クライマックスフェイズ3
第二ラウンド
GM「それでは、セットアップだ。敵側はもう出来ないから、そちらである人はやって」
ウィド「《サポートデバイス5》を発動します。これで私の【精神】のダイスを10個追加です。浸食率134%!」
ガイア「あたしも《エターナルブレイズ4》を発動させて攻撃力を16上げるよ! 浸食率116%!」
『さて…本気を出すか』
『羽粋…必ず助け出す!』
闇が払われ、視界が元に戻るなり切嗣は手の甲に付いていた赤い印――令呪の力を身にまとう。
恋火もまた、シヴァが作り出した冷気を払うが如く全身から高熱の炎を噴き出した。
GM「と言う事は、順番はこのように変更されるね」
愛里(13)
切嗣(11)
大湖(10)
闇一(9)
雷神(6)
小暮(4)
恋火(0)
GM「それじゃ、イニシアチブだけど――ここで闇一は《加速する刻3》を発動させるよ! マイナーは放棄、メジャーで《ナーブジャック2》を発動させる。これは〈意思〉の対決を行い、負けた場合は対象者によって即座に行動させる――簡潔に説明すると、対象となるキャラ1人を操ってしまうオルクスの120%制限エフェクトだ!
対象はダイスで決めるから、1D6のダイスでプレイヤー番号で決めよう。6だと振り直しだ…それっ」
1D6→5 雷神
ウラノス「俺かよ!?」
GM「じゃあ、勝負しようか?」(黒笑)
ウラノス「お前、腹黒親父の顔してるぞ!?」
スピカ「…ちょっと待って。雷神、あなたまだ〈暴走〉解除してないわよね?」
ウラノス「ん? ああ、それが何か?」
ウィド「今のあなた、〈暴走〉の効果であらゆるリアクションが出来ない状態なんです。つまり――この対決判定もリアクションとなる為、判定出来ないんですよ?」
SM「それって、雷神は無条件で失敗って事?」
ウラノス「マジかぁぁぁーーーーー!!!??」
GM「ひゃっほー! 俺にダイスの女神様が降臨してるー! よーし、それじゃあ雷神は即座にメジャーアクションを行ってもらうよ!
回数制限のあるエフェクトは使えないから…《コンセントレイト3:ブラックドック》、《アタックプログラム4》、《アームズリンク4》のコンボ攻撃をさせて貰うよ。ダイスは15、攻撃力10、達成値10、C値7、浸食率は124%。対象は…ダイスで決めようか。5、6は振り直しね」
1D6→(6, 6, 6, 4)切嗣
GM「何で三回も振り直しになったの!? まあいいや、切嗣に攻撃ね」
ウィド「あえてリアクション放棄です」
テルス「代わりに私が《崩れずの群れ1》でカバーリングするわよ! 浸食率79%!」
《命中判定》
15D+10→25
《ダメージ算出》
3D+10→22
『ああ、全てが憎いんだね。君のその憎さ…俺が解放してあげるよ』
闇一が暴走する雷神に目を向けると、彼に鎖が巻き付かれる。
それはすぐに解けるが、雷神は味方である切嗣に向かってチャクラムを投げつけた。
『ハ、ハハハッ!! 死ねぇ、切嗣ぅ!!!』
『させないわ!!』
攻撃が当たる直前。切嗣の前に小暮が飛び込む。
チャクラムは小暮に当たる。だが、彼女は腕に装着した盾を振るい身体に傷一つ付ける事無く刃を弾いた。
『正気に戻りなさい、雷神!』
『こぐれ、ねえさん…』
テルス「どう? 無傷でガード仕切ったわ!」
GM「ホント、超高性能の防具だよ…」
スピカ「今度こそ私の番ね。さっきの支援コンボに《要の陣形4》を加えるわ! ダイス6、達成値8、3D+4分の強化と回復を恋火、雷神、切嗣に! 浸食率136%!」
《回復》
3D+4→20
『さあ、続けていくわよ! 『HeavenZ-ArmZ』!』
再び彼女は歌う。言の葉を音に乗せて、戦う力を彼らに渡す為に。
『哭(な)り止まぬ、ほしの痕(こえ) 繰り返すあやまちを…』
そのメロディは悲しく、寂しく、儚く、
同時に希望、慈しみ、力強さが込められていた。
ウィド「私は再び全快です。さあ、行きましょうか。マイナーは放棄、再び同じコンボで攻撃です! 支援合わせてダイスは26個、攻撃力19、達成値12、C値6、浸食率は137%です! ここは支援を貰った大湖を狙う!」
GM「なら、ここで闇一は《闇の指先3》を発動! 切嗣のC値を1上げるよ!」
スピカ「《闇の指先》…そのエフェクト、Dロイス『闇使い』持ちね」
《命中判定》
26D+12(C値7)→48
SM「ここで大湖は《氷盾3》を発動よ。ガード値を15上げるわ」
《ダメージ算出》
5D+19→40
《実ダメージ》
40−15→25
『揺らぐ世界 崩れ落ちて 愛したもの 亡くしてまで――再誓(サイセイ)――』
『ペルソナ――オルフェウス!』
愛星の歌が響く中で、切嗣はカードを浮かばせるとその手で握り潰し、砕く。
次に現れたのは、背に竪琴を背負った人型の影。影は竪琴を高らかに鳴らすと大湖に炎の爆発が起こった。
『くっ…!』
『大湖!?』
『平気だ、これくらい』
ウィド「どうやら、ガードだけでカウンターは来ないようですね。安心しました」
SM「安心出来るのも今の内よ。次は大湖の番! マイナーで《オウガバトル3》を発動! メジャーで《コンセントレイト3:サラマンダー》、《コキュートス3》、《氷の戒め2》でシーン攻撃よ! ダイス8、達成値9、攻撃力は19、C値は6、命中したらラウンド中の判定ダイスは3減少よ!」
テルス「シーン攻撃!? 範囲じゃなきゃ《ミスディレクション》が使えないのに!」
スピカ「ダイスが少ないのが幸いだけど…」
SM「さて、こっちから行くわよ」
《命中判定》
8D+9(C値6)→21
ウィド「ウラノスとテルス以外回避しましょう!」
《回避》
恋火10D+2→15 失敗
愛星1D→6 失敗
切嗣6D→16 失敗
ガイア「行けると思ったのにぃ!」
スピカ「仕方ないわ! 《隆起する大地6》発動! 私・小暮・切嗣・雷神のダメージ24減少よ! 浸食率138%!」
テルス「私は誰をカバーリングすればいいの?」
スピカ「切嗣の方をお願い、既にロイスが2つ無くなっているもの!」
テルス「分かったわ! 《崩れずの群れ1》発動で切嗣をカバーリングするわ! 浸食率81%!」
《ダメージ算出》
3D+19→41
《実ダメージ》(小暮・愛里・切嗣・雷神)
41−24→17
GM「恋火以外は17のダメージが襲い掛かる。小暮は二倍の34ダメージだね。あと、命中した人は判定ダイスを3減らしてね」
テルス「装甲とガードで差し引いて…残りHP47! かすり傷ね!」
ウラノス「俺は…装甲値差し引いてHP30。どうにか生き残ったな」
ガイア「あたしと愛星は戦闘不能だよ…あ、そうだ。氷置大湖にP:感服、N:敵愾心でロイスを取ってタイタス昇華して復活するよ! HP17回復!」
スピカ「私は春日恭二のロイスをタイタス昇華して復活よ! HP11!」
GM「次は闇一の番だよ! マイナーは放棄。メジャーは《コンセントレイト3:ソラリス》、《絶対の恐怖4》、《錯覚の香り2》、《破滅の言霊2》だ!ダイス10、達成値4、攻撃力4、C値7の装甲無視の射撃攻撃。命中したら放心を与えるぞ! 対象は…ダイスで決めようか」
1D6→1 恋火
ガイア「あ、あたしぃ!?」
テルス「これ以上させないわ! 《崩れずの群れ1》、《命のカーテン2》、《スプリングシールド1》同時発動! 離れた所にいる恋火をカバーリングしつつ、ガード値10上げるわ! 浸食率89%!」
スピカ「《波紋の方陣》を使いたいけど、もう私の浸食率が…!」
ガイア「だったら、《魔獣の咆哮4》発動! ダイスを4個減らすよ! 浸食率120%!」
GM「うわぁ、これは厳しいな…」
《命中判定》
6D+4(C値7)→46
GM「と思ったらそんな事なかったー! やっぱり俺には女神様がついてるー!」
テルス「こ、これはまずいわ…! でも、《自動触手3》発動でカウンターよ! 浸食率91%!」
《ダメージ算出》
5D+4→26
《実ダメージ》
26−16→10
テルス「残りHP37…ふ、まだ余裕があるわ」
GM「俺も9のダメージか…まあいいや。小暮は更に放心のバッドステータスね。これで俺達の番は終了だ」
ウラノス「こっからは俺のターンだな! まずは、マイナーで『ヴィブロウィップ』の攻撃力を5上げるぜ! メジャーは《コンセントレイト3:ブラックドック》、《アタックプログラム4》、《アームズリンク4》。後は《ミカヅチ3》だけつけるぜ! ダイス16、攻撃力3D+15、達成値18、C値6の攻撃だ! 浸食率は134%! 対象は大湖にするぜ!」
《命中判定》
16D+18(C値6)→92
GM「ペナルティ喰らってるはずなのに全然だよこの人!?」
SM「ね、念のため大湖は《氷盾3》と《氷雪の守護3》で3D+15のガードを行うわ!」
《ダメージ算出》
13D+15→81
《ガード算出》
3D+15→34
《実ダメージ》
81−34→47
『抗おうじゃないか輪廻 崩れ落ちた四肢を抱いて 歩き出した――!』
『まずはてめえから消し炭にしてくれるぜぇ!!!』
武器を開放した事で、先程よりも激しい電撃をチャクラムに宿し大湖目掛けて高速で投げつけた。
『くっ!』
だが、とっさに大湖は手を翳して氷の壁を作り出す。
チャクラムと氷壁が激突する。攻撃の勢いは止まらずに火花が激しく散り…雷の刃は氷の防御を砕き、大湖を切り裂いた。
SM「よ、良かった! ダメージは大きかったけど、防御のおかげでまだ生きてる!!」
ウラノス「チッ、《バリアクラッカー》も付けておけば良かったぜ…!」
テルス「さて、次は私の番ね……私は――マイナーで【ジェネシフト】するわ」
ガイア「【ジェネシフト】?」
スピカ「浸食率をあえて上昇させる行動よ。一番高い能力値以下の任意の整数…小暮の場合、6以下のダイスD10上げる事が出来るわ」
テルス「高すぎても困るから、私は2個のダイスを振らせてもらうわ」
《ジェネシフト》
2D→7 91%→98%
テルス「なんで私のダイス浸食率となると低いのよー!! 100%超えないとダイス増えないのにー!!」
ガイア「で、でもあと一回は《リザレクト》出来るよ!?」
テルス「良いわ、このまま攻撃するわよ! ダイス5、達成値1、攻撃力は7よ。対象は大湖だとガードがあるから闇一よ!」
《命中判定》
5D+1(C値10)→22
テルス「やった、連続クリティカル!」
GM「俺は回避するけど…7だよ。何でペナルティあるのに二回連続でクリティカルするの?」
《ダメージ判定》
3D+7→21
GM「痛いなぁ…でも、まだまだだよ!」
ガイア「それじゃ、いよいよあたしの番だよ!
マイナーで《完全獣化3》と《白熱3》で全身炎を纏った姿に変身だよ! メジャーは《コンセントレイト3:サラマンダー》、《灼熱の砦2》、《炎の刃3》、更に《獣の魂2》でバーストアップ! ダイスは23個、攻撃力は36、達成値11、C値6。浸食率141%!!」
SM「チョ…!?」
《命中判定》
23D+11(C値6)→56
《ダメージ算出》
6D+36→66
『哭(な)り止まぬほしの痕(こえ) 願わくば愛しいひと…』
『だあああああああぁ!!!』
恋火の全身が燃え上がり、炎の獣へと姿を変える。
手から作り出した鋭い白き炎の爪を、大湖の胴体目掛けて振り下ろす。
『ッ、そこだぁ!!』
叫ぶと同時に、恋火の足元に氷が纏わりついて囚われてしまった。
『うええぇ!?』
これには恋火はバランスを崩し、攻撃の軌道を逸らしてしまう。
その一閃は大湖に当たる事無く空振り、彼は大きく飛びのく事で距離を開けた。
SM「ここで大湖は《刹那の正気2》発動! そのダメージを0にするわ!」
ガイア「そんなぁ!?」
スピカ「落ち着いて。そのエフェクトはシナリオに1回しか使えないわ。言い換えれば、相手は切り札を使ったも同然よ」
ウィド「相手もまた追いつめられている。きっと次で落とせます、頑張りましょう」
GM「では、全員の行動は終了。クリンナッププロセスに移り、切嗣以外の四人は放心を解除。ダイスペナルティも解除出来るよ」
SM「さあ。第三ラウンドに移行するわよ!」
GM「それでは、セットアップだ。敵側はもう出来ないから、そちらである人はやって」
ウィド「《サポートデバイス5》を発動します。これで私の【精神】のダイスを10個追加です。浸食率134%!」
ガイア「あたしも《エターナルブレイズ4》を発動させて攻撃力を16上げるよ! 浸食率116%!」
『さて…本気を出すか』
『羽粋…必ず助け出す!』
闇が払われ、視界が元に戻るなり切嗣は手の甲に付いていた赤い印――令呪の力を身にまとう。
恋火もまた、シヴァが作り出した冷気を払うが如く全身から高熱の炎を噴き出した。
GM「と言う事は、順番はこのように変更されるね」
愛里(13)
切嗣(11)
大湖(10)
闇一(9)
雷神(6)
小暮(4)
恋火(0)
GM「それじゃ、イニシアチブだけど――ここで闇一は《加速する刻3》を発動させるよ! マイナーは放棄、メジャーで《ナーブジャック2》を発動させる。これは〈意思〉の対決を行い、負けた場合は対象者によって即座に行動させる――簡潔に説明すると、対象となるキャラ1人を操ってしまうオルクスの120%制限エフェクトだ!
対象はダイスで決めるから、1D6のダイスでプレイヤー番号で決めよう。6だと振り直しだ…それっ」
1D6→5 雷神
ウラノス「俺かよ!?」
GM「じゃあ、勝負しようか?」(黒笑)
ウラノス「お前、腹黒親父の顔してるぞ!?」
スピカ「…ちょっと待って。雷神、あなたまだ〈暴走〉解除してないわよね?」
ウラノス「ん? ああ、それが何か?」
ウィド「今のあなた、〈暴走〉の効果であらゆるリアクションが出来ない状態なんです。つまり――この対決判定もリアクションとなる為、判定出来ないんですよ?」
SM「それって、雷神は無条件で失敗って事?」
ウラノス「マジかぁぁぁーーーーー!!!??」
GM「ひゃっほー! 俺にダイスの女神様が降臨してるー! よーし、それじゃあ雷神は即座にメジャーアクションを行ってもらうよ!
回数制限のあるエフェクトは使えないから…《コンセントレイト3:ブラックドック》、《アタックプログラム4》、《アームズリンク4》のコンボ攻撃をさせて貰うよ。ダイスは15、攻撃力10、達成値10、C値7、浸食率は124%。対象は…ダイスで決めようか。5、6は振り直しね」
1D6→(6, 6, 6, 4)切嗣
GM「何で三回も振り直しになったの!? まあいいや、切嗣に攻撃ね」
ウィド「あえてリアクション放棄です」
テルス「代わりに私が《崩れずの群れ1》でカバーリングするわよ! 浸食率79%!」
《命中判定》
15D+10→25
《ダメージ算出》
3D+10→22
『ああ、全てが憎いんだね。君のその憎さ…俺が解放してあげるよ』
闇一が暴走する雷神に目を向けると、彼に鎖が巻き付かれる。
それはすぐに解けるが、雷神は味方である切嗣に向かってチャクラムを投げつけた。
『ハ、ハハハッ!! 死ねぇ、切嗣ぅ!!!』
『させないわ!!』
攻撃が当たる直前。切嗣の前に小暮が飛び込む。
チャクラムは小暮に当たる。だが、彼女は腕に装着した盾を振るい身体に傷一つ付ける事無く刃を弾いた。
『正気に戻りなさい、雷神!』
『こぐれ、ねえさん…』
テルス「どう? 無傷でガード仕切ったわ!」
GM「ホント、超高性能の防具だよ…」
スピカ「今度こそ私の番ね。さっきの支援コンボに《要の陣形4》を加えるわ! ダイス6、達成値8、3D+4分の強化と回復を恋火、雷神、切嗣に! 浸食率136%!」
《回復》
3D+4→20
『さあ、続けていくわよ! 『HeavenZ-ArmZ』!』
再び彼女は歌う。言の葉を音に乗せて、戦う力を彼らに渡す為に。
『哭(な)り止まぬ、ほしの痕(こえ) 繰り返すあやまちを…』
そのメロディは悲しく、寂しく、儚く、
同時に希望、慈しみ、力強さが込められていた。
ウィド「私は再び全快です。さあ、行きましょうか。マイナーは放棄、再び同じコンボで攻撃です! 支援合わせてダイスは26個、攻撃力19、達成値12、C値6、浸食率は137%です! ここは支援を貰った大湖を狙う!」
GM「なら、ここで闇一は《闇の指先3》を発動! 切嗣のC値を1上げるよ!」
スピカ「《闇の指先》…そのエフェクト、Dロイス『闇使い』持ちね」
《命中判定》
26D+12(C値7)→48
SM「ここで大湖は《氷盾3》を発動よ。ガード値を15上げるわ」
《ダメージ算出》
5D+19→40
《実ダメージ》
40−15→25
『揺らぐ世界 崩れ落ちて 愛したもの 亡くしてまで――再誓(サイセイ)――』
『ペルソナ――オルフェウス!』
愛星の歌が響く中で、切嗣はカードを浮かばせるとその手で握り潰し、砕く。
次に現れたのは、背に竪琴を背負った人型の影。影は竪琴を高らかに鳴らすと大湖に炎の爆発が起こった。
『くっ…!』
『大湖!?』
『平気だ、これくらい』
ウィド「どうやら、ガードだけでカウンターは来ないようですね。安心しました」
SM「安心出来るのも今の内よ。次は大湖の番! マイナーで《オウガバトル3》を発動! メジャーで《コンセントレイト3:サラマンダー》、《コキュートス3》、《氷の戒め2》でシーン攻撃よ! ダイス8、達成値9、攻撃力は19、C値は6、命中したらラウンド中の判定ダイスは3減少よ!」
テルス「シーン攻撃!? 範囲じゃなきゃ《ミスディレクション》が使えないのに!」
スピカ「ダイスが少ないのが幸いだけど…」
SM「さて、こっちから行くわよ」
《命中判定》
8D+9(C値6)→21
ウィド「ウラノスとテルス以外回避しましょう!」
《回避》
恋火10D+2→15 失敗
愛星1D→6 失敗
切嗣6D→16 失敗
ガイア「行けると思ったのにぃ!」
スピカ「仕方ないわ! 《隆起する大地6》発動! 私・小暮・切嗣・雷神のダメージ24減少よ! 浸食率138%!」
テルス「私は誰をカバーリングすればいいの?」
スピカ「切嗣の方をお願い、既にロイスが2つ無くなっているもの!」
テルス「分かったわ! 《崩れずの群れ1》発動で切嗣をカバーリングするわ! 浸食率81%!」
《ダメージ算出》
3D+19→41
《実ダメージ》(小暮・愛里・切嗣・雷神)
41−24→17
GM「恋火以外は17のダメージが襲い掛かる。小暮は二倍の34ダメージだね。あと、命中した人は判定ダイスを3減らしてね」
テルス「装甲とガードで差し引いて…残りHP47! かすり傷ね!」
ウラノス「俺は…装甲値差し引いてHP30。どうにか生き残ったな」
ガイア「あたしと愛星は戦闘不能だよ…あ、そうだ。氷置大湖にP:感服、N:敵愾心でロイスを取ってタイタス昇華して復活するよ! HP17回復!」
スピカ「私は春日恭二のロイスをタイタス昇華して復活よ! HP11!」
GM「次は闇一の番だよ! マイナーは放棄。メジャーは《コンセントレイト3:ソラリス》、《絶対の恐怖4》、《錯覚の香り2》、《破滅の言霊2》だ!ダイス10、達成値4、攻撃力4、C値7の装甲無視の射撃攻撃。命中したら放心を与えるぞ! 対象は…ダイスで決めようか」
1D6→1 恋火
ガイア「あ、あたしぃ!?」
テルス「これ以上させないわ! 《崩れずの群れ1》、《命のカーテン2》、《スプリングシールド1》同時発動! 離れた所にいる恋火をカバーリングしつつ、ガード値10上げるわ! 浸食率89%!」
スピカ「《波紋の方陣》を使いたいけど、もう私の浸食率が…!」
ガイア「だったら、《魔獣の咆哮4》発動! ダイスを4個減らすよ! 浸食率120%!」
GM「うわぁ、これは厳しいな…」
《命中判定》
6D+4(C値7)→46
GM「と思ったらそんな事なかったー! やっぱり俺には女神様がついてるー!」
テルス「こ、これはまずいわ…! でも、《自動触手3》発動でカウンターよ! 浸食率91%!」
《ダメージ算出》
5D+4→26
《実ダメージ》
26−16→10
テルス「残りHP37…ふ、まだ余裕があるわ」
GM「俺も9のダメージか…まあいいや。小暮は更に放心のバッドステータスね。これで俺達の番は終了だ」
ウラノス「こっからは俺のターンだな! まずは、マイナーで『ヴィブロウィップ』の攻撃力を5上げるぜ! メジャーは《コンセントレイト3:ブラックドック》、《アタックプログラム4》、《アームズリンク4》。後は《ミカヅチ3》だけつけるぜ! ダイス16、攻撃力3D+15、達成値18、C値6の攻撃だ! 浸食率は134%! 対象は大湖にするぜ!」
《命中判定》
16D+18(C値6)→92
GM「ペナルティ喰らってるはずなのに全然だよこの人!?」
SM「ね、念のため大湖は《氷盾3》と《氷雪の守護3》で3D+15のガードを行うわ!」
《ダメージ算出》
13D+15→81
《ガード算出》
3D+15→34
《実ダメージ》
81−34→47
『抗おうじゃないか輪廻 崩れ落ちた四肢を抱いて 歩き出した――!』
『まずはてめえから消し炭にしてくれるぜぇ!!!』
武器を開放した事で、先程よりも激しい電撃をチャクラムに宿し大湖目掛けて高速で投げつけた。
『くっ!』
だが、とっさに大湖は手を翳して氷の壁を作り出す。
チャクラムと氷壁が激突する。攻撃の勢いは止まらずに火花が激しく散り…雷の刃は氷の防御を砕き、大湖を切り裂いた。
SM「よ、良かった! ダメージは大きかったけど、防御のおかげでまだ生きてる!!」
ウラノス「チッ、《バリアクラッカー》も付けておけば良かったぜ…!」
テルス「さて、次は私の番ね……私は――マイナーで【ジェネシフト】するわ」
ガイア「【ジェネシフト】?」
スピカ「浸食率をあえて上昇させる行動よ。一番高い能力値以下の任意の整数…小暮の場合、6以下のダイスD10上げる事が出来るわ」
テルス「高すぎても困るから、私は2個のダイスを振らせてもらうわ」
《ジェネシフト》
2D→7 91%→98%
テルス「なんで私のダイス浸食率となると低いのよー!! 100%超えないとダイス増えないのにー!!」
ガイア「で、でもあと一回は《リザレクト》出来るよ!?」
テルス「良いわ、このまま攻撃するわよ! ダイス5、達成値1、攻撃力は7よ。対象は大湖だとガードがあるから闇一よ!」
《命中判定》
5D+1(C値10)→22
テルス「やった、連続クリティカル!」
GM「俺は回避するけど…7だよ。何でペナルティあるのに二回連続でクリティカルするの?」
《ダメージ判定》
3D+7→21
GM「痛いなぁ…でも、まだまだだよ!」
ガイア「それじゃ、いよいよあたしの番だよ!
マイナーで《完全獣化3》と《白熱3》で全身炎を纏った姿に変身だよ! メジャーは《コンセントレイト3:サラマンダー》、《灼熱の砦2》、《炎の刃3》、更に《獣の魂2》でバーストアップ! ダイスは23個、攻撃力は36、達成値11、C値6。浸食率141%!!」
SM「チョ…!?」
《命中判定》
23D+11(C値6)→56
《ダメージ算出》
6D+36→66
『哭(な)り止まぬほしの痕(こえ) 願わくば愛しいひと…』
『だあああああああぁ!!!』
恋火の全身が燃え上がり、炎の獣へと姿を変える。
手から作り出した鋭い白き炎の爪を、大湖の胴体目掛けて振り下ろす。
『ッ、そこだぁ!!』
叫ぶと同時に、恋火の足元に氷が纏わりついて囚われてしまった。
『うええぇ!?』
これには恋火はバランスを崩し、攻撃の軌道を逸らしてしまう。
その一閃は大湖に当たる事無く空振り、彼は大きく飛びのく事で距離を開けた。
SM「ここで大湖は《刹那の正気2》発動! そのダメージを0にするわ!」
ガイア「そんなぁ!?」
スピカ「落ち着いて。そのエフェクトはシナリオに1回しか使えないわ。言い換えれば、相手は切り札を使ったも同然よ」
ウィド「相手もまた追いつめられている。きっと次で落とせます、頑張りましょう」
GM「では、全員の行動は終了。クリンナッププロセスに移り、切嗣以外の四人は放心を解除。ダイスペナルティも解除出来るよ」
SM「さあ。第三ラウンドに移行するわよ!」
■作者メッセージ
補足コーナー:ジェネシフト
みずからの意志でレネゲイドを活性化させ、浸食率を上昇させる行動。浸食率はnD10点のダイスを振って上昇させる事ができる。nには「最も高い能力値以下の任意の整数」を代入する。戦闘中にジェネシフトする場合、マイナーアクションを消費して行わなければならない。もちろん、戦闘中でなくてもジェネシフトは出来る。
一見すると危険な行動だが、自分の能力を強化したい時や浸食率による制限エフェクトを使いたいが足りないと言う事態に陥った時に役に立つ。
みずからの意志でレネゲイドを活性化させ、浸食率を上昇させる行動。浸食率はnD10点のダイスを振って上昇させる事ができる。nには「最も高い能力値以下の任意の整数」を代入する。戦闘中にジェネシフトする場合、マイナーアクションを消費して行わなければならない。もちろん、戦闘中でなくてもジェネシフトは出来る。
一見すると危険な行動だが、自分の能力を強化したい時や浸食率による制限エフェクトを使いたいが足りないと言う事態に陥った時に役に立つ。