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ダブルクロスThe 3rd Edition【Crumble Days】

NANA

INDEX

  • あらすじ
  • 01 ハンドアウト配布・トレーラー紹介
  • 02 PC紹介・前編
  • 03 PC紹介・中編
  • 04 PC紹介・後編
  • 05 オープニングフェイズ1&2
  • 06 オープニングフェイズ3&4&5
  • 07 ミドルフェイズ1
  • 08 ミドルフェイズ2
  • 09 ミドルフェイズ3(前編)
  • 10 ミドルフェイズ3(中編)
  • 11 ミドルフェイズ3(後編)
  • 12 ミドルフェイズ4
  • 13 ミドルフェイズ5
  • 14 ミドルフェイズ6&7
  • 15 マスターシーン
  • 16 クライマックスフェイズ1
  • 17 クライマックスフェイズ2
  • 18 クライマックスフェイズ3
  • 19 クライマックスフェイズ4
  • 20 バックトラック&エンディングフェイズ1
  • 21 エンディングフェイズ2
  • 22 エンディングフェイズ3
  • ミドルフェイズ4

     ミドルフェイズ4 シーン9〈UGNとFH〉
     シーンプレイヤー 鶴月愛星


    GM「さて、再び情報収集になるけどどうする?」

    ウィド「ここはガイア以外の大人組だけで登場しましょう。そろそろ浸食率も欲しいですしね」

    ウラノス「だな。80%超えてようやく制限エフェクト使えるしな」

    スピカ「私も異存はないわ。そろそろ本腰を入れて情報収集くらいしないと」

    テルス「私も浸食率に余裕あるから手伝うわよ!」

    SM「それじゃ、四人だけ登場ね」

     《シーン登場》
     小暮1D→1 54%→55%
     愛星1D→10 73%→83%
     切嗣1D→2 70%→72%
     雷神1D→7 69%→76%

    スピカ「ちょっと! さっきから私のダイスどうなっているのよ!?」

    SM「スピカがキレた!?」

    テルス「わ、私のダイス交換しましょうか?」

    GM「振ってるダイス、デジタルだけど…」

    テルス「なら無理ね」



     春日との戦闘後、倒れた恋火を孤児院の支部に搬送し、戦闘の後片付け作業に追われた。
     全てが落ち着いた時、町は既に夕暮れに染まっていた。
     経営する孤児院のある一室、そこに切嗣と雷神はいる。

    小暮『おっまたせー!』(勢いよくドアを開けて入ってくる)

    雷神『小暮姉さん、その防具どうしたんだよ?』

    小暮『ああこれ? 私、これでも有名だから…ル○ン三世に頼んで仕入れてきたわー!』

    雷神『なんつー奴と知り合いなんだよ!?』

    小暮『もちろんタダじゃなかったわよ! これを仕入れてくれる代わりに、不○子ちゃんの生写真数枚と交換だったんだから!』

    雷神『よくそんな写真取れたな!? 俺が言うのも何だが、こんな奴がエージェントでいいのかよUGN!?』

    愛星『ちょっと静かにしてくれない?』(静かにドアを開けて入る)

    小暮『――支部長、恋火の様子は?』

    愛星『今は眠っているわ。力の出し過ぎで疲れたんでしょうね』

    小暮『そう、良かったわ…』

    雷神『良くないだろ。妹にあんな無茶を強きやがって…』

    切嗣『雷神。確かに我々は協力して欲しいと申し出た。だが、その手を取ったのは他ならぬ彼女自身ではないのか?』

    雷神『そりゃそうだが…!』

    愛星『…ねえ。あなた達って知り合いのようだけど、どんな関係なの?』

    雷神『どんな、って…』

    切嗣『フリーのオーヴァード同士、知り合っただけだが?』

    愛星『…そう。さて、こうしてはいられないわ。敵の情報を片っ端から集めないと。小暮、手伝って頂戴』

    小暮『分かったわ』(二人で部屋を出る)

    切嗣『…姉に話していないのか? FHマーセナリーだと』

    雷神『俺がオーヴァードになる前にUGNに入っているんだ、話せる訳ないだろ…。そう言うあんたこそ、FH辞めてUGNの協力者だろ? 性格歪みまくった破綻者だったくせに、なんのつもりだよ?』

    切嗣『なに…ただの償いだ。私の所為で起こった事故、救いを求める人々を助けられなかった…正義の味方になれなかった、夢の残滓を歩んでいるに過ぎない』

    雷神『ハッ、正義の味方ね…そう言う台詞、俺は大っ嫌いだがな。正義を掲げて、大衆を煽って数の暴力で攻める…虫唾が走るぜ…!』

    切嗣『奇遇だな、私もそう言うのが嫌いだ。だからUGNを敵視していた――どう言われようが関係ない。一人の命で大勢の命が救われるなら、そいつを始末する。大を救うために小を切り捨てる、それだけの事だった――だった、のだがな……いや、これ以上語ったら士郎に怒られるな』

    雷神『お前が唯一救った子供、ちゃんとした人間に育っているようじゃねーか…裏で生きてきた俺らと違って』

    切嗣『ああ。ただ真っ直ぐ過ぎて歪まないか、それだけが気がかりだが…最近ではオーヴァードになりたいとせがむ始末だ。さすがに覚醒させる訳にもいかないから、今は適当に教えてはいるが』

    雷神『FH時代から感じていたが、あんたは正直喰えない奴だ。だが、嫌いじゃないぜ。切嗣』

    切嗣『ふ。それはこちらも同じだ、雷神』

    雷神『それじゃ、俺達も情報集めとするか』



    ウラノス「ここで俺は、切嗣にロイスを取るぜ。Pは有為、Nは不信感。仲間や信用とかはないが、こいつの強さは認めているからな。表はPにするぜ」

    スピカ「さて…残る情報は確か3つだったわね。私は念の為に後で行うわ。まあ失敗しても《妖精の手》を使えばいいんだけど…ボス戦まで温存するわ」

    テルス「なら、私、雷神、切嗣の番で情報収集と行きましょう。もう一度、UGNで闇瀬黒一について挑戦よ!」


     黒瀬闇一について
     小暮1D+1→5 失敗


    テルス「どうしてこうなるのよ!?」

    ウラノス「本当に駄目だな。次は俺が調べるぜ。ダイスは少ないからな、FHでダイヤモンドダストについてだ」


     ダイヤモンドダスト
     雷神2D+2→8 失敗


    ウラノス「ちくしょう!! さっきから俺のダイスに妖怪が憑りついてないか!?」

    ガイア「やっぱりこの二人に情報収集は無理だね…」

    ウィド「仕方ありません。次は私が行きましょう。とは言え、〈噂話〉ぐらいしか技能は持ってないんですよね…一か八かで、UGNでダイヤモンドダストに挑戦します。コネ:要人の貸しを使います」


     ダイヤモンドダスト
     切嗣6D→8 失敗


    ウィド「おのれ妖怪っ!!」

    GM「三人連続失敗…だ、大丈夫? 誰も情報抜けてないよ?」

    スピカ「結局、私がするしかないのね…『情報収集チーム』を使って、UGNで一番難しいメモリーチェーンについて調べるわ。エフェクトは使わないわ、浸食率がマズいもの」


     メモリーチェーン
     愛星4D+4→12 成功


    スピカ「ざっとこんなものよ!」

    ウィド「さすが姉さん! 私達に出来ない事を平然とやってのける!」

    全員『そこにしびれるあこがれる!!』

    スピカ「そんなに褒めても次出ないわよ。私の浸食値がヤバいの分かってるでしょ?」

    三人「「「チッ!」」」

    GM「(この三姉弟黒すぎる…)じゃあ、これが情報だよ」


     UGN12
     黄昏市に潜伏したFHチルドレン。人の記憶を操る能力を持っており、他のFHチルドレンと二人一組で行動している。正体はFHセル【ダークカオス】に所属する黒瀬闇一で、セルの目的とは別に狭川羽粋をオーヴァードにしようとしているようだ。その為に、現状で春日と手を結んでいるらしい。


    ガイア「【ダークカオス】?」

    GM「ああ。グラ兄達がしているセッションに登場する敵組織の名前だよ。折角だし、設定を輸入したんだ」

    スピカ「予想はしたけど、やっぱりと言うべきか…さて、ちょっとRPしましょうか」



    愛星『…これは』

    小暮『愛星、何か分かったの?』

    愛星『ええ。見てみる?』(資料を差し出す)

    小暮『この情報は…!』

    愛星『とはいえ、まだまだ情報が少ないわ…小暮、そっちはどうなの?』

    小暮『あ、あはは…えーと、その』

    愛星『出来なかったのね?』

    小暮『その通りです…』

    愛星『はぁ…切嗣、そっちは?』

    切嗣『知り合いに聞いてみたが、残念ながら奴らの手掛かりは得られなかった』

    雷神『あー、俺も一緒だ支部長さん』

    愛星『誰も大した情報持っていないようだし…どうしましょう?』



    GM「情報収集シーンが終わった所で、一旦ここのシーンを切ろう」

    16/08/06 22:50 NANA   

    ■作者メッセージ
     補足コーナー:Dロイス『生きる伝説』(リヴィングレジェンド)


     このDロイスを取ったキャラは、必ず【伝説】と名の付く偉業を持っている。伝説の格闘家、伝説の料理人、伝説の教師等々…。今回はテルスの暴走が全面的に出てしまい、なんか凄い伝説が生まれてしまった(オイ
     1シナリオに1回、購入判定が設定されているものであれば、どんな高い難易度でもDロイスの宣言を行うことで自動的に習得出来る。ただし、手に入れたアイテウは常備化できず、シナリオ終了時に失われる。更にバックトラックの際、振れるダイスが−1される。
     尚、使い方によってはアイテムだけでなく、敵組織のオフィスやビル、戦闘ヘリや宇宙船も買うことが可能。もちろん、そのような場合はGMの許可が必要である。仮に却下されても、使用回数は減らない。
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