HEARTS34【リポップ】
俺達はこの要塞の脱出を目指して走っていた。クロナをおぶっている為俺は特にそのスピードが遅く、戦える状態ではない俺をドナルドとグーフィーが上手くフォローしている。
「もう少しだ!」
ソラが走りながら言った。もう少しでグミシップに乗れるワープポイントがある場所につくらしい。だが、一同の真上から巨大な何かが落ちてきた。それは、一体のアンチネスだった。
「なんだ!?」
突如として現れたアンチネスに驚くドナルド。戦える状態ではない俺以外の3人が戦闘体勢に入る。全体的にハートレスのダークサイドに似ているその巨大アンチネスは、俺を、否、正確には俺が今背負っているクロナを狙っている。それをいち早く察したソラは俺に向かって叫んだ
「レイ!クロナを連れて逃げろ!」
俺は迷わず頷き、ワープポイントからグミシップの中へと逃げ込んだ。その後を巨大アンチネスが追おうとするが、3人に阻まれる。
「ここから先は、」
「何があっても、」
「絶対通さない!」
順番にグーフィー、ドナルド、ソラがそれぞれ叫んだ。アンチネスは頭に来たのか、不気味な雄叫びをあげる。
その雄叫びは実は号令だった。雄叫びと共に大量のアンチネスがやって来たのだ。これだとグミシップの中にいるクロナを守りきれない。
「これって……、無理なのかなぁ?」
「グーフィー!」
少々弱気になったグーフィーにドナルドが渇を入れるように腹を杖で叩いた。少しもがきながらグーフィーが言った
「ご、ごめんね…」
だが不利な状況は何も変わらないがやるしかない。3人はそれぞれの武器を束ね、そこから凄まじい光を放った。すると巨大アンチネスを除く大量のアンチネス達が消滅していった。これが3人の連携技、トリニティリミットである。
「後はあいつだけだ!」
ソラがそう言うとドナルドとグーフィーは頷いた。そしてソラはグーフィーの手を握り、二人は光に包まれた。やがて出てきたのはソラ一人だけだった。だが、服装が全体的に赤くなっており、キーブレードを2本同時に握っている。
「来た!ブレイヴフォーム!」
ドナルド曰く、この姿はブレイヴフォーム。ソラの服には、この服を作った3人の妖精により不思議な力があるらしく、その力でグーフィーの力をソラに加えた攻撃的なフォームである。
「うおぉぉぉ!!」
ソラが2つのキーブレードを使い、巨大アンチネスを連続攻撃する。アンチネスも負けじとカウンター攻撃を仕掛けるが、ソラ達の後ろから飛んできた赤いラグナロク、ラグナロクRDがアンチネスにヒットした。
「「レイ!?」」
なんとか間に合ったようだ。クロナをグミシップ内に休ませ、急いで駆けつけたのだ
「よーし!レイ、僕達も連携だー!」
ドナルドが肩車状態になるように俺に乗り、そのまま巨大アンチネスへと突っ込む。
「何を!?」
それを見たソラが驚く。アンチネスへと突進していき、その際にドナルドが大量の光弾を放った。
「これが俺達の、」
「ファンタジアだ!」
ドナルドとの連携技、ファンタジアが見事に炸裂し、アンチネスを倒した。
「今のうちに!」
ブレイヴフォームを解き、グーフィーと分離したソラの合図で、一同はグミシップに乗り込む
「もう少しだ!」
ソラが走りながら言った。もう少しでグミシップに乗れるワープポイントがある場所につくらしい。だが、一同の真上から巨大な何かが落ちてきた。それは、一体のアンチネスだった。
「なんだ!?」
突如として現れたアンチネスに驚くドナルド。戦える状態ではない俺以外の3人が戦闘体勢に入る。全体的にハートレスのダークサイドに似ているその巨大アンチネスは、俺を、否、正確には俺が今背負っているクロナを狙っている。それをいち早く察したソラは俺に向かって叫んだ
「レイ!クロナを連れて逃げろ!」
俺は迷わず頷き、ワープポイントからグミシップの中へと逃げ込んだ。その後を巨大アンチネスが追おうとするが、3人に阻まれる。
「ここから先は、」
「何があっても、」
「絶対通さない!」
順番にグーフィー、ドナルド、ソラがそれぞれ叫んだ。アンチネスは頭に来たのか、不気味な雄叫びをあげる。
その雄叫びは実は号令だった。雄叫びと共に大量のアンチネスがやって来たのだ。これだとグミシップの中にいるクロナを守りきれない。
「これって……、無理なのかなぁ?」
「グーフィー!」
少々弱気になったグーフィーにドナルドが渇を入れるように腹を杖で叩いた。少しもがきながらグーフィーが言った
「ご、ごめんね…」
だが不利な状況は何も変わらないがやるしかない。3人はそれぞれの武器を束ね、そこから凄まじい光を放った。すると巨大アンチネスを除く大量のアンチネス達が消滅していった。これが3人の連携技、トリニティリミットである。
「後はあいつだけだ!」
ソラがそう言うとドナルドとグーフィーは頷いた。そしてソラはグーフィーの手を握り、二人は光に包まれた。やがて出てきたのはソラ一人だけだった。だが、服装が全体的に赤くなっており、キーブレードを2本同時に握っている。
「来た!ブレイヴフォーム!」
ドナルド曰く、この姿はブレイヴフォーム。ソラの服には、この服を作った3人の妖精により不思議な力があるらしく、その力でグーフィーの力をソラに加えた攻撃的なフォームである。
「うおぉぉぉ!!」
ソラが2つのキーブレードを使い、巨大アンチネスを連続攻撃する。アンチネスも負けじとカウンター攻撃を仕掛けるが、ソラ達の後ろから飛んできた赤いラグナロク、ラグナロクRDがアンチネスにヒットした。
「「レイ!?」」
なんとか間に合ったようだ。クロナをグミシップ内に休ませ、急いで駆けつけたのだ
「よーし!レイ、僕達も連携だー!」
ドナルドが肩車状態になるように俺に乗り、そのまま巨大アンチネスへと突っ込む。
「何を!?」
それを見たソラが驚く。アンチネスへと突進していき、その際にドナルドが大量の光弾を放った。
「これが俺達の、」
「ファンタジアだ!」
ドナルドとの連携技、ファンタジアが見事に炸裂し、アンチネスを倒した。
「今のうちに!」
ブレイヴフォームを解き、グーフィーと分離したソラの合図で、一同はグミシップに乗り込む
■作者メッセージ
ここからがストーリーの本番です!