いつの間にか夢を見ていた。過去の夢を。デス ティニーアイランドと呼ばれる南国の一軒に俺 は今住んでいる。不思議な夢から覚めたのが午 前7時。
夢の中で自分の姿を見た。それは翼のように広 がりつつ逆立った独特の茶髪で、青色の目、男 らしいとは言い難い顔付き。起き上がり、
「朝だーーーーー!!」
朝。そう明るく叫んだ。俺はすぐにこの世界で 仕入れた私服に着替えることにした。
その服装は黒を基調とした服装で、少し大きめ のフードが付いている。ネックレスも付属して おり、俺のお気に入りであるロクホウセイの形 をしている。身長は大体170pくらいだろう。
とここで俺のケータイの音がなる。俺のケータ イ は黒いスマートフォンで、後ろには黄色いラ インでロクホウセイが刻まれている。俺はその 電話にでる。
「もしもし?」
そして聞こえてくる何時もの声。
「レイか?今日は祭りが行われる!楽しみだ な!」
電話の相手はダーク。俺とダーク、そしてフィ オは今日行われる祭りに一緒に行く約束をして いるのだ。ダークの声がワクワクしているのが よくわかる。
「ダークも楽しみなんでしょ?」
ダークは少し照れながら『そうだ』と言った。ダークは普段 は祭りに行かないのだが、 俺達が迷わないか心 配で仕方無くついてい く事になったのだが、自 分自身も緊張してい るらしい。
「それじゃ、また後でね!」
俺はさっさと電話を切った。俺の心はとてもワ ク ワクしている。俺の中の何かが楽しみだと訴 えているように思考全てが今日の事だけで埋め 尽くされる。
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