KP「さて――三人共屋敷に入った所で、これからの行動について説明をさせて貰うよ。君達に渡した見取り図にはそれぞれ数字が振られているよね? 文字で表すとこうなる」
【一階】
1・2・3の小部屋 何も書かれていない
4の部屋 居間
5の部屋 食堂
6の部屋 キッチン
二階・地下に続く階段
【二階】
1・2・3の部屋 寝室
4の部屋 何も書かれていない
一階に続く階段
KP「それぞれ行きたい場所を、この数字で教えて欲しい。部屋に辿り着き、中を調べるので一回分の行動と言う事にするよ。ただし、一階から二階、もしくは地下に行きたい場合は一度階段を使わないといけないから、階段の上り下りで行動一回分とさせて貰うよ」
菜月「KP、別れて行動とかは可能か? 例えば、一人が部屋1を調べている間に、他の奴が部屋4を調べる――とか」
KP「うん、可能だよ。その代わり、合流に行動一回分必要になるから注意してね」
オルガ「注意って部分が妙に引っかかるな…団体行動しておいた方がいいのか?」
空淵「まあいい。KP、今俺達玄関の扉開けただけだよな? って事はまだ屋敷に足を踏み入れてないよな? 《目星》か《聞き耳》使いたいんだが」
KP「ふむ…いいよ、好きな方で振ってよ」
【目星】
菜月75→61 成功
空淵65→92 失敗
【聞き耳】
オルガ25→12 成功
KP「では、成功した二人はこれを読んで」(メモを渡す)
菜月『…見た所、異変はなさそうだな』
オルガ『俺も特に何も聞こえないな』
空淵『あー、俺は暗くてよく見えない…入るか?』
オルガ『だな。さて…』
菜月「んー、中に入ったけどどうする?」
オルガ「当初通り、地下に行くか? それとも部屋をあらかた見てから行くか?」
KP「おっと、君達に一つ言い忘れていた。作戦会議も出来る限りRPして欲しいんだ。その方が臨場感を出せるだろ?」
菜月「あ、ごめん。分かった」
オルガ「よし、探索者に成りきるか。『さーて、何処から調べるか?』」
空淵(…臨場感、ねぇ。何でいきなり…しかも屋敷に入ってからそんな指定をするんだ?)
菜月『おい空淵、どうするんだ? このまま地下に突入するか?』
空淵『あー…とりあえず見るだけ見るか』
KP「じゃ、君らは階段の前に来たね。地階の階段には扉があり、鍵一つと差し錠三本で閉められているよ――【シクレ】――(チッ)」
オルガ「KPがダイス振った!?」
菜月「えーと、KP。差し錠ってなに?」
KP「かんぬきの事だよ。大丈夫、差し錠は外側だから普通に外せるよ」
空淵「鍵の方は開けられるか?」
KP「うん、普通に開けられるよ」
空淵「待った。念の為辺りを《聞き耳》したい」
KP「OK、振って」
【聞き耳】
菜月75→53 成功
オルガ25→00 ファンブル
空淵31→70 失敗
菜月&空淵「「おいいいいぃ!!?」」
オルガ「や、やっちまったぜ…!!」
KP「(ファンブルの処理どうするか……なんて、決まってるよね。逆に丁度いい)では、菜月。君は特に何も聞こえなかった。そしてオルガ。君は――地階ではなく二階の方でガタガタと物音がするのが聞こえてきた。誰もいない筈の不気味な屋敷で聞こえる物音に君は恐怖を感じるだろう…――オルガ、君だけSANチェックだ!」
オルガ「うおおお!! コスプレ神よ、俺に今一度奇跡を!!」
【SANチェック】
オルガ74→72 成功
KP「成功だから、減少は無しだ。失敗なら1減らしたけど」
オルガ「エクソシスト舐めるな!!」
菜月「で、物音が聞こえたんだよな…あ、RPだったな。『特には何も聞こえない――オルガ、大丈夫か?』」
オルガ『お、おう。何故か分からないが、二階から物音が聞こえてきて…!!』
菜月『二階から? 地階の鍵は外したが…二階に行くか?』
空淵「(ファンブルで恐怖を植え付ける為に二階を使った? 待て、ファンブルだから行くように仕向けている? そうなると、向かうのは得策じゃないな)『…いや。このまま地階に行くぞ』」
オルガ『え? 二階に行かなくていいのか?』
空淵『ああ。どうしてもって言うなら地階調べてからだ。あと――余計な事は喋るな。いいな?』
KP「(チッ、変な所で頭が回るなぁ。まあ、別にいいさ――本当に恐ろしい部分に三人はまだ気づいてないんだから)」
空淵「俺達三人、地階に降りるぞ」
KP「だが、その階段を降りる際にグラグラしている事に気付く。壊れたものを簡単に直した状態だ。しかも明かりもなく暗闇に包まれている――全員、【DEX×7】の判定をして貰うよ、失敗すればグラグラ揺れる階段から落ちて1D6のダメージだ」
オルガ「もうあの時の失敗は侵さねえ!!」
【DEX×7】
菜月70→
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