【スキット1・そして僕にも君にもできること】
マオ「ニノンは大丈夫だったの?怪我とかしなかった?」
ニノン「わ、私は皆さんに言われた通りにすぐに宿屋へ避難したので平気でした。でも……皆さんが命がけで戦っているのに私だけ隠れてるなんて……」
ヴェイグ「前にも言ったはずだ、ニノン。戦うことだけが全てじゃない」
ティトレイ「そうだぜ〜ニノン!それにピピスタについたら嫌というほど働いてもらうんだ!のんびりしていられるのも今のうちだけだぜ?」
ニノン「は、はい!頑張ります!!」
ジーク「あんまり力み過ぎても失敗するだけだけどな」
ニノン「む、難しいです……」
ブライト「ジーク!無駄なプレッシャーを与えるんじゃねぇ!!」
【スキット2・可愛いは正義ですから】
ルル「なんかさ〜、マオもジーク兄さんもニノンに甘くない?」
フィオナ「確かに男性陣はみんなニノンに甘いのは分かるけど、ジークのアレって優しいって言えるの?」
ルル「激甘だよ!!」
アニー「でも私はニノンちゃんが皆と馴染めてて嬉しいな」
ルル「それはそうだけど……」
ヒルダ「ま、結局男は可愛い女に弱いってことね」
アニー「そのまとめ方は身も蓋もないような……」
ルル「そっか〜やっぱそうなのか〜」
ヒルダ「都合の良い事にお手本が身近にいるんだから、まずは形から真似てみたら?」
ルル「形?」
【スキット3・真似するならまず形から】
ルル「ね、ねぇ、マオ」
マオ「ん?どうしたの?」
ルル「マ、マオは、どどど、どういう女の子が……その、す、好きなの?」
マオ(……ルルの様子がおかしいんですケド)
ルル「マ、マオ?」
マオ「えっ?えっと、ごめん。何の話だっけ……?」
ルル「わ、私こそごめんなさい!そ、そうですよね、私の話なんて、き、聞きたくないですよね……」
マオ「そうじゃないよ!!ちょ、ちょっとどうしちゃったのさぁ〜!?」
ニノン「あ、あの……たまたま聞いてしまったんですけど……ルルさんはこ、好みのタイプを聞きたいみたい……です」
マオ「そうなの?」
ルル「マオのバーカ!!」
マオ「ルル!?」
【スキット3.5・Good morning トラウマ】
アニー「ユージーン」
ユージーン「どうしたアニー?」
アニー「あ、あの……さ、さっきはユージーンの体調に気付けなくて……す、すみませんでした!!」
ユージーン「なんだそのことか。突然改まって何を言われるのかと思ったが、それなら俺にも非があるな」
アニー「そ、そんなことありません!!」
ユージーン「いや、あの時秘奥義を使うにしても俺が死にそうな顔をしていればお前は絶対に止めたはずだ。全てが終わった後アニーが責任を負ってしまうと分かっていたのにもかかわらず、だ。だから謝るのは俺のほうだ。すまなかった」
アニー「あ、頭を上げてくださいユージーン!こここ、困ります!」
ユージーン「いや……その……なんだ?実は困ってるのは俺の方なんだが……」
アニー「ユージーンを困らせてしまいましたか!?す、すみません!!」
ユージーン「アニー、とても言い難いのだがその喋り方はやめないか?その、少し前の俺達を思い出してしまってどうも落ち着かないのだが……」
アニー「わ、私の喋り方、へ、変なんですか!?どどど、どうしよう!?」
ユージーン「アニー!頼むからやめてくれ!!アニィィイイイイ!!!!」
フィオナ「……全然効果ないじゃない」
ヒルダ「そうね、トラウマを引き戻すだけだったわね」
【スキット4・灯台下暗し】
マオ「ボクがニノンに甘い?」
ルル「うん」
マオ「そっかな〜?これでもみんなと同じように接してるつもりだヨ?」
テーゼン「つまり擦れ違う女全員に優しく接してる言うんやね?」
マオ「う、うん……?」
テーゼン「最低やな……」
ルル「マオさいてー」
マオ「何で!?」
テーゼン「あんな〜、女の子は皆が皆優しくされたら喜ぶと思うたらあかんよ」
マオ「そうなの?」
テーゼン「そらそうや〜。なかには罵られることで……」
ジン「何教えてんの!?」
ジーク「ウチのルルとマオに変なこと吹き込むな!!」
テーゼン「変なこと?なぁなぁ、変なことって何なん?」
ジン「に、兄さん……」
ジーク「ジン、あとは任せた」
ジン「おい!俺を置いて逃げるなんて卑怯だぞ!!」
テーゼン「あっ、待って〜な〜!ウチにも教えて〜!」
ルル「で?結局マオの好みのタイプってどんな子なの?」
マオ「えっと、そんな話してたっけ?」
ルル「良いから!!」
マオ「う〜ん、そうだなぁ〜……。あんまり考えたことないけど、元気な子と一緒にいられたらきっと楽しいよネ!」
ルル「へ、へ
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