キャラクター紹介:神無
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万夫不当の心剣士
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神無(かんな)
性別:男性
年齢:17歳/51歳
身長:170cm/173cm
出身:メルサータ
容姿
青年時:長い黒髪を三つ編んでいる。瞳の色は深い青色。
壮年時:白髪を隠すように染めた黒のオールバックで、深い青色の瞳。
詳細
青年の頃に心剣士に覚醒し、世界の外を旅する中で仲間と出会い、更には事件に巻き込まれていった主人公の一人。数々の敵を打ち倒し、その実力は老いてもなお健在。自主的な戦いは控えるも自己鍛錬を欠かさずに鍛え続けている。
男らしさに富んだ性格の持ち主。家族を思いやる良くも悪くも純粋な心を持ち合わせる。
年老いてからはその性格に落ち着きさが備わり、風格すら漂わせた。だが、底はそのままなので、見かけに反した若々しい行動をとる事もある。
敵に対しては若い頃はそれなりに情け(無自覚で)をかけ、それでも全力で挑む。置いてからは今まで戦ってきた経験から「全力」で戦う事を薦め、己も心がけている。
青年の頃に出会ったツヴァイと結婚し、双子の神月とヴァイをもうけた。二人に剣術と体術を教え、鍛え上げる。理由としては「健康面、精神面を強くしたかった」事。しかし、鍛える度に「強さ」と「暴力」の違いを説き続けた(ヴァイはこの戒めを守るも、神月は事情もあるが、よく破っていた)。
彼の父は無轟。母親は鏡華。二人の愛を目いっぱい注がれて育てられる(しかし、二人とも基本的に仏頂面なため神無本人は理解しきっていない)。無轟からは剣術を学ばされ、その時に「強さ」と「暴力」の違いを理解した。
心剣
《魔剣バハムート》
黒色に染められたクレイモアの形状をした心剣。
司る属性は闇で、黒い竜を顕現する事も出来る。
神無が最初に引き抜いた心剣であり、その使用頻度は最も高い。高い攻撃力を持ち合わせ、必殺の一撃を主にした技が多い。
自分と月華を襲ってきたハートレスに、為すすべなく倒される神無は己が積み上げてきた実力の無力さをかみ締め、なお求めた。強さ、純粋な力を心に求めたことで顕現される(すでに心剣の核は当時の時点で完成していたため、キッカケが必要であった)。
《魔神剣バハムート》
神威開眼によって進化した魔剣バハムート。
ベースは同じく魔剣バハムートだが、禍々しい形状に変化している。
心剣1最終決戦時、仲間たちを退かせ、自分ひとりで巨大な敵に挑む事を選ぶ。それは傲慢でも、無謀でもなく、純粋に「倒す」と言う精神の昂ぶりから。その昂ぶりに応えるように、魔剣バハムートは更なる姿へと進化した。
基本的な技はほぼ「魔剣バハムート」と同じ。だが、その威力ともに倍以上に変化している。純粋な力を特化した心剣である。
《霊剣アマツミカボシ》
白い日本刀の心剣。
司る属性は光。抜き身での剣術、鞘を用いて行う居合技を持つ。
神無がツヴァイとの最初の戦いで、『不屈の心』を引き金に引き抜いた。当時、彼と彼女では戦いの経験の差は明白だった。しかし、それでも神無は屈さずに戦う意思を爆発させたことで顕現される。
《神槍銃剣ロストレクイエム》
白と黒で彩った剣尖が銃口の長剣。属性は光、闇、無の三竦みである。
心剣1での事件に巻き込まれながら、旅を続けていた神無。その収束の一端をしり、自分に出来る事全てを果たそうとする決意から顕現される。
攻撃方法としては長剣であることから普通に斬撃、剣の先端が銃口なのでそれぞれの属性の「弾」を放つ事が出来る。更には右腕を装着することで斬撃より砲撃に特化した攻撃を繰り出す事が出来る。
キーワード
『家族』
神無にとって、掛け替えの無いもののひとつであろう存在。妻のツヴァイ、娘のヴァイ、息子の神無と誰一人かけてはいけない。
思いやる心も必要だが、信じる心も必要であると危険な戦いの舞台へ参加すると決意した家族の意思を尊重するのも家族の長としての責務であると腹をくくっている。
神無「だけど、怪我は極力しないでくれよ? な?」
『地獄のメリーゴーランド』
幼馴染の月華、あるいは家族に制裁を下す必殺技。鉄拳制裁とほぼ同じ意味合い。
『無轟』
自身の父、剣を教えた師、越えなければならなかった巨大な壁。結局は乗り越えずに別れを迎えたわけであったが…それでも彼の心の片隅には父の姿が残滓となって生き続けている。父と同年に近い年頃になると、彼の晩年の姿を思い出す事が多い。最後の父の姿を。
『強さと暴力』
強さを持つものが誤った力の使い方を行使すればそれは暴力になる。
少年時代に無轟が開いた剣術道場に参加していた神無と同年の少年たちの成れの果ては強さに酔いしれ、暴力を振るうだけの阿呆へ。
その阿呆たちへ引導を言い渡した時の父の悲しくも怒りに満ちた表情を、深く心に刻み、神無は己に、息子・娘へと説き続けた。
関係
→ツヴァイ
妻。夫婦仲はラブラブというよりは寄り添いあうようにお互い、無くてはならない存在となっている。
→神月
息子。彼の白髪の件では一悶着あったが、それ以前に家族仲は良好である。
→ヴァイ
娘。落ち着きの兄と正反対に明るく元気な彼女の笑顔は神無の心の栄養剤。
→月華
幼馴染。医術を心得るキッカケの発端の一つ。好きは好きでもlikeの方であった。
→無轟
父。越えるべき壁であった、何より誇れる父親であった。
→鏡華
母。氷のような人物に見えて、心温かく家族を愛していた。
因縁
→ゼロボロス
・かつて旅中で、出会った謎めいた青年として知りあい、二度目にあったときは狂気に支配された破壊者として戦いあう。紫苑に心剣を託し、彼とゼロボロスの決着を見届ける。
それ以降、再会はなかったがひょんな事件からゼロボロスの乖離した別のゼロボロスが起こした事件に巻き込まれ、その際にゼロボロスと再会を果たす。交流は殆ど無いがそれでもお互いに知り合っている奇妙な間柄となっている。
→ゼツ
・Re:開闢の宴での二人は赤の他人。だが、ゼツが主人公であった反剣1では最初に食らった心剣の使い手、それが神無であった。
ゼツと仲間たち、さらに神無と共に敵と戦い、ゼツは反剣士として心剣士である神無と対決した。
技(設定など込み)
《魔剣バハムート&魔神剣バハムート》
黒塵旋風波(こくじんせんぷうは)
闇の衝撃波を放つ
轟月刃迅(ごうげつはじん)
闇を纏って斬り込む
鬼神爆殺(きしんばくさつ)
黒の翼を生やし加速して、一閃を繰り出す。
月瞬の閃き(げっしゅんのひらめき)
闇を纏い、一閃する。間合いを踏み込む速さに特化している。
魔竜円陣破(まりゅうえんじんは)
闇で具現化した竜を呼び出し、敵へと喰らい付く
黒翼・ハリセンボン(こくよく)
黒い翼で身を包み込んで防御、更には翼を針のように鋭くして射出する。
月狼千十牙(げつろうせんじゅうが)
闇で具現化した狼の群れを呼び出す 敵の意表をつくための不意討ち技
月刃・双龍(げっぱ・そうりゅう)
斬撃を2つの衝撃波として放ち、放たれた衝撃波は黒龍となって敵に襲い掛かる。
月滅魔衝閃(げつめつましょうせん)
闇の波動弾で敵を撃ち抜く。
月皇十竜閃(げっこうじゅうりゅうせん)
加速状態から神速の10連撃を繰り出す。
黒龍屠殺陣(こくりゅうとさつじん)
魔剣バハムートの刀身を粒子に変化し、変化した粒子は無数の黒竜の頭部となって敵に喰らいつく。発動後は元に戻る。
黒熾竜牙陣(こくしりゅうがじん)
4つの黒竜を具現し、敵を飲み込む。
奏滅哭竜陣(そうめつこくりゅうじん)
魔神剣バハムートの長大化した刀身から無数の黒竜を召還し、自身は敵へ斬り込み、黒竜たちは破壊光線による一斉放火を見舞う。
《霊剣アマツミカボシ》
光龍貫通破(こうりゅうかんつうは)
光の竜を召喚し、相手に向けて放つ。
奈落・阿修羅砕(ならく・あすらさい)
3つに分裂・巨大化した刃が、敵を叩き伏せる
陽天竜翔尖(ひてんりゅうしょうせん)
光の竜を上空の敵へ向けて放つ。
光牙連千刃(こうがせんれんじん)
光をまとい、無数の斬撃を放つ。
滅光龍槍(めっこうりゅうそう)
光をまとい、必殺の一突きを穿つ。繰り出すスピードは速く、間合いを詰める先手の技。
《神槍銃剣ロストレクイエム》
白星弾
光属性の砲撃を撃つ
黒星弾
闇属性の砲撃を撃つ
真無弾
無属性の砲弾を撃つ
陰陽の流星(フォス・スキア)
光と闇の砲弾を無数に砲撃する
■作者メッセージ
ためしに投稿。後日修正・追記します