HEARTS10【旅立ち】
「その………、ファイブ・ブレード伝説と、今起きてる事は何か関係あるでしょうか………?」
ダークが先程の話に動揺しながらもイエン・シッド様に聞いてみる。イエン・シッド様は軽く頷いてから全く表情を変えずに言う
「レイのキーブレード、いや、光のキーブレード――レイムチェーンの力は封印されている。なので、その力の解放のヒントになると思ってな。それに、新たな驚異対しての対抗策として使えるかもしれん」
「…………新たな驚異?」
いつの間にかいつになく冷静過ぎる声で呟いていた。いつも能天気だと言われているはずの俺がここまで神経質になるなんて正直思わなかった。その言葉に対して、ミッキーが答える。
「【]V機関】。黒いコートに身を包んだノーバディ達さ。」
俺達はノーバディの事はすでに知っていたが、]V機関なんて言葉は聞いたことがない。ミッキーの話を聞くところ、名前の通り13人のノーバディで構成された組織で、その目的、正体等、全てが謎となっている。しかも、風の噂では最近メンバーが増えつつあるらしい。
「先程ソラ達が旅立った。レイ、フィオ、ダーク。そなた達の力を貸してほしい」
イエン・シッド様が3人を見て言った。3人は迷いなく当然のように明るい笑顔で頷き、言った。
「やるか、相棒!」
「僕達に任せてください!」
「俺達なら出来るさ!」
順番にダーク、フィオ、俺がその意気込みを言い放った。その言葉でイエン・シッド様とミッキーはとても大きな安心感を得た。だが、力を貸すという事は、旅に出るという事であり、様々な世界を渡る。その為にはキーブレードライド、及びグミシップが必要なのだが、グミシップは先程ソラ達に託したばかりで、しかもキーブレードライドが使えるのは俺のみ。フィオとダークはキーブレードライドが使えるようになってから旅立つ事になった。
「それではレイよ、頼んだぞ。」
「はい!絶対世界を救って来るよ!」
「行ってらっしゃい、レイ!」
「頑張ってきな、相棒!」
「うん!!」
とても明るい笑顔と明るい声で言うと、俺は外に向かって走り出した。さあ、いよいよ冒険が始まる…………!
「ここからが、俺達のアドベンチャーだ!!」
ダークが先程の話に動揺しながらもイエン・シッド様に聞いてみる。イエン・シッド様は軽く頷いてから全く表情を変えずに言う
「レイのキーブレード、いや、光のキーブレード――レイムチェーンの力は封印されている。なので、その力の解放のヒントになると思ってな。それに、新たな驚異対しての対抗策として使えるかもしれん」
「…………新たな驚異?」
いつの間にかいつになく冷静過ぎる声で呟いていた。いつも能天気だと言われているはずの俺がここまで神経質になるなんて正直思わなかった。その言葉に対して、ミッキーが答える。
「【]V機関】。黒いコートに身を包んだノーバディ達さ。」
俺達はノーバディの事はすでに知っていたが、]V機関なんて言葉は聞いたことがない。ミッキーの話を聞くところ、名前の通り13人のノーバディで構成された組織で、その目的、正体等、全てが謎となっている。しかも、風の噂では最近メンバーが増えつつあるらしい。
「先程ソラ達が旅立った。レイ、フィオ、ダーク。そなた達の力を貸してほしい」
イエン・シッド様が3人を見て言った。3人は迷いなく当然のように明るい笑顔で頷き、言った。
「やるか、相棒!」
「僕達に任せてください!」
「俺達なら出来るさ!」
順番にダーク、フィオ、俺がその意気込みを言い放った。その言葉でイエン・シッド様とミッキーはとても大きな安心感を得た。だが、力を貸すという事は、旅に出るという事であり、様々な世界を渡る。その為にはキーブレードライド、及びグミシップが必要なのだが、グミシップは先程ソラ達に託したばかりで、しかもキーブレードライドが使えるのは俺のみ。フィオとダークはキーブレードライドが使えるようになってから旅立つ事になった。
「それではレイよ、頼んだぞ。」
「はい!絶対世界を救って来るよ!」
「行ってらっしゃい、レイ!」
「頑張ってきな、相棒!」
「うん!!」
とても明るい笑顔と明るい声で言うと、俺は外に向かって走り出した。さあ、いよいよ冒険が始まる…………!
「ここからが、俺達のアドベンチャーだ!!」
■作者メッセージ
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