クライマックスフェイズ2
第一ラウンド
GM「それでは、まずはエンゲージの説明だ。まず、五人で一つのエンゲージ。そこから5m離れた所にシヴァがいる。更にその後方5mに黒瀬闇一と氷置大湖の二人がいるぞ」
SM「では、セットアッププロセスからやっていきましょう。まずは愛星の番ね」
スピカ「私は何もないわ」
GM「なら、次は切嗣の番だ」
ウィド「私は…ここは【シンボライズカード】の効果を発動し、ウロボロスエフェクト使用でダイス+1個&攻撃力+3上げます。《サポートデバイス》は次で使います」
GM「では、次は大湖の番だ。彼もなし。次にシヴァだが、Eロイス『楔の呪い』を発動させる! この効果でタイタスする際は「戦闘不能からの復活」以外は使えなくなるぞ!」
スピカ「タイタス効果を回復以外使う事が出来ない…地味に痛いわね」
GM「まだ終わらない! もう一つEロイス『殺戮衝動』を発動させる。このシーンの間、クリンナップで戦闘不能だった場合、自動的に死亡となる!」
ガイア「何か恐ろしい技使ってきたよ!?」
GM「ふふん、恐ろしいのはここからさ。次に闇一の番、エネミーエフェクト《無明の世界1》を発動! 辺りが闇に包まれ、ラウンド中はあらゆるエフェクトが自分と同じエンゲージキャラクターしか対象に出来なくなるぞ!」
ウラノス「つまりは、同じエンゲージにいる奴らでないと攻撃も支援も出来ないって訳か…ヤバイな、こりゃ」
SM「さて、次は雷神の番だけど」
ガイア「隣接しないといけない、かぁ…。雷神お兄ちゃんは何も出来ないし、あたしも宣言しないよ」
テルス「私も同じよ」
SM「なら、順番はこうなるわ」
愛里(13)
切嗣(11)
大湖・シヴァ(10)
闇一(9)
雷神(6)
恋火(5)
小暮(4)(防具効果で−5)
GM「それでは、イニシアチブだが…ここでシヴァは《加速する刻2》を発動させるよ!」
ウィド「ならば私も《原初の白:時間凍結2》で対抗する! 浸食率108%! HPは20減少で残りHP9だ!」
SM「えーと、この場合…順番が早い方が先に動くみたいね。と言う事は…」
GM「…切嗣、どうぞ」
ウィド「では私の番! 攻撃を当てる為に、マイナーでシヴァのエンゲージに突入します。《コンセントレイト3:ウロボロス》、《餓えし影2》で召喚攻撃です。ダイスは9個、攻撃力7、達成値4、C値7、浸食率は111%です」
《命中判定》
9D+4(C値7)→19
GM「こちらはガードと同時に《蒼き悪魔5》を発動! 15のダメージを受けて貰うよ」
ウィド「カウンター!?」
《ダメージ算出》
2D+7→21
ウィド「どうにかダメージを与えられましたが、戦闘不能…仕方ない。春日のロイスをタイタスして復活します。HPは12です。そして《喰らわれし贄4》の効果で攻撃力を12追加! 浸食率は112%!」
SM「なら、次はこっちの番よ! マイナーは《氷の加護5》、《オリジン:ミネラル8》で攻撃力10、シーン中装甲値16になるわよ!」
ガイア「ちょっと待って、レベルがおかしいよ!? 《オリジン:》の最大レベルって5の筈でしょ!?」
SM「それはEロイス『超越活性』の効果よ。さあ、メジャーで《コンセントレイト3:サラマンダー》、《結合粉砕5》、《ブリザードブレス7》、《レネゲイドスマイト5》! これにより、ダイス17、達成値4、攻撃力27の装甲無視攻撃よ! あ、対象はもちろん切嗣ね!」
ウィド「死ぬ! 死ねますよそれ!?」
テルス「GM! 私エフェクトでカバーリング出来る!?」
GM「移動出来るとしても、同じエンゲージじゃないから駄目だね」
ウィド「ならば…早いがやるしかない! 《原初の黒:時の棺2》発動! その攻撃を自動失敗させます! 浸食率は125%!」
(固有時制御(タイムアルター)…トリプルアクセル!)
レネゲイドの力を急激に高めると同時に、周りの動きがスロー映像に成り下がる。
シヴァが力を高め、両手を振り上げる。切嗣はそれよりも早く指に挟んだカードを前方へと投げ捨てる。
やがてシヴァが両手を前に突き出すと、切嗣がいる地点を凍らせえ氷塊を作り上げた。
『切嗣!?』
闇で見えないが、何らかの攻撃の音に思わず愛星が叫ぶ。
『No.39 希望皇ホープ…!』
しかし、彼はカードから具現化した白い騎士に守られていた。
どうにか無傷で済ますと、闇に覆われた背後を振りかえる。
『私の心配をするな…命を粗末にしたいのか…!?』
『っ…!』
スピカ「さて、私の番ね。同じエンゲージでないと支援を当てられないのが辛い所ね…!」
ガイア「ど、どうするの?」
スピカ「…仕方ないわ。マイナーで私も切嗣のいるエンゲージに移動するわよ。メジャーは《アドヴァイス6》、《導きの華4》、《癒しの歌3》の支援コンボを切嗣に行うわ! ダイス6個、達成値8、C値−1、浸食率は112%よ!」
《回復》
3D+4→20
『さぁ…私の歌を聴きなさい! 《SeventH-HeaveN》!』
宣言すると共に、詩による彼女の領域操作が始まる。
『引き裂かれた大地の痕(こえ) 啼り響いた、瓦礫の戦慄に…』
ウィド「これで私は全回復。再度カウンターを喰らっても耐えられます…マイナーは放棄、再びメジャーで《コンセントレイト3:ウロボロス》、《餓えし影2》の攻撃です。ダイスは16個、攻撃力19、達成値12、C値6、浸食率は128%です! 更に、『ブレイカー』の効果を使って装甲無視の攻撃です! ここで出来る限り減らします! だあぁ!」
GM「って、どれだけ振るの!? えーと、合計は65…」
スピカ「まだよ、《妖精の手4》を発動! 5のダイス目を10に変更よ! 浸食率116%!」
GM「ここでバーストアップ!?」
ウィド「ありがとうございます、姉さん! まだまだ行きますよ!」
《命中判定》
16D+12(C値6)→97
ウィド「残念です。ウラノスみたいに4連続とはいきませんでした」
GM「いやこれ十分酷いよ!? 装甲無視は厳しいけど、再び《蒼き悪魔5》でカウンターするよ」
《ダメージ算出》
10D+19→74
愛星『世界の解を、思い描いた未来を――響かせて』
切嗣『やれ――セイバー』
その言葉と共に、切嗣はシヴァに銃弾を打ちこむ。
レネゲイドの変質が起こり、苦しむシヴァ。そこに、影から作り出した女性が光り輝く剣を握り締め上段に構えた。
セイバー『エクス…カリバァァァーーーーーーーー!!!』
シヴァ『グウゥ! …ガアアアアッ!!』
切嗣『ぐぅ!?』
愛星『切嗣!?』
ウィド「これで私のHPは14ですね…」
スピカ「次の攻撃を耐える事が出来れば、バトンは渡せるわね」
SM「ふっふっふ…余裕ぶってるのも今の内よ! 次はシヴァの番! イニシアチブで《極大消滅波4》を行うわ! これはリアクション不可の6D分のHPダメージの範囲攻撃を与えるわよ!」
ガイア「二回攻撃じゃなくて三回攻撃!? えげつないよ!?」
スピカ「それでもまだ防げる! 《隆起する大地6》発動! 私と切嗣の周りに大地の壁を作り出すわ! ダメージは24減少! 浸食率118%!」
SM「リアクションは不可だけど、オートまでは不可じゃないのよねぇ…」
《ダメージ算出》
6D→27
シヴァ『ブリザガ!!』
手を翳すとともに、二人に氷結の嵐が襲い掛かる。
だが。
愛星『…甘いわね』
それらは全て、愛星が作り出した大地の壁によって殆どが防がれていた。
ウィド「私のHPは11になりました。姉さんに至っては、装甲合わせて無傷ですね」
スピカ「私を倒したかったら、この倍は持ってきなさい!」
SM「ダイス目が悪いー! 何でよー!」
GM「まあまあ…減らせなかったのは残念だけど、まだ攻撃は終わらないよ! マイナーとメジャーはさっきと同じ、《オリジン:ミネラル8》を抜かしたコンボだよ! ダイス17、達成値4、攻撃力27の装甲無視攻撃だ! お望み通り、倍を持ってきてあげるよ!」
テルス「こう言う時の為に、《ミスディレクション》を取ってたのに…!」
GM「闇の力もバカに出来ないでしょー?」
《命中判定》
17D+4(C値7)→36
ウィド「そんなの…19で避けられません!」
スピカ「私はリアクションを放棄、《波紋の方陣5》を発動させるわ! 6D分のダメージ軽減よ、対象は切嗣! 浸食率121%」
SM「完全に守りに徹してきたわね…!」
《ダメージ算出》
4D+27→44
《ダメージ軽減》
6D→22
GM「切嗣のダメージは22と…二人とも戦闘不能だね」
ウィド「仕方ありません…ダイヤモンドダストのロイスをタイタスして復活します! HP14」
スピカ「私は春日末央のロイスをタイタスするわ。HP11」
切嗣『はぁ、はぁ…!』
愛星『本当に、あの子と言い、こいつと言い…FHには問題児が多いわ…!』
切嗣『文句を言いつつ、前に出るとは気が触れたか?』
愛星『仕方ないじゃない…こうでもしないと支援出来ないんだから。守ってやったのは誰のおかげだと思ってるの…』
切嗣『守ってくれと頼んだ覚えはない』
愛星『…士郎を悲しませる事になるわよ』
切嗣『その話題は口に出すな。今はこの戦いに集中だ。歌え…それが出来る事なのだろう、支部長?』
愛星『言われなくても!』
SM「それじゃ、次は大湖の番よ。マイナーは放棄、メジャーで《アドヴァイス1》を自分に使用するわ」
GM「次に闇一の番。彼もマイナーは放棄、メジャーで《導きの華2》、《戦乙女の導き1》を大湖に使用するよ!これで、ダイス2、達成値4、攻撃力5、C値−1が追加されるよ」
スピカ「攻撃できないのを良い事に、明らかに次の攻撃で大ダメージをぶつけてくるわね…!」
ウラノス「だったら、このターンでヤバイ奴を倒してやるだけだ! まず俺から行かせてもらうぜ、イニシアチブで『ヴィブロウィップ』を装備。
マイナーでシヴァのエンゲージに入るぜ! メジャーで《コンセントレイト3:ブラックドック》、《アタックプログラム4》、《アームズリンク4》。更に《バリアクラッカー2》、《ミカヅチ3》もつけるぜ! ダイス13、攻撃力3D+10、達成値10、C値7の装甲無視のガード不能攻撃だ! 浸食率は118%!」
GM(あ、これ死ぬ)
ウラノス「おらぁ――って、16!? 補正合わせて26だと!」
スピカ「まだまだ!! 《妖精の手4》を発動させるわ、浸食率125%! これで行って!」
《命中判定》
13D+10→34
GM「ガード不能じゃカウンター出来ないし、回避は…うん、10で無理!」
SM「た、耐え切るかしら…?」
《ダメージ算出》
7D+10→49
愛星『幾千と幾万と幾億と涙零れ崩れ落ちたって 抗おうじゃないか輪廻ずぶ濡れに成って因果――』
雷神『ハハハ…消し炭になりやがれぇぇぇ!!!』
愛星の高らかな歌が闇の中で響き渡る中、雷神は憎悪の感情のままにシヴァに向かって夥しい電撃を纏ったチャクラムを投げつける。
幾度となく高速で襲い掛かるチャクラムにシヴァは防御も出来ず、激しく甚振られ――やがて青い結晶へと戻り、全体に罅が入った。
GM「――そうしてシヴァの決勝に無数の罅が入り、地面に落ちると共に砕け散った。戦闘不能だ」
ウラノス「ふ、こんなもんだぜ!」
ガイア「次はあたしの番だね。マイナーで暴走を解除! メジャーで全力移動して闇一と大湖のエンゲージに入るよ!」
愛星『枯れてくれるな運命、願って止まないと想いよ――!』
恋火『う、あ…駄目、駄目ぇ!!』
小暮『恋火!』
愛星の歌に、恋火が急に胸を押さえこむ。
そうして顔を上げると、正気に戻ったのか瞳はハッキリとしていた。
恋火『小暮お姉ちゃんは皆をお願い! あたしは…!』
それだけ言うと、恋火は駆ける。
闇の奥にいるであろう、護るべき人の元へと。
だが、まだ戦いは終わっていない。
闇一『おっと、羽粋姉ちゃんには触らせないよ! それより、シヴァを倒したみたいだね…!』
大湖『どうやら、俺達も本気にならないといけないようだな…!』
テルス「最後は私の番ね。私はマイナーで雷神達のエンゲージに入るわ。それで終わりよ」
GM「全員行動は終了だね。クリンナップだけど、誰も戦闘不能になっていないから『殺戮衝動』の効果は発動しない。このまま第二ラウンドに行くよ」
GM「それでは、まずはエンゲージの説明だ。まず、五人で一つのエンゲージ。そこから5m離れた所にシヴァがいる。更にその後方5mに黒瀬闇一と氷置大湖の二人がいるぞ」
SM「では、セットアッププロセスからやっていきましょう。まずは愛星の番ね」
スピカ「私は何もないわ」
GM「なら、次は切嗣の番だ」
ウィド「私は…ここは【シンボライズカード】の効果を発動し、ウロボロスエフェクト使用でダイス+1個&攻撃力+3上げます。《サポートデバイス》は次で使います」
GM「では、次は大湖の番だ。彼もなし。次にシヴァだが、Eロイス『楔の呪い』を発動させる! この効果でタイタスする際は「戦闘不能からの復活」以外は使えなくなるぞ!」
スピカ「タイタス効果を回復以外使う事が出来ない…地味に痛いわね」
GM「まだ終わらない! もう一つEロイス『殺戮衝動』を発動させる。このシーンの間、クリンナップで戦闘不能だった場合、自動的に死亡となる!」
ガイア「何か恐ろしい技使ってきたよ!?」
GM「ふふん、恐ろしいのはここからさ。次に闇一の番、エネミーエフェクト《無明の世界1》を発動! 辺りが闇に包まれ、ラウンド中はあらゆるエフェクトが自分と同じエンゲージキャラクターしか対象に出来なくなるぞ!」
ウラノス「つまりは、同じエンゲージにいる奴らでないと攻撃も支援も出来ないって訳か…ヤバイな、こりゃ」
SM「さて、次は雷神の番だけど」
ガイア「隣接しないといけない、かぁ…。雷神お兄ちゃんは何も出来ないし、あたしも宣言しないよ」
テルス「私も同じよ」
SM「なら、順番はこうなるわ」
愛里(13)
切嗣(11)
大湖・シヴァ(10)
闇一(9)
雷神(6)
恋火(5)
小暮(4)(防具効果で−5)
GM「それでは、イニシアチブだが…ここでシヴァは《加速する刻2》を発動させるよ!」
ウィド「ならば私も《原初の白:時間凍結2》で対抗する! 浸食率108%! HPは20減少で残りHP9だ!」
SM「えーと、この場合…順番が早い方が先に動くみたいね。と言う事は…」
GM「…切嗣、どうぞ」
ウィド「では私の番! 攻撃を当てる為に、マイナーでシヴァのエンゲージに突入します。《コンセントレイト3:ウロボロス》、《餓えし影2》で召喚攻撃です。ダイスは9個、攻撃力7、達成値4、C値7、浸食率は111%です」
《命中判定》
9D+4(C値7)→19
GM「こちらはガードと同時に《蒼き悪魔5》を発動! 15のダメージを受けて貰うよ」
ウィド「カウンター!?」
《ダメージ算出》
2D+7→21
ウィド「どうにかダメージを与えられましたが、戦闘不能…仕方ない。春日のロイスをタイタスして復活します。HPは12です。そして《喰らわれし贄4》の効果で攻撃力を12追加! 浸食率は112%!」
SM「なら、次はこっちの番よ! マイナーは《氷の加護5》、《オリジン:ミネラル8》で攻撃力10、シーン中装甲値16になるわよ!」
ガイア「ちょっと待って、レベルがおかしいよ!? 《オリジン:》の最大レベルって5の筈でしょ!?」
SM「それはEロイス『超越活性』の効果よ。さあ、メジャーで《コンセントレイト3:サラマンダー》、《結合粉砕5》、《ブリザードブレス7》、《レネゲイドスマイト5》! これにより、ダイス17、達成値4、攻撃力27の装甲無視攻撃よ! あ、対象はもちろん切嗣ね!」
ウィド「死ぬ! 死ねますよそれ!?」
テルス「GM! 私エフェクトでカバーリング出来る!?」
GM「移動出来るとしても、同じエンゲージじゃないから駄目だね」
ウィド「ならば…早いがやるしかない! 《原初の黒:時の棺2》発動! その攻撃を自動失敗させます! 浸食率は125%!」
(固有時制御(タイムアルター)…トリプルアクセル!)
レネゲイドの力を急激に高めると同時に、周りの動きがスロー映像に成り下がる。
シヴァが力を高め、両手を振り上げる。切嗣はそれよりも早く指に挟んだカードを前方へと投げ捨てる。
やがてシヴァが両手を前に突き出すと、切嗣がいる地点を凍らせえ氷塊を作り上げた。
『切嗣!?』
闇で見えないが、何らかの攻撃の音に思わず愛星が叫ぶ。
『No.39 希望皇ホープ…!』
しかし、彼はカードから具現化した白い騎士に守られていた。
どうにか無傷で済ますと、闇に覆われた背後を振りかえる。
『私の心配をするな…命を粗末にしたいのか…!?』
『っ…!』
スピカ「さて、私の番ね。同じエンゲージでないと支援を当てられないのが辛い所ね…!」
ガイア「ど、どうするの?」
スピカ「…仕方ないわ。マイナーで私も切嗣のいるエンゲージに移動するわよ。メジャーは《アドヴァイス6》、《導きの華4》、《癒しの歌3》の支援コンボを切嗣に行うわ! ダイス6個、達成値8、C値−1、浸食率は112%よ!」
《回復》
3D+4→20
『さぁ…私の歌を聴きなさい! 《SeventH-HeaveN》!』
宣言すると共に、詩による彼女の領域操作が始まる。
『引き裂かれた大地の痕(こえ) 啼り響いた、瓦礫の戦慄に…』
ウィド「これで私は全回復。再度カウンターを喰らっても耐えられます…マイナーは放棄、再びメジャーで《コンセントレイト3:ウロボロス》、《餓えし影2》の攻撃です。ダイスは16個、攻撃力19、達成値12、C値6、浸食率は128%です! 更に、『ブレイカー』の効果を使って装甲無視の攻撃です! ここで出来る限り減らします! だあぁ!」
GM「って、どれだけ振るの!? えーと、合計は65…」
スピカ「まだよ、《妖精の手4》を発動! 5のダイス目を10に変更よ! 浸食率116%!」
GM「ここでバーストアップ!?」
ウィド「ありがとうございます、姉さん! まだまだ行きますよ!」
《命中判定》
16D+12(C値6)→97
ウィド「残念です。ウラノスみたいに4連続とはいきませんでした」
GM「いやこれ十分酷いよ!? 装甲無視は厳しいけど、再び《蒼き悪魔5》でカウンターするよ」
《ダメージ算出》
10D+19→74
愛星『世界の解を、思い描いた未来を――響かせて』
切嗣『やれ――セイバー』
その言葉と共に、切嗣はシヴァに銃弾を打ちこむ。
レネゲイドの変質が起こり、苦しむシヴァ。そこに、影から作り出した女性が光り輝く剣を握り締め上段に構えた。
セイバー『エクス…カリバァァァーーーーーーーー!!!』
シヴァ『グウゥ! …ガアアアアッ!!』
切嗣『ぐぅ!?』
愛星『切嗣!?』
ウィド「これで私のHPは14ですね…」
スピカ「次の攻撃を耐える事が出来れば、バトンは渡せるわね」
SM「ふっふっふ…余裕ぶってるのも今の内よ! 次はシヴァの番! イニシアチブで《極大消滅波4》を行うわ! これはリアクション不可の6D分のHPダメージの範囲攻撃を与えるわよ!」
ガイア「二回攻撃じゃなくて三回攻撃!? えげつないよ!?」
スピカ「それでもまだ防げる! 《隆起する大地6》発動! 私と切嗣の周りに大地の壁を作り出すわ! ダメージは24減少! 浸食率118%!」
SM「リアクションは不可だけど、オートまでは不可じゃないのよねぇ…」
《ダメージ算出》
6D→27
シヴァ『ブリザガ!!』
手を翳すとともに、二人に氷結の嵐が襲い掛かる。
だが。
愛星『…甘いわね』
それらは全て、愛星が作り出した大地の壁によって殆どが防がれていた。
ウィド「私のHPは11になりました。姉さんに至っては、装甲合わせて無傷ですね」
スピカ「私を倒したかったら、この倍は持ってきなさい!」
SM「ダイス目が悪いー! 何でよー!」
GM「まあまあ…減らせなかったのは残念だけど、まだ攻撃は終わらないよ! マイナーとメジャーはさっきと同じ、《オリジン:ミネラル8》を抜かしたコンボだよ! ダイス17、達成値4、攻撃力27の装甲無視攻撃だ! お望み通り、倍を持ってきてあげるよ!」
テルス「こう言う時の為に、《ミスディレクション》を取ってたのに…!」
GM「闇の力もバカに出来ないでしょー?」
《命中判定》
17D+4(C値7)→36
ウィド「そんなの…19で避けられません!」
スピカ「私はリアクションを放棄、《波紋の方陣5》を発動させるわ! 6D分のダメージ軽減よ、対象は切嗣! 浸食率121%」
SM「完全に守りに徹してきたわね…!」
《ダメージ算出》
4D+27→44
《ダメージ軽減》
6D→22
GM「切嗣のダメージは22と…二人とも戦闘不能だね」
ウィド「仕方ありません…ダイヤモンドダストのロイスをタイタスして復活します! HP14」
スピカ「私は春日末央のロイスをタイタスするわ。HP11」
切嗣『はぁ、はぁ…!』
愛星『本当に、あの子と言い、こいつと言い…FHには問題児が多いわ…!』
切嗣『文句を言いつつ、前に出るとは気が触れたか?』
愛星『仕方ないじゃない…こうでもしないと支援出来ないんだから。守ってやったのは誰のおかげだと思ってるの…』
切嗣『守ってくれと頼んだ覚えはない』
愛星『…士郎を悲しませる事になるわよ』
切嗣『その話題は口に出すな。今はこの戦いに集中だ。歌え…それが出来る事なのだろう、支部長?』
愛星『言われなくても!』
SM「それじゃ、次は大湖の番よ。マイナーは放棄、メジャーで《アドヴァイス1》を自分に使用するわ」
GM「次に闇一の番。彼もマイナーは放棄、メジャーで《導きの華2》、《戦乙女の導き1》を大湖に使用するよ!これで、ダイス2、達成値4、攻撃力5、C値−1が追加されるよ」
スピカ「攻撃できないのを良い事に、明らかに次の攻撃で大ダメージをぶつけてくるわね…!」
ウラノス「だったら、このターンでヤバイ奴を倒してやるだけだ! まず俺から行かせてもらうぜ、イニシアチブで『ヴィブロウィップ』を装備。
マイナーでシヴァのエンゲージに入るぜ! メジャーで《コンセントレイト3:ブラックドック》、《アタックプログラム4》、《アームズリンク4》。更に《バリアクラッカー2》、《ミカヅチ3》もつけるぜ! ダイス13、攻撃力3D+10、達成値10、C値7の装甲無視のガード不能攻撃だ! 浸食率は118%!」
GM(あ、これ死ぬ)
ウラノス「おらぁ――って、16!? 補正合わせて26だと!」
スピカ「まだまだ!! 《妖精の手4》を発動させるわ、浸食率125%! これで行って!」
《命中判定》
13D+10→34
GM「ガード不能じゃカウンター出来ないし、回避は…うん、10で無理!」
SM「た、耐え切るかしら…?」
《ダメージ算出》
7D+10→49
愛星『幾千と幾万と幾億と涙零れ崩れ落ちたって 抗おうじゃないか輪廻ずぶ濡れに成って因果――』
雷神『ハハハ…消し炭になりやがれぇぇぇ!!!』
愛星の高らかな歌が闇の中で響き渡る中、雷神は憎悪の感情のままにシヴァに向かって夥しい電撃を纏ったチャクラムを投げつける。
幾度となく高速で襲い掛かるチャクラムにシヴァは防御も出来ず、激しく甚振られ――やがて青い結晶へと戻り、全体に罅が入った。
GM「――そうしてシヴァの決勝に無数の罅が入り、地面に落ちると共に砕け散った。戦闘不能だ」
ウラノス「ふ、こんなもんだぜ!」
ガイア「次はあたしの番だね。マイナーで暴走を解除! メジャーで全力移動して闇一と大湖のエンゲージに入るよ!」
愛星『枯れてくれるな運命、願って止まないと想いよ――!』
恋火『う、あ…駄目、駄目ぇ!!』
小暮『恋火!』
愛星の歌に、恋火が急に胸を押さえこむ。
そうして顔を上げると、正気に戻ったのか瞳はハッキリとしていた。
恋火『小暮お姉ちゃんは皆をお願い! あたしは…!』
それだけ言うと、恋火は駆ける。
闇の奥にいるであろう、護るべき人の元へと。
だが、まだ戦いは終わっていない。
闇一『おっと、羽粋姉ちゃんには触らせないよ! それより、シヴァを倒したみたいだね…!』
大湖『どうやら、俺達も本気にならないといけないようだな…!』
テルス「最後は私の番ね。私はマイナーで雷神達のエンゲージに入るわ。それで終わりよ」
GM「全員行動は終了だね。クリンナップだけど、誰も戦闘不能になっていないから『殺戮衝動』の効果は発動しない。このまま第二ラウンドに行くよ」
■作者メッセージ
補足コーナー:Dロイス【秘密兵器】(トイボックス)
特殊なアイテムをひとつ習得している事を表すDロイスで、設定はPCの自由に設定してもいい。誰かから受け継いだ、自ら開発した、扱える人間が自分しかいない…等々。
今回のセッションで登場した切嗣は…自分のウロボロスのレネゲイドを抽出し、銃弾の中に入れ込んで作っていると言う設定。流石に原作のように骨の一部を犠牲にしたり、弾数に限りがあると言う設定は盛り込まなかった。
このDロイスを習得した際、浸食率基本値が+5されるが、秘密兵器専用のアイテムをひとつ習得する事が出来る。そのアイテムは常備化されている物として扱うことができる。ただし、このアイテムは他のPCには装備はもちろん、所持させる事は出来ない。KHで例えるとキーブレードのようなものである。
ここからは個人的な考えになるが、ダブルクロスのシステムでキーブレード使いを再現するのならば、このDロイスか自在に武器を作れるモルフェウスを選ぶといいかもしれない。
『ブレイカー』
秘密兵器専用アイテムの一つ。レネゲイドに干渉して内部から破壊する効果が備わっており、シーンに登場しているキャラクターが行う攻撃の直前にその攻撃では、対象の装甲を無視してダメージを算出する。1シーンにつき一回まで使用可能。
説明文にはこの外見はヘアピン型装置だが、《テクスチャーチェンジ》の効果で外見を銃弾に変えている。「格好いい」それは優先されるべき言葉。(とは言えゲームバランスを崩さず、一緒に卓を囲んでいる人に迷惑が掛からない範囲で行いましょう)
特殊なアイテムをひとつ習得している事を表すDロイスで、設定はPCの自由に設定してもいい。誰かから受け継いだ、自ら開発した、扱える人間が自分しかいない…等々。
今回のセッションで登場した切嗣は…自分のウロボロスのレネゲイドを抽出し、銃弾の中に入れ込んで作っていると言う設定。流石に原作のように骨の一部を犠牲にしたり、弾数に限りがあると言う設定は盛り込まなかった。
このDロイスを習得した際、浸食率基本値が+5されるが、秘密兵器専用のアイテムをひとつ習得する事が出来る。そのアイテムは常備化されている物として扱うことができる。ただし、このアイテムは他のPCには装備はもちろん、所持させる事は出来ない。KHで例えるとキーブレードのようなものである。
ここからは個人的な考えになるが、ダブルクロスのシステムでキーブレード使いを再現するのならば、このDロイスか自在に武器を作れるモルフェウスを選ぶといいかもしれない。
『ブレイカー』
秘密兵器専用アイテムの一つ。レネゲイドに干渉して内部から破壊する効果が備わっており、シーンに登場しているキャラクターが行う攻撃の直前にその攻撃では、対象の装甲を無視してダメージを算出する。1シーンにつき一回まで使用可能。
説明文にはこの外見はヘアピン型装置だが、《テクスチャーチェンジ》の効果で外見を銃弾に変えている。「格好いい」それは優先されるべき言葉。(とは言えゲームバランスを崩さず、一緒に卓を囲んでいる人に迷惑が掛からない範囲で行いましょう)