!
ダイス11個、達成値9、攻撃力14、C値7の攻撃だ!」
《命中判定》
11D+9(C値7)→74
GM&SM「「( ゚Д゚)」」
クウ「GMとSMが白目向いて放心してるぞ!?」
ロクサス「流石はクウの弟子だな。ゼノにあんな顔をさせるとは」
ツバサ「そりゃあとっくに100%超えてるもんね。少なくとも、避けるなんて出来
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