HEARTS31【新世界へ】
俺はソラ達のグミシップの中にいる。セイとの戦いを切っ掛けに、共に冒険する事になったのだ。グミシップのベッドルームで俺はぐっすりと眠りに着いている。そしてどういう偶然かまたあのときの夢を見た
待ってよ、レイ君!
ははっ、遅いよ ナ!
待ってよー!
この夢でやっと彼女の名前の一部が聞こえた。だが後の二文字は何だろう?
「!」
目が覚めるとその近くにはグーフィーがいた。
そうだ、俺はソラ達と旅をすることにしたんだ………
その瞬間これまでの経緯があっという間にフラッシュバックした。イエン・シッド様の所でアンチネスと機関の討伐を頼まれ、様々な世界を訪れて、セイという謎の少年とソラと共に戦って、旅に同行する事になったのだ。
「大丈夫?」
グーフィーが俺の顔を覗いて言った。よく考えたら顔が汗でびしょびしょになっている気がする。
「うん、大丈夫……」
そう言うと速やかに起き上がり、メインルームへと足を運んだ。
メンバーが全員集まり、次に行く世界について会議中の一同。ソラ達は俺と出会う前、ミッキー達の故郷であるディズニーキャッスルに行った後で、ポートロイヤルやアグラバーに行く意見が出された。
「………」
そんな中俺だけは会議に参加せず、ずっとあの夢の事を気にしていた。そのため、周囲の音がまるで聞こえていない。悩みながら右手のグローブを外し、紋章を見た。紫色のロクホウセイの中に円があり、更にその中にロクホウセイがあるその紋章の力は、何かを対象に右手をかざして、力を集中することで、その何かの真実を全て見通すと言う物。
“もしかしたら”そう思い自分の額に右手をかざしてみた。
すると、脳裏に1つの景色が浮かんできた。それは真っ黒の監獄のような要塞。そこに紫色のロングヘアで、透き通るような青い目の一人の少女が囚われているのが見えた。
「………ブラックプリズン……」
「「「え!?」」」
無意識にその名前を呟いていた。地獄の檻、ブラックプリズンの名前を。
「そこに、何かあるのか?」
ソラが聞く。ドナルドとグーフィーも気になっている様子。恐る恐る口を開き言った
「そこにいるんだね………」
この時、すでに確信していた。今まで自分が探していた人がそこにいると。俺の提案で、一同はブラックプリズンに向かう事になった
待ってよ、レイ君!
ははっ、遅いよ ナ!
待ってよー!
この夢でやっと彼女の名前の一部が聞こえた。だが後の二文字は何だろう?
「!」
目が覚めるとその近くにはグーフィーがいた。
そうだ、俺はソラ達と旅をすることにしたんだ………
その瞬間これまでの経緯があっという間にフラッシュバックした。イエン・シッド様の所でアンチネスと機関の討伐を頼まれ、様々な世界を訪れて、セイという謎の少年とソラと共に戦って、旅に同行する事になったのだ。
「大丈夫?」
グーフィーが俺の顔を覗いて言った。よく考えたら顔が汗でびしょびしょになっている気がする。
「うん、大丈夫……」
そう言うと速やかに起き上がり、メインルームへと足を運んだ。
メンバーが全員集まり、次に行く世界について会議中の一同。ソラ達は俺と出会う前、ミッキー達の故郷であるディズニーキャッスルに行った後で、ポートロイヤルやアグラバーに行く意見が出された。
「………」
そんな中俺だけは会議に参加せず、ずっとあの夢の事を気にしていた。そのため、周囲の音がまるで聞こえていない。悩みながら右手のグローブを外し、紋章を見た。紫色のロクホウセイの中に円があり、更にその中にロクホウセイがあるその紋章の力は、何かを対象に右手をかざして、力を集中することで、その何かの真実を全て見通すと言う物。
“もしかしたら”そう思い自分の額に右手をかざしてみた。
すると、脳裏に1つの景色が浮かんできた。それは真っ黒の監獄のような要塞。そこに紫色のロングヘアで、透き通るような青い目の一人の少女が囚われているのが見えた。
「………ブラックプリズン……」
「「「え!?」」」
無意識にその名前を呟いていた。地獄の檻、ブラックプリズンの名前を。
「そこに、何かあるのか?」
ソラが聞く。ドナルドとグーフィーも気になっている様子。恐る恐る口を開き言った
「そこにいるんだね………」
この時、すでに確信していた。今まで自分が探していた人がそこにいると。俺の提案で、一同はブラックプリズンに向かう事になった
■作者メッセージ
盛り上がって来ました!救出ってなんか良いですよね!