第三ラウンド・セットアッププロセス短縮化
翼→《戦術4》(凍矢&月&空)140%
星華→《光の剣4》&《戦局判断2》(ベル)
GM「さて、次に僕のセットアップだが…《力場の形成3》を僕に充てる。更に《異形への変貌》を発動!! このシーンの間、僕の浸食値のダイスを2倍にする!!」
四人「「「「はあぁ!?」」」」
SM「ベルの中にあるレネゲイドの力が増幅する。すると子供だった姿から、大人の姿へと変貌していく」
ベル『まさか、この姿を晒すほど追いつめられるとはね…!! だが、それももう終わりだ!! ここまで本気を出させたんだ、跡形もなく消してやるよ!!』
SM「それでは私の番。私はマイナー放棄。メジャーで《エンジェルヴォイス2》、《ハードビード4》でベルの能力を上げるわ。ベルのダイスは2個、攻撃力は8上がるわ」
星華『私の歌、響いて…――奥義、レプレキア!!』(ピッ)
凍矢&月「「ちょ、手に持ってるスマホから壮大な曲が流れてるんだけど!?」」
SM「あら、雰囲気作りは大事でしょ?」
クウ&ツバサ「「いやそれ処刑用BGM!!?」」
GM「さあ、僕の番だ! 僕は先程同様マイナーで《ハンドレットガンズ4》、《黒曜の鎧2》。メジャーで《コンセントレイト3:モルフェウス》、《カスタマイズ3》、《形なき剣2》。更に《ギガノトランス1》を加えて対象を全員に変更だ! ついでに《パーフェクトコントロール1》もつけてHPを5点失う代わりに達成値を10上げる!! ダイスは18個、達成値10、攻撃力は22、君らのドッジダイスは2個減少だ!!」
大人となったベルの鎧から伸びた琴の糸が辺り一帯に張られる。
そうして糸に手を当てると、思いっきりかき鳴らす。それらの音色は一つ一つが同調し、鼓動し、旋律となり、一点へと寄り集まり、大きな力へと変貌する。
『君らの信じる奇跡を壊す、ぶち壊す!! これが奇跡の殺戮者だぁ!!!』
幾多の魔法陣が集まって出来た巨大な魔法陣。今も琴が鳴り響く音色の中で、ベルはその力を背後に宿す。
こうして出来上がった有り余る力を放とうと、四人に手を掲げる――それを見て、月が動く。
『させるかぁ!!! 奇跡を壊すと言うのなら、俺は――そのふざけた幻想をぶち壊す!!!』
獣としての本能が叫ぶのだ。ここであの攻撃を喰らえば、全員タダでは済まないと。
月はレネゲイドの力で一つの黒い球体――“魔眼”を生み出す。
生み出した力の源は――時間だ。
ムーン「ここで《時の棺1》を発動!! 時を止め、お前のその攻撃を自動失敗にさせるぜ!! 浸食率は119%!」
GM「なん…だとぉ…!!?」
グラッセ「おおおおぉ!! さすがだ、ムーン!!」
クウ「今のお前、凄いかっこいいぞ!!」
ツバサ「うん! ムーン輝いてるよ!!」
ムーン「ハッハッハ。そうかそうか、もっと褒めてくれよ〜♪」
ベルの背後に浮かぶ魔法陣から幾多もの光線が解き放たれると同時に、宙に浮かんだ魔眼から時の力を発動する。
直後、月だけでなく凍矢、空、翼以外の時を止めた。
『今のうちだ!! みんな避けろぉ!!』
月の掛け声とともに、三人は反射的に光線が当たらない場所へと全力で移動する。
四人が避難を終えると、魔眼の効力が切れて再び時が動き出す。止まった光線も襲い掛かるが、時間と言う名の支援を受けて無事に攻撃を避ける事が出来た。
『なにぃ!?』
『奥の手は最後まで取っておく、お前と同じ事をしたまでだ…!』
ようやくベルに一杯報いられた事で得意げに笑う月だが、今のでかなりの力を使ったのかさっきよりも辛そうだ。
そんな月を見て、翼と空は凍矢へと振り向いた。
『凍矢、準備はいい?』
『月があそこまでしてくれたんだ…凍矢、後は頼むぜ』
『ええ――任せてください!』
奥の方にあるトランクケースへと視線を移し、右手に熱を込める。極限までに込めた熱は、炎ではなく白い光を作り上げる。炎を超えた熱は、やがてプラズマを生み出して凍矢の右腕にスパークが纏わりつく。
自分の中で活性化し、目覚め始めた力を発揮する。
ツバサ「ボクは待機を宣言。最後に回すよ――グラッセ、やっちゃえぇ!!」
グラッセ「俺の番。マイナーは放棄。メジャーで《コンセントレイト3:サラマンダー》、《プラズマカノン2》を発動し、遺産に攻撃です。浸食率125%、ダイス数は10、達成値なし、攻撃力は10だ!」
凍矢『俺にあるこの力は誰かを傷つけたり、周りから忌み嫌われるモノかもしれない。それでも…俺はっ!! この力で未来を繋いで見せるっ!!!』
グラッセ「達成値――……」
ムーン「……」
クウ「……」
ツバサ「……」
SM「……」
GM「……凍矢、い
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