第一話 旅立ちの日に
ここは都内某所。名前を伏せたのには、特に意味はない。
ま、そんなこたぁどうでもいい。俺はいつものように普通に学校に通っていた。ちなみに中学な。
たいして面白くもないが、勉強しとかないと将来困るのは自分だからな。
そんな俺が登校途中、事件は起こった。ありゃあたまげた。
なんせ突然目の前にぬいぐるみが浮かんでんだ。そりゃあ誰だって驚くわなぁ。
そん時の俺は何を思ったかそいつの後に付てったんだ。
そしたらなんか弱々しくなってきて、細い建物の間に入ってったと思ったらいきなり声がした。
「僕が、見えるの…?」
見えるか見えないかで言ったら見てるわけで、こいつが何を言ってるかなんて俺には分からなかった。
「お願い…国を、助けて……」
勝手に話を進めるなとか言ってやりたかったが、そんな暇はなかったね。一瞬で光に包まれたんだから。
もう俺はよくわからんまま気を失った。
「…ん、ここは」
目が覚めると、足下が柔らかい。ん?柔らかい?ホワッツ?さっきまで俺のいた場所どこ行った、おい!
「あっ、やっと起きた。貴様、一体どんだけ寝れば気が済むのだ!!」
えらくかわいい声が聞こえた。全く、どこのガキだ。
「誰がガキだって」
「うわっ!」
いきなり顔をのぞき込みやがった!あわてて飛び起きると、そこで初めて自分はベッドのような物に寝ていた事に気がついた。
俺を起こした奴が目の前にいる構図になるが、やっぱり小せえ。小学生並みだ。そいつは腰まである金髪ツインテを持っていた。
「ほら、さっさと起きろ!」
腕を捕まれて体が起こされる。その時俺はまだ寝ぼけていた。そんな状態で強引に起こされたために不祥事が起こった。
「わぷっ」
ドン、と軽く地面が揺れた気もしたが、今はそんな事はどうでもいい。この惨事を目の当たりにしたら110に電話をされかねない。
急に立たされてバランスを崩した俺は、ただ倒れただけではなく、いま、まさに、幼女を押し倒している。
しかも足と足の間に俺の足が深く入っていて膝の当たりは何かに当たっているし、片手はもれなく胸部を触っている。
だが、ふくらみは全く感じられなかった。全くどこのエロゲだ。ってそんな場合じゃない!さっさと体を起こす俺。
しかし、こいつは先ほどの不祥事によって後頭部を打ったらしく、俺が押し倒した(?)状態からぴくりともしない。
「おーい、起きろー」
とりあえず呼びかけてみるが返事はなかった。
「…仕方ねぇか」
さっきまで俺が寝ていた所へ寝かして、俺はしばらく待つ事にした。
「う、ん…」
数分待つと、ようやく目を覚ました。とりあえず聞きたい事がある。
「突然で悪いんだが、一体ここはどこだ?」
短くわかりやすく、そして的を射た核心的な俺の一言は、
「えっと、ここはホノス」
よく分からない回答でかき消された。そんな地名、聞いた事もないぞ。
「お前の居たところからだと、たぶん異世界かな」
異世界?どこの漫画の世界に迷い込んだんだ俺は?
「?わたぼうから聞いてないの?あんた新しいM・M(モンスターマスター)でしょ」
M・M?だいたいモンスターって魔物の事だよな?
「それはそうと、私どれくらい寝てたの?」
「俺に対しての謝罪は無しか。いきなり引っ張りやがって」
まあいい。たぶん、一、二分だな。
「あ、そうなの。よかった」
何がいいもんか。状況説明を俺は要求するぞ。
「それは後、っと」
ようやく立ち上がったと思ったら、またしても俺の腕をつかみやがった。
「とりあえず王様の所に来て」
そのまま俺は引っ張られてその場を後にした。
言うのを忘れていたが、俺は断じてロリコンなどではない。むしろ年上が好きだ。
「よくぞ参られた。貴殿がこの国に新しく参られたM・Mじゃな」
城のような場所につれてこられて、真っ先に玉座らしき場所へと入ってしまった俺はちょっとお腹の出ちゃってる王様っぽい人にあった。
「あの…すみませんが、俺はそのモンスターなんとかっていうのじゃ無いんですが…」
俺もさすがに常識人だ。偉そうな人には敬語を使うのは当たり前と言っても過言ではない。
「ほっほ、新人なのじゃから当たり前じゃ。我が国を救ってくださる為にはるばる異世界まで来ていただけるとは、感謝感謝じゃ」
またでた。異世界って何なんだよ。あと、国を救うって何の事だ?
「なんじゃと!?主はわたぼうから何も聞いておらんのか」
わたぼう?まずはそいつが誰か、それを説明してくれ。
「…わたぼうの奴め…仕方ないが、貴殿にはこちらの世界で立派なM・Mになってもらわねばならん」
「いや、だからですね、そのM・Mとやらがよく分からんのですが…」
「M・Mとは、魔物を従え魔物と戦う職業の事じゃ詳しくは牧場に行きながらそこのツグミに聞きなさい」
さっきの幼女はツグミって言うのか。
「かしこまりました」
またしても俺は引っ張られてその場を後にした。
「なあ、…えっと、ツグミ?」
「何?」
「いや、いろいろ聞きたい事はあるんだが…」
異世界って何だとか、俺は何をすればいいんだとか色々あるが、俺が一番聞きたいのは、
「お前、一体年はいくつだ?」
ぐるりと振り返ってこちらを凄い形相で睨みつけてきた。俺、なんか悪い事言った?
「……なんであんたに教えなくちゃいけないのよ」
「い、いやならいいんだ」
くっ、こんな小さな、しかも女に気迫負けした…
「他に質問は?」
「あー、えっと、魔物って?」
「は?あんた魔物も知らないの!?…まあ、そのうち会えるから。説明もめんどいし」
その後も、俺はいくつかの質問をした。しかし、理解できる回答は得られなかった。
「着いたわ」
しばらくぼーっとしてたせいか、いきなり開けた土地に着いた。
周りを柵で囲ってあったりして、牛でもいればここは誰が見たって牧場だろう。
しかし、それは居るのが牛や豚と言った家畜だった時の話だ。
「ここはあんたの魔物じゃないから、こっちよ」
どうやらこれが魔物らしい。ゲームの中にしか居なさそうなけったいな生き物(?)しかいない。
そんな恐ろしい場所を、この子供、もといツグミはどんどん歩いていく。一体何者だ?
「私は、ここの管理者よ」
なるほど。管理している奴だったらそれだけ迷い無く歩けるはずだ。
しばらく歩くと、ツグミの足が止まった。
「はい、到着っと。このスライムが、あんたの最初のパートナー。一人のM・Mには最大三匹だから、後は自分で集めて」
「ちょっとまて。途中にいた奴らは何なんだ」
「あれは他のマスターのだからだめに決まってるでしょ」
他のって、他にもいるのか。
「は、初めまして…」
ん?どこからか声が聞こえた気がしたが…辺りを見回しても見あたらない。
「下よ」
ああ、なるほど。下ね。
「っておい!!なんだこの青いの!」
足元を見ると、青い球に角が生えたみたいなよくわからん生物がいた。しゃべっているから生物だと思うが、確信はない。
「僕、スラッシュっていいます。宜しくお願いします」
「ああ、俺は遠山翔だ。宜しく。って違うだろ!なんだこいつ!」
「いま名前は言ったでしょ。種族ならスライムよ」
スライム?なんだそれ?もしかして、あれか。学名的なやつか。あんまり掘り返してもわからないだろうから納得しておこう。
「え〜と、スラッシュだっけ。で、お前は何?俺の…パートナー?」
「は、はい!」
うむ。素直で良い返事だ。
「っじゃねぇ!!こいつと俺がパートナー、それはいいとしよう。で、俺はこいつと何をすればいいんだ?」
もうわけがわからん。
「だから、途中に言ったでしょ!魔王を何体かやっつければいいのよ」
OK。わかった。魔王を何体か倒せばね。
「は!?魔王を何体かって、普通一体じゃねぇの!」
「そりゃあ、一つの世界には基本的には一体ぐらいだけど、異世界を旅するんだからその分いっぱいいるに決まってるでしょ」
異世界って、そんな簡単に行き来できるものだったのか。
「旅人の扉を使えばね」
旅人の扉とやらの説明を要求する。
「現物を見た方が早いから、行く?もうちょっとコミュニケーションとったほうがいいんじゃない?」
ちらり、と俺の足下に目をやる。そこには青い塊があった。
「…え〜と、なんかよくわかんないけど、よろしくな」
「いえ、こちらこそ…宜しくお願いします!」
「じゃあちょっと付いてきて」
どうやらもう引っ張られる事は無いようだ。
「…すっげー」
小っせえ建物の中に青い発光体が渦を巻いていた。
「なんだ、これは?」
なんかこっちに来てから質問しかしてないな、俺。
「だから、これが旅人の扉だって。この渦に飛び込むと異世界にいけるの」
ふ〜ん。よくわからんが、これも納得しておこう。
「論より証拠。いってらっ、しゃい!」
ドン、と体の後ろを蹴られた感触が残る。そのまま体は一瞬地面から離れ、青く光る渦へと吸い込まれていった。
「バカ野郎!助け…」
姿が見えなくなった。ふざけやがって。いきなり蹴り飛ばすとは。
横をちらりと見ると、そこには青い塊がいた。
「なんだ、お前も来たのか」
「主人と一緒にいるのが魔物のつとめですから…」
しばらく体が浮いている感覚のまま、渦の中(?)を飛んでいた。ちょと吐きそうだ。
そして、気がつくと俺は草原に倒れていた。まったく次から次へと…
ま、そんなこたぁどうでもいい。俺はいつものように普通に学校に通っていた。ちなみに中学な。
たいして面白くもないが、勉強しとかないと将来困るのは自分だからな。
そんな俺が登校途中、事件は起こった。ありゃあたまげた。
なんせ突然目の前にぬいぐるみが浮かんでんだ。そりゃあ誰だって驚くわなぁ。
そん時の俺は何を思ったかそいつの後に付てったんだ。
そしたらなんか弱々しくなってきて、細い建物の間に入ってったと思ったらいきなり声がした。
「僕が、見えるの…?」
見えるか見えないかで言ったら見てるわけで、こいつが何を言ってるかなんて俺には分からなかった。
「お願い…国を、助けて……」
勝手に話を進めるなとか言ってやりたかったが、そんな暇はなかったね。一瞬で光に包まれたんだから。
もう俺はよくわからんまま気を失った。
「…ん、ここは」
目が覚めると、足下が柔らかい。ん?柔らかい?ホワッツ?さっきまで俺のいた場所どこ行った、おい!
「あっ、やっと起きた。貴様、一体どんだけ寝れば気が済むのだ!!」
えらくかわいい声が聞こえた。全く、どこのガキだ。
「誰がガキだって」
「うわっ!」
いきなり顔をのぞき込みやがった!あわてて飛び起きると、そこで初めて自分はベッドのような物に寝ていた事に気がついた。
俺を起こした奴が目の前にいる構図になるが、やっぱり小せえ。小学生並みだ。そいつは腰まである金髪ツインテを持っていた。
「ほら、さっさと起きろ!」
腕を捕まれて体が起こされる。その時俺はまだ寝ぼけていた。そんな状態で強引に起こされたために不祥事が起こった。
「わぷっ」
ドン、と軽く地面が揺れた気もしたが、今はそんな事はどうでもいい。この惨事を目の当たりにしたら110に電話をされかねない。
急に立たされてバランスを崩した俺は、ただ倒れただけではなく、いま、まさに、幼女を押し倒している。
しかも足と足の間に俺の足が深く入っていて膝の当たりは何かに当たっているし、片手はもれなく胸部を触っている。
だが、ふくらみは全く感じられなかった。全くどこのエロゲだ。ってそんな場合じゃない!さっさと体を起こす俺。
しかし、こいつは先ほどの不祥事によって後頭部を打ったらしく、俺が押し倒した(?)状態からぴくりともしない。
「おーい、起きろー」
とりあえず呼びかけてみるが返事はなかった。
「…仕方ねぇか」
さっきまで俺が寝ていた所へ寝かして、俺はしばらく待つ事にした。
「う、ん…」
数分待つと、ようやく目を覚ました。とりあえず聞きたい事がある。
「突然で悪いんだが、一体ここはどこだ?」
短くわかりやすく、そして的を射た核心的な俺の一言は、
「えっと、ここはホノス」
よく分からない回答でかき消された。そんな地名、聞いた事もないぞ。
「お前の居たところからだと、たぶん異世界かな」
異世界?どこの漫画の世界に迷い込んだんだ俺は?
「?わたぼうから聞いてないの?あんた新しいM・M(モンスターマスター)でしょ」
M・M?だいたいモンスターって魔物の事だよな?
「それはそうと、私どれくらい寝てたの?」
「俺に対しての謝罪は無しか。いきなり引っ張りやがって」
まあいい。たぶん、一、二分だな。
「あ、そうなの。よかった」
何がいいもんか。状況説明を俺は要求するぞ。
「それは後、っと」
ようやく立ち上がったと思ったら、またしても俺の腕をつかみやがった。
「とりあえず王様の所に来て」
そのまま俺は引っ張られてその場を後にした。
言うのを忘れていたが、俺は断じてロリコンなどではない。むしろ年上が好きだ。
「よくぞ参られた。貴殿がこの国に新しく参られたM・Mじゃな」
城のような場所につれてこられて、真っ先に玉座らしき場所へと入ってしまった俺はちょっとお腹の出ちゃってる王様っぽい人にあった。
「あの…すみませんが、俺はそのモンスターなんとかっていうのじゃ無いんですが…」
俺もさすがに常識人だ。偉そうな人には敬語を使うのは当たり前と言っても過言ではない。
「ほっほ、新人なのじゃから当たり前じゃ。我が国を救ってくださる為にはるばる異世界まで来ていただけるとは、感謝感謝じゃ」
またでた。異世界って何なんだよ。あと、国を救うって何の事だ?
「なんじゃと!?主はわたぼうから何も聞いておらんのか」
わたぼう?まずはそいつが誰か、それを説明してくれ。
「…わたぼうの奴め…仕方ないが、貴殿にはこちらの世界で立派なM・Mになってもらわねばならん」
「いや、だからですね、そのM・Mとやらがよく分からんのですが…」
「M・Mとは、魔物を従え魔物と戦う職業の事じゃ詳しくは牧場に行きながらそこのツグミに聞きなさい」
さっきの幼女はツグミって言うのか。
「かしこまりました」
またしても俺は引っ張られてその場を後にした。
「なあ、…えっと、ツグミ?」
「何?」
「いや、いろいろ聞きたい事はあるんだが…」
異世界って何だとか、俺は何をすればいいんだとか色々あるが、俺が一番聞きたいのは、
「お前、一体年はいくつだ?」
ぐるりと振り返ってこちらを凄い形相で睨みつけてきた。俺、なんか悪い事言った?
「……なんであんたに教えなくちゃいけないのよ」
「い、いやならいいんだ」
くっ、こんな小さな、しかも女に気迫負けした…
「他に質問は?」
「あー、えっと、魔物って?」
「は?あんた魔物も知らないの!?…まあ、そのうち会えるから。説明もめんどいし」
その後も、俺はいくつかの質問をした。しかし、理解できる回答は得られなかった。
「着いたわ」
しばらくぼーっとしてたせいか、いきなり開けた土地に着いた。
周りを柵で囲ってあったりして、牛でもいればここは誰が見たって牧場だろう。
しかし、それは居るのが牛や豚と言った家畜だった時の話だ。
「ここはあんたの魔物じゃないから、こっちよ」
どうやらこれが魔物らしい。ゲームの中にしか居なさそうなけったいな生き物(?)しかいない。
そんな恐ろしい場所を、この子供、もといツグミはどんどん歩いていく。一体何者だ?
「私は、ここの管理者よ」
なるほど。管理している奴だったらそれだけ迷い無く歩けるはずだ。
しばらく歩くと、ツグミの足が止まった。
「はい、到着っと。このスライムが、あんたの最初のパートナー。一人のM・Mには最大三匹だから、後は自分で集めて」
「ちょっとまて。途中にいた奴らは何なんだ」
「あれは他のマスターのだからだめに決まってるでしょ」
他のって、他にもいるのか。
「は、初めまして…」
ん?どこからか声が聞こえた気がしたが…辺りを見回しても見あたらない。
「下よ」
ああ、なるほど。下ね。
「っておい!!なんだこの青いの!」
足元を見ると、青い球に角が生えたみたいなよくわからん生物がいた。しゃべっているから生物だと思うが、確信はない。
「僕、スラッシュっていいます。宜しくお願いします」
「ああ、俺は遠山翔だ。宜しく。って違うだろ!なんだこいつ!」
「いま名前は言ったでしょ。種族ならスライムよ」
スライム?なんだそれ?もしかして、あれか。学名的なやつか。あんまり掘り返してもわからないだろうから納得しておこう。
「え〜と、スラッシュだっけ。で、お前は何?俺の…パートナー?」
「は、はい!」
うむ。素直で良い返事だ。
「っじゃねぇ!!こいつと俺がパートナー、それはいいとしよう。で、俺はこいつと何をすればいいんだ?」
もうわけがわからん。
「だから、途中に言ったでしょ!魔王を何体かやっつければいいのよ」
OK。わかった。魔王を何体か倒せばね。
「は!?魔王を何体かって、普通一体じゃねぇの!」
「そりゃあ、一つの世界には基本的には一体ぐらいだけど、異世界を旅するんだからその分いっぱいいるに決まってるでしょ」
異世界って、そんな簡単に行き来できるものだったのか。
「旅人の扉を使えばね」
旅人の扉とやらの説明を要求する。
「現物を見た方が早いから、行く?もうちょっとコミュニケーションとったほうがいいんじゃない?」
ちらり、と俺の足下に目をやる。そこには青い塊があった。
「…え〜と、なんかよくわかんないけど、よろしくな」
「いえ、こちらこそ…宜しくお願いします!」
「じゃあちょっと付いてきて」
どうやらもう引っ張られる事は無いようだ。
「…すっげー」
小っせえ建物の中に青い発光体が渦を巻いていた。
「なんだ、これは?」
なんかこっちに来てから質問しかしてないな、俺。
「だから、これが旅人の扉だって。この渦に飛び込むと異世界にいけるの」
ふ〜ん。よくわからんが、これも納得しておこう。
「論より証拠。いってらっ、しゃい!」
ドン、と体の後ろを蹴られた感触が残る。そのまま体は一瞬地面から離れ、青く光る渦へと吸い込まれていった。
「バカ野郎!助け…」
姿が見えなくなった。ふざけやがって。いきなり蹴り飛ばすとは。
横をちらりと見ると、そこには青い塊がいた。
「なんだ、お前も来たのか」
「主人と一緒にいるのが魔物のつとめですから…」
しばらく体が浮いている感覚のまま、渦の中(?)を飛んでいた。ちょと吐きそうだ。
そして、気がつくと俺は草原に倒れていた。まったく次から次へと…
12/03/25 18:21 デロリン・デ・ローデ ▲
■作者メッセージ
皆さんこんにちは、デロリンです。
本日は第二作目ということで、大分感じを変えてみました。
待ってた人は…まあいないでしょうが、本日もあまり長いのは書かない予定ですので、不快に思う方には先に謝罪を申し上げます。
第一話について
…学校、どうなったんだろう。っていうか制服だよね。これは…萌えるのか?
本日は第二作目ということで、大分感じを変えてみました。
待ってた人は…まあいないでしょうが、本日もあまり長いのは書かない予定ですので、不快に思う方には先に謝罪を申し上げます。
第一話について
…学校、どうなったんだろう。っていうか制服だよね。これは…萌えるのか?