ルイス・ヘイス・サムスは北ドイツに向かう列車で、さびしい田舎町の景色を眺めていた。(ゼーベスはもっとひどいけど、ここもひどいな)、苦笑い。
田んぼや、畑が続き、また町に戻った。が、70キロのスローボールの速さで通りすぎていく人の顔が、サムスには辛い。
いまのこの時間は、いってみれば我慢の時間なのだ。家に帰ればお楽しみが待っている。待ってないなら、あたしが脱糞お手玉ショーをやってあげるわ。
そう、サムスは北ドイツにもこの脱糞お手玉ショーとかいうのをやりに、いわば巡業にいくのだった。
つまり、この田舎町の人を脱糞お手玉ショーで楽しませることはできない。サムスはこの旅に出てから869回目の嘘をついたのだった。
(あと131回うそをついたら、1000回になっちゃう。そうすればあたしは死ぬ)、死なないのだが。
いったいサムスのお手玉はおもしろいのか。
サムスは自分の芸のおもしろさを思い出し、高笑いした。
次回に続く。
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