HEARTS43【策略】
俺達がポートロイヤルを冒険している頃、ХV機関と呼ばれる組織の本拠地、存在しなかった城ではとある陰謀が動き始めていた
「………」
仮面の少年セイが城の中に入ってきた。何も言わずただ歩いているのみで、何とも不気味である。セイが自分の部屋に入ろうとしたとき、後ろに気配を感じた。振り向くと、そこには青い髪で、額に×印の傷がある厳つい男、サイクスがいた。
「何のようだ?」
セイがサイクスに聞いた。サイクスの金色の目はセイをしっかりと睨んでいるが、やはりセイも仮面の奥からサイクスを強く睨んでいる。
「ソラが新たな仲間を得たらしいな。」
サイクスは少し鼻で笑いそう言った。セイは少しフッと笑い言う。
「レイの事だろ?あいつなら俺に任せろよ。」
自信たっぷりに言うと、キーブレードを出して見せた。彼のキーブレード、ダークネスギア。禍々しいほどの闇の力を備え、如何なる敵をも殲滅する
「俺はお前達に手を貸した身だ。だから、出来る限りの協力はしてやるよ」
セイが自信たっぷりに言って見せた。セイと機関にはなんらかの繋がりがあるようで
、サイクスが心無しにフッと笑い言った
「なら頼みがあるんだが……」
「なんだ?下らない頼みなら断るぜ?」
サイクスの頼みをとりあえず聞くことにしたセイ。キーブレードをしまい、壁に腕くみをしてもたれる。
「ソラに大切な人がいるのは知っているだろう?」
サイクスが心の無い声でセイに聞いた。するとセイは仮面を外した。しかし、まだ影に包まれていて顔がよく見えない。だが、不気味に煌めく金色の目ははっきりと見る事が出来た。
「カイリだったか?そんな名前だろ?」
そうサイクスに言い彼は軽く頷く。
「そいつをここに連れてこい」
サイクスに指示を下されたセイが不気味に笑い始め言った
「なるほど、そう言う事か……まさに外道だな……」
意味深な言葉を残しセイは再び仮面を被り、サイクスを見上げる。
「任せろ。お前の道具なら幾らでも仕入れてやるさ…………!」
そう言ってセイは右手をかざし、闇の回廊と呼ばれる世界を渡る裂け目を産み出し、そこに入っていった。その先は運命の島の名を持つ世界だった
デスティニーアイランド………!
「………」
仮面の少年セイが城の中に入ってきた。何も言わずただ歩いているのみで、何とも不気味である。セイが自分の部屋に入ろうとしたとき、後ろに気配を感じた。振り向くと、そこには青い髪で、額に×印の傷がある厳つい男、サイクスがいた。
「何のようだ?」
セイがサイクスに聞いた。サイクスの金色の目はセイをしっかりと睨んでいるが、やはりセイも仮面の奥からサイクスを強く睨んでいる。
「ソラが新たな仲間を得たらしいな。」
サイクスは少し鼻で笑いそう言った。セイは少しフッと笑い言う。
「レイの事だろ?あいつなら俺に任せろよ。」
自信たっぷりに言うと、キーブレードを出して見せた。彼のキーブレード、ダークネスギア。禍々しいほどの闇の力を備え、如何なる敵をも殲滅する
「俺はお前達に手を貸した身だ。だから、出来る限りの協力はしてやるよ」
セイが自信たっぷりに言って見せた。セイと機関にはなんらかの繋がりがあるようで
、サイクスが心無しにフッと笑い言った
「なら頼みがあるんだが……」
「なんだ?下らない頼みなら断るぜ?」
サイクスの頼みをとりあえず聞くことにしたセイ。キーブレードをしまい、壁に腕くみをしてもたれる。
「ソラに大切な人がいるのは知っているだろう?」
サイクスが心の無い声でセイに聞いた。するとセイは仮面を外した。しかし、まだ影に包まれていて顔がよく見えない。だが、不気味に煌めく金色の目ははっきりと見る事が出来た。
「カイリだったか?そんな名前だろ?」
そうサイクスに言い彼は軽く頷く。
「そいつをここに連れてこい」
サイクスに指示を下されたセイが不気味に笑い始め言った
「なるほど、そう言う事か……まさに外道だな……」
意味深な言葉を残しセイは再び仮面を被り、サイクスを見上げる。
「任せろ。お前の道具なら幾らでも仕入れてやるさ…………!」
そう言ってセイは右手をかざし、闇の回廊と呼ばれる世界を渡る裂け目を産み出し、そこに入っていった。その先は運命の島の名を持つ世界だった
デスティニーアイランド………!
■作者メッセージ
第1期がいよいよ本格的に動き出す!お楽しみに!