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短編物語集

からん

INDEX

  • あらすじ
  • 01 【俺と物語と赤い服】 エッセイ 的な?
  • 02 【俺とコロッケ】 料理描写?
  • 【俺とコロッケ】 料理描写?

    筆者の好物の一つにコロッケがある。あの黄金色の衣を纏ったじゃがいもの塊だ。
    あれは至宝だと思う。いや至宝だ。至宝でないコロッケがあるか、いや無い。(反語
    というわけで、コロッケの話をしようと思う。

    コロッケの作り方は難しいものではない、らしい。らしいというのは筆者が料理経験皆無だからだ。(ラーメンくらいしか作らない
    ネットで拾ってきたレシピを読むに、難しそうなのはタマネギやら挽き肉やらを炒めることとタネを油で揚げることくらいだろう。
    ちょろっと作り方を描写してみようとも思ったが、実際に作ったことがないので料理しているシーンが思いつかない。
    なので、食う専は食う専らしく出来上がりを頂くことにする。

    唐突な質問だが、皆さんはコロッケを食べる時どうやって食べるか? 
    私はまずコロッケの衣を箸で破ってしまう。揚げたてのコロッケは表面が硬くなっていて、箸を押しこむとパリパリと鳴る。
    そして衣の割れ目から噴き出る湯気は大変美味しそうで食欲をそそるが、生憎私は猫舌の人なのである程度冷ましてから食べたいわけだ。
    更に箸でコロッケを幾つかに等分して皿一杯に湯気が湧き立ち始めた所で、皆様お待ちかねソースの出番だ。
    このソースにも人によってこだわりがあるだろう。ちなみに私はゴマ入りソースが好きだ。
    コロッケに向かってソースを掛けるのだが、ここであまり掛け過ぎるとコロッケがグジュグジュになってしまう。(まあ、これはこれで美味しいが
    なので、ここは黄金色の衣に色取りを足すくらいのつもりで掛けるのが良い……はず。
    幾度も何度も私は私は言って申し訳ないが、私の場合だと中身(タネの部分)にソースを掛ける。ここは好みの問題だろう。
    そうして一口大に分けたコロッケを若干熱い状態で口に放り込むわけである。
    まず感じるのはじゃがいもの柔らかさ。続く様にして挽き肉とタマネギのアクセントをソースの風味が彩り、それら全てをパリッとした衣が包み込む。
    少し表現が大袈裟か、いやあの見事な具材の調和は少し大袈裟なくらいが丁度良いと思うのだ。うむ。
    コロッケが少し冷めても大丈夫だ、問題ない。熱々のご飯と共に召し上がれば良いのである。
    おっと、食べ切ってもそう簡単には終わらせないし帰らせない。皿の上に残ったカスとソースがあるじゃないか。
    それらを箸なり何なりで皿の端に集めたら、再びご飯と共に頂く。ここら辺なんの捻りもなくて申し訳ないが、シンプルが一番だと思うのだ。
    こうして皿の上をキレイに食べ切ったらきちんと言うのである、「ごちそうさまでした」と。

    私情に塗れた駄文でしたが、いかがだったでしょうか?
    以上、夜中にコロッケが食いたくなって思わず一筆書いた筆者でした。

    12/10/23 03:30 からん   

    ■作者メッセージ
    Q.なんで書いたよ?
    A.お腹が空いて、つい……
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