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裏切りのガリ=ハイウィンド仮面

俗物二等兵及び七死

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  • あらすじ
  • 01 豚箱にシュウゥゥゥッ!超!エキサイティンッ!
  • 豚箱にシュウゥゥゥッ!超!エキサイティンッ!

    やあ!みんな!私だ、ガリ仮面だッッ!私は今、何故か豚箱に叩き込まれている。全く持って不愉快だ。どの位かと言うと一%の確率で手に入るアイテムが手には入ったと思ったらフリーズした時ぐらいだッ!とにかく不愉快かつ、ショッキングだ!お分かりいただけたかな?画面の前のみんなッ!

    「君、取り調べの時間だ。」

    この様に不当な扱いを受けている。

    「おいっ!アンタは何で、そんな格好で外出したんだ!」

    だから百貨店に食糧を買いに行こうと…「今、言及しているのはそこじゃない!」人の話しは最後まで聴きたまえ。ふむ私の服装に関して、だろう?

    「わかっているのだったら、最初からっ」

    落ち着き賜え。あれは、私の正装なのだ。

    「あれが、トランクス一丁が、正装だって!?」

    ふむ、君はどうやら一般常識に疎いようだな。

    「アンタは一体なんなんだぁっ!」

    ガリ=ハイウィンド仮面さ。それ以下でも、それ以上でも無い。

    「アンタッて人はぁぁぁぁぁぁぁ!」

    取り調べを行っていた警官が、殴りかかろうとしてくる。

    「止めろ!飛鳥!被疑者に暴行を行ったら、始末書じゃすま無いぞ!」

    「飛鳥、モウヤメルンダッ!お前が欲しかったのは、本当にそんな力か!?」

    二人がかりで殴りかかろうとしている警官を止めようとしている。この飛鳥と言う警官は取り調べに向いてないのでは?と思う。

    「アンタが正しいって言うのならっ!俺に勝ってみせろっ!」

    「くっ、龍之介!飛鳥はどうやら錯乱している!」

    「くっ、引きずり出すぞ!」

    ヤメロ!ハナセー!レイ、シンライシテタノニ!と悪態をつきながら取り調べ室から引きずり出されていく。そんな中で私は考える。

    (ヤバい、どうしよう。ほんの冗談のつもりだったのに。)

    と、私の冷静で常識的な部分が考える。だが私の破天荒な部分は、

    (私の正装を馬鹿にするとは、極刑に値するな。だが私はペンギン陛下でも、蝸牛閣下でもない。それ故、許す)

    と、傲慢に考える。

    13/11/26 00:40 俗物二等兵及び七死   

    ■作者メッセージ
    2013/11/26投稿。感想、アドバイス待ってます。
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