オルガ『よし、壊れたな。空淵、これで通れるだろ?』
空淵「『おう、悪いな』二人にお礼を言って、通路に入るぜ。で、壁を壊す」
KP「なら、空淵が足を踏み入れると巣からネズミが6匹ほど出てきて3人の足元を潜り抜けて奥の方へと走っていったよ。で、空淵。君は壁に来るけど――(シクレ×2)――」
菜月「KPが何度もダイス振ってるんだけど!?」
KP「うん――はい、このメモ読んでね?」
空淵「え? 一体何…――ぁ」(引き攣り)
オルガ「どうした、空淵?」
空淵「………」(顔を逸らして黙り込む)
菜月「お、俺声かけるぜ! 『空淵どうした?』」
KP「では菜月、君はそのまま空淵に近づくでいいのかな?」
菜月「ああ!」
KP「なら菜月。君は壁を向いたまま動こうとしない空淵に近づいた瞬間――彼は振り向くと同時に拳を振り抜いた! さーて――(ダイスを握る)」
菜月「え? え? え?」
【こぶし】
空淵70→46 成功
KP「ふわーっははは!! 見ろ、さっきまでのダイス運がゴミのようだ!!」
菜月「何々!? 何が起きてるの!? って言うか空淵!?」
空淵「タノムナツキヨケテクレ…!!」
菜月「か、《回避》ー!!」
【回避】
菜月50→62 失敗
菜月「ぎゃー!? 失敗したー!!」
KP「ははははは!! いいね、その希望を奪われ絶望したその顔! だが、まだ始まったばっかりだ! もっと味ってくれよな――僕のファンサービスをな!!」
オルガ「それWの台詞だぁ!?」
【ダメージ】
1D3+1D4+1→4(1,2 1)
菜月(装甲2)
耐久力13→11
KP「なんでたったの2ダメージだぁーーー!!?」
空淵「KPのダイス運が悪くて助かった…!!」
菜月「ル○ージの衣装つええぇ!!」
オルガ「KP、どういう事だよ!? ちゃんと説明してくれ!?」
KP「ああ――説明するよ。
空淵に近づいた瞬間、菜月は急に殴られる。だが、オルガの作った衣装は予想以上に丈夫なお蔭でよろけただけで済む。
二人は信じられない表情で空淵を見る。彼の表情は死んだように固まっており、目が淀んでいる。
さあ、これからどうするか考えるいい」
オルガ「えーと…ぶっちゃけた話、操られた?」
空淵「悪い、このメモの所為で俺何も答えられないんだ…!」
菜月「とりあえず、操られたのは間違いないな…でもどうすりゃいいんだ?」
KP「オルガ、《クトゥルフ神話》してもいいよ? ま、奇跡が2度も来るとは思えないけどねー」
オルガ「くっ、バカにしやがって! 俺のコスプレ神よ、もう一度頼む…ドロー!!」
空淵「それ違うだろ!?」
【クトゥルフ神話】
オルガ5→84 失敗
オルガ「やっぱ駄目ですかー」
KP「さあ、どうする? なんなら戦闘突入させるよ?」
菜月「KPが滅茶苦茶いい笑顔だ…!!」
オルガ「…KP、空淵を通り抜けて壁の向こう側に蹴りを放つ事って出来るか?」
KP「無理だ、人一人分の通路なんだから。どうしてもと言う場合、空淵を倒さないと厳しいね」
菜月「空淵は俺達に襲い掛かる感じ?」
KP「うん、殺す気満々♪」
空淵「違うからな! 俺は違うからな! 操られてるだけだからな!?」
オルガ「戦闘に入るとして、どんな感じになるんだ?」
KP「んー、戦闘での順番はDEXの多い順だから――オルガ→空淵→菜月となるよ」
オルガ「よし…なら、俺は空淵に突っ込んで地面に押し倒すぞ!! その間に菜月、お前は持ってる鉛管を使って壁を破壊してくれ!!」
空淵&菜月「「ふあっ!?」」
KP「お、押し倒すと来たか…!! そうなると…!(ルルブ漁り中)」
オルガ「あ、命中はするよな? だって、避けれる隙間もないほど狭い通路だろ?」
KP「ぐっ…! だが、判定はして貰う。二人のSTRとSIZを合わせた抵抗ロールだ!」
オルガ「よし! 『空淵悪く思うな!』」
KP(バカめ、空淵の合計値は27。対してオルガは20。どう足掻いても低い方だ…抵抗表を見て己の非力さを嘆くがいい!)
【STR+SIZ抵抗ロール】
オルガ15→2 クリティカル
KP&空淵&菜月「「「クリったーーーーーーー!!!??」」」
オルガ「これ、無傷で抑え込めたよな?」
KP「…オルガ、君は奇跡的に空淵の胴体に飛びかかる事が出来た。そうして押し倒す際に後ろの壁に激突して破壊し、そのまま反対側の部屋へと飛び込むように侵入出来た。そして空淵は気絶して動く気配はないよ」
菜月『オ、オルガ!? 大丈夫か!?』
オルガ『おー、どうにかなー。にしても、もう一つ隠し部屋があったとはなー』
菜月「『本当だぜ…いたた。ごめん、ちょっと怪我治すわ』と言う訳で【応急手当】してもいいよな? 空淵に殴られたんだから、カウント出来るだろ?」
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