俺はあの後、靴と城の床が触れる音をBGMに円卓への道を探していた。カッカッカッ、と言う気持ちの良い音、だが俺自身は顔に汗を滲ませ、口を猫の様にして、目を細めて笑みを浮かている。(どぉぉぉぉすんだよこるぇぇぇぇ!)その時だった!
ん?あれは?
シリウスが目を向けた場所には軟体動物を想わせる動きの、不気味な白い化け物が居た。
そしてそれを見たシリウスは──────
『お迎えn「キェェェェェェェェェェェェェ!」』──────発狂した。
「キェェェェェェェェ!」
『ど、どうなさったのですか!?主よ!』
(俺が見ている化け物は夢だ!夢なんだ!もし仮に夢じゃないとしても、目が蛍光カラーの黄色で、黒いオーラ纏った自分にクリソツな奴に散々イタイ所突かれた後に誰なのか質問して、俺はお前だって返されて、お前なんて俺じゃないとか言ったら自分にクリソツな奴が化け物になる光景と同じくらい信じられない!とにかく……)
「キェェェェェェェェ!」
────────このままじゃ埒があかない。
『し、失礼します!』
白いウニャットした化け物はシリウスを殴り気絶させた。そしてふと思う、
(こんなのが直属の上司で大丈夫だろうか!?)
それはまだ誰にも解らない。
続く。
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