俺の前に立っていたのは黒いコートを着ていて、耳がとっても大きくて丸い、王様ことミッキーマウスだった。その手にはキーブレードが握られている。
「大丈夫かい、レイ?」
ミッキーは振り返り言った。その高い声に俺達は何度も聞き覚えがある。幼い頃、ミッキーに会った事があり、昔はよく遊んでもらっていた。フィオとダークのキーブレードも、ミッキーから継承してもらった物なのだが、俺のみ誰に継承してもらったのか謎である。思い出そうとしても何故か思い出せない
「う、うん!」
立ち上がり、再びキーブレードを構える。その構え方は姿勢を低くし、キーブレードを両手で構えると言う物。そのまま謎の影に突っ込むが、やはり影は強い。だが、ミッキーが影を背後から攻撃し、2VS1となった。二人の連携で影をまずは一体倒し、倒された影は霧のように消えていった。
「さあ、次はフィオとダークを助けよう!」
「うん!」
ミッキーの号令で二人の元へ走る。間に合うかどうか、それだけが肝心だ
フィオとダークはすでにやられる寸前だった。謎の影2体が二人を襲おうとしたとき、ミッキーがタイミングよくリフレクを使って二人を守った。そして背後から俺がキーブレードによる攻撃を行い、一体を倒した。残るは一体
「レイ!決めろ!!」
「OK!」
俺はそう言うと胸に手を当てて、目を静かに閉じた。すると強い風が吹き始め、縛ってある超がつくほど長すぎる後ろ髪が揺れる。そして、身体が青く光り輝き、キーブレードを前に構えると、空中に浮いた。
キーブレードの矛先を影に向ける。そして赤色の光が剣の先に集まってきて、それを相手に向かって放つ。
「ラグナロクRD!!」
俺の必殺技、ラグナロクRDは、通常のラグナロクとは異なり、色は赤色で、威力こそ低下している物の、そのスピードは神速と呼ばれるほどの物。大量の光弾が影にヒットし、消滅した。影達が消滅した所には、何も残らなかった………。
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