それはハートレスの一体であるシャドウが氷の兜を被ったような化け物だった。ハートレスの1種かと思われるが、こんな物は見たことがない。
「こいつら………!ハートレスじゃないな………」
ハートレスに似ている物の、発している気配やオーラがまるで違う。謎の影の一体が俺に攻撃を仕掛けるが、辛うじてキーブレードで防いだ。すぐにカウンターを仕掛けるものの、謎の影は後ろに下がり避けた。
「強い………!」
フィオが言う。アローガンで謎の影を打とうとするが、どれも防がれた。打つ前に攻撃されているのだ。フィオは射撃と魔法を主力として使うので、至近距離戦闘はかなり不利なのである。一方ダークは太刀を使い、何とか凌いではいるが、攻撃がヒットするのも時間の問題だ。
二人の援護に入ろうとするが、さっきまで戦っていた謎の影がそれを阻もうと立ち塞がった。
「!」
そして影の攻撃をもろに喰らってしまい、吹っ飛ばされた。壁にぶつかり倒れ、深刻なダメージが俺を襲う。
「「レイ!!」」
謎の影に追い詰められ、思いもよらない大ピンチに陥った。だが、その時だった。突如光の柱が謎の影達を弾き飛ばし、回復魔法であるケアルラが突如俺にのみ発生し、回復されていた。そして俺の前に立っていたのは、見覚えのある姿だった
「く、黒みみ!?」
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