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ダブルクロスThe 3rd Edition【Lost Noise】

NANA

INDEX

  • あらすじ
  • 01 セッション準備編
  • 02 PC1紹介
  • 03 PC2紹介
  • 04 PC3紹介
  • 05 PC4紹介
  • 06 オープニングフェイズ1
  • 07 オープニングフェイズ2
  • 08 オープニングフェイズ3
  • 09 オープニングフェイズ4
  • 10 ミドルフェイズ1
  • 11 ミドルフェイズ2
  • 12 ミドルフェイズ3-1
  • 13 ミドルフェイズ3‐2
  • 14 ミドルフェイズ3-3
  • 15 ミドルフェイズ3-4
  • 16 ミドルフェイズ3-5
  • ミドルフェイズ3‐2

     現在の行動値
     凍矢&月12&8・空10・翼14


    グラッセ「さて。誰から行動します?」

    ツバサ「………ボクはしばらく待機の方向で。物陰に隠れながら様子見して時間を潰すよ。今のプランナーを連れて逃げても逆に見つかるだろうしね。あと浸食率節約したい!」

    ムーン「二人行動できる俺達から行ってもいいが、俺行動値低いからなぁ。凍矢にまかせっきりにするのもあれだし…」

    クウ「なんにせよ、ここは情報収集に徹した方がいいよな。足で稼ぐと、下手に浸食率を稼ぐ事になるしな」

    グラッセ「ですね。幸い、今回は行動値があれば何度でも挑戦が可能ですし。なら、俺から行きます。とりあえず《現在行ける場所》《現在の状況》この二つを抜きます! もちろん判定はUGNで!」


    現在行ける場所 4D+3→21 成功
    現在の状況 4D+3→14 成功


    グラッセ「よし、連続クリティカル!」

    ムーン「幸先がいいなー」

    GM「では、情報を渡そうか」



    【現在行ける場所】
    「学校《行動値2消費》」が追加。

    【現在の状況】
     UGN7
     現在、UGNの部隊は『潜伏憎悪』の効果によってFHを敵視している。その為、町にエリアを作っている状態だ。このエリア内にいる限り、自由に動く事が可能だ。FH側もまたエリアを作っている。もしFHのエリアにうかつに踏み入れてしまうと、味方がいない状態で敵が問答無用で襲い掛かってくる為危険だ。
    その中間地点は、UGNとFHが戦っている激戦区となっている。敵味方が入り乱れて戦っている状態なので、UGN側だとしても規制がかけられている。

     UGN10
     FHの妨害や戦闘はエリア内では今の所起きてはいないようだ。だが『病院』では俄かに騒ぎが起きている。どうやら、UGNで預かっている患者の一人が混乱で行方不明になっているとの事だ。



    グラッセ「そうかそうかー、病院で騒ぎがー」(笑ってない)

    ムーン「なるほどなるほどー、行方不明にかー」(真顔)


    グラッセ「――アノヤロウ、どさくさに紛れて強硬手段に出やがったぁぁぁ!!!」

    ムーン「俺の幼なじみを誘拐してんじゃねーぞ変態ロリコン野郎ぉぉぉ!!!」

    ロクサス「やろーてめーぶっ殺すぞ!!!」


    ウラノス「なんでこれだけの情報で勝手に俺のせいだって決めつけんだよ!!? そして親バカはすっこんでろ!!!」

    クウ「…一応俺も、情報収集だけしとくわ。行ける場所は必要な時にやればいいし、普通にFHで《現在の状況》だけで。コネ:黒須左京を使って更にダイス2個追加だ」


     現在の状況 3D+2→9…10(財産点1点消費)


    クウ「財産ポイント、一点消費して成功させる! 持ってて助かった…!」

    GM「調子が悪いね。けど成功はしたから情報だ」



    【現在の状況】
     FH7
     現在、FHの部隊は《組織崩壊》の効果によってUGNを敵視している。その為、町にエリアを作っている状態だ。このエリア内にいる限り、自由に動く事が可能だ。UGN側もまたエリアを作っている。もしUGNのエリアにうかつに踏み入れてしまうと、味方がいない状態で敵が問答無用で襲い掛かってくる。
    その中間地点は、UGNとFHが戦っている激戦区となっている。敵味方が入り乱れて戦っている状態なので、UGN側だとしても規制がかけられている。

     FH10
     FH側で動きがあった。どうやらUGNの人間がエリア内に紛れ込んでいるらしい。『オフィス街』で今は交戦しているが、護衛である相手が強いとの事。今は増援を求めている。



    クウ「オフィス街…護衛…すっげーついさっき見た気がするなー。主にOPとかで」

    ツバサ「でもこれ、どう考えてもお互いピンチだよね?」

    グラッセ「だが、向かう場所は決まった!! 俺達は『病院』に殴り込みだ!!」

    ムーン「おう!! あの最低FH野郎を潰して羽粋を魔の手から救い出すぞ!!」

    ウラノス「お前ら思い込みも甚だしいぞ!!」

    GM「了解。では二人は行動値を消費して『病院』へと向かうぞ」



    SM「緊迫した街中を移動して、二人は病院に辿り着く事が出来たよ。中は一般客ばかりだから、ワーディングによって気絶している人達が沢山いる。先ほど来た凍矢は分かるけど、病院内の奥――UGNが管理している病棟で騒ぎが起こっている」

    二人「「すぐに駆け付ける!!」」

    SM「必死だねー…」



    二人『羽粋!!』

     情報を聞きつけ、二人は羽粋の病室へと突進…もとい、駆け付けてドアを開ける。
     彼女の病室は、空のベットと閉めていたはずの窓が開いている。そこいたのは、羽粋の知り合いと言う小暮と恋火。それ以外は、誰もいない。

    小暮『あ、あなたは…!』

    凍矢『あなたは、さっきの!』

    月『知り合いか!?』

    恋火『え、えーと、羽粋の知り合い…です。あの、その…ごめんなさい!!』

    凍矢『どうして、あなたが謝るんですか?』

    恋火『この病室から羽粋を攫った…ううん、連れ出したのはあたしのお兄ちゃんなの!!』

    小暮『羽粋の事を相当気に入っていたようで、もうUGNには預けておけないって話をして…そしたら、こんな騒ぎが起きたでしょ。だから雷神は、この混乱に乗じて羽粋を連れて病室を飛び出したようで…!! 本当にごめんなさい!!』

    月『いや、あんた達が謝る必要はない』

    凍矢『ああ、悪いのはあの男なんだ!! だから、俺達が彼女を連れ戻します!!』



    GM「さて。イベントが進んだ事で、新たな情報収集が可能になる」

    SM「《雷神の行方について》だよ。難易度はUGN8、行動値は1消費だよ」

    グラッセ「なら、続けて俺が挑戦します! あと忘れてた『コネ:UGN幹部』を使います!」


     6D+3→12 成功


    グラッセ「よし、成功だ!」

    GM「では情報を渡そう」


     UGN8
     連れ去られた羽粋の居場所を調べると、どうやら雷神は追跡を間逃れるためにFHのエリアに入り込んでいるようだ。
     UGNである自分達では、FHのエリアに入る事は出来ない。FHのエリアにいる人物ならば、あるいは…?


    四人「「「「あー…」」」」

    GM「察しがついたようで何より。さて、ここまで情報が出揃った所で、話が続くよ」



    小暮『本当にごめんなさい…うちの愚弟が迷惑かけてしまって…!』

    恋火『何か協力出来る事があったら言って! あたし達なんでもするから!』

    小暮『ええ。家族の責任は私達の責任でもあるわ、雷神が何かしでかす前に羽粋を救い出しましょう!』


    GM「と、いう事で神影小暮と恋火がNPCカードとして使えるぞ!」

    グラッセ「おおー!? マジですか!?」

    ムーン「二枚もか、やったぜ!」

    ガイア「じゃあ、メモはあたしから二人に渡すねー」


    【NPCカード】
    ・神影恋火:ダメージ直前に使用、攻撃力 10追加。1ラウンド1回
    ・神影小暮:リアクションに使用、カバーリングをして貰う。1シナリオ3回。


    グラッセ「ふむふむ、攻撃力強化に、カバーリング…」

    ムーン「今後戦闘があるってことかもしれねーな…」

    GM「好きなように受け取ってもらって構わない。さあ、この後の行動はどうする?」

    クウ「俺からに決まってるだろ。羽粋を探したい所だが、闇雲に走り回っても浪費するだけ…まずは、やれる所から。バイク使ってオフィス街に移動だ」



     構成員から連絡を受けて、空はバイクを走らせる。
     普通に徒歩では時間がかかる道のりだが、バイクのおかげでそれほど掛からずに現場にたどり着くと…。

    響『――いっけぇぇぇぇ!!!』

     たった一人の少女によって、FHエージェント達が吹っ飛ばされていた。

    空『…相変わらずの馬鹿力だな』

    陸『っ! 空…!』

    響『え、陸!? なんで空に拳銃を向けてるの!?』

    空『おい、なんの真似だ?』

    陸『…お前は敵か、味方か?』



    GM「と言う事で、空が操られていない事を証明するために、交渉で判定を行ってもらう。こちらも難易度は8だ」

    クウ「マジかよ…! 俺社会1で技能値もないのに…!」

    SM「ちなみに、失敗するとダメージが2d10飛んでくるよ」

    クウ「あー…GM、《シークレットトーク》で蒼空を通して響だけでも俺が洗脳されてないって証明って出来ないか?」

    GM「ふむ…いいだろう。なら、達成値 2してやろう」

    クウ「これでどうにかなるか…!? 頼む!」


     交渉
     1D+2→1 ファンブル


    クウ「嘘だろおいぃ!?」

    ツバサ「ここでファンブルゥ!?」

    GM「…あー、うん。ならこうしようか」



    蒼空(落ち着け! 響、この声が聞こえるなら俺達の事を陸に伝えて――!)

    エージェント1『おお、増援か! 助かるぞ!』

    エージェント2『ほう、ブラッドエッジか! とっととこんなUGN始末してくれ!』

    空『はあぁ!? て、てめえら黙れ!』

    陸『やはりお前も洗脳されて…! 響、全力で叩きのめせ!』

    響『うん、操られてるならしょうがないよね! ごめん!』

    空&蒼空『(待った、話を――!!)』


     ダメージ
     2D10→20


    四人「「「「…………」」」」

    グラッセ「クウさん」

    クウ「何も言うなグラッセ」(顔を合わせずに)

    ムーン「お前、今回どうした? ダイス運がやばいぞ?」

    クウ「だから言うなって」(顔を合わせない)

    ツバサ「…で、これどうなるの?」

    GM「失敗しても、もう一度再チャレンジは可能だ。移動はしているから行動値も消費はしない。他の場所に移動してもいいけど」

    クウ「俺しばらく振りたくない…!!」

    ツバサ「んー…じゃあ、ボクが行動しようかな。《現在の状況》をゼノスで。ついでに『聞耳頭巾』を使ってダイス2個追加だよ」


     3D+2→15 成功


    ツバサ「よしよし! 成功」

    SM「じゃあ、ゼノスの情報を与えるね。あ、これはみんな見ても大丈夫な情報だよー」



    【現在の状況】
     ゼノス7
     現在、翼はUGNとFHが交戦している激戦区にいる。下手に動けば見つかる恐れがある。もし見つかった場合、両方から敵視されている事もあり攻撃は間逃れない。具体的には10d10のダメージを受ける事になる。

     ゼノス10
     どうやら、この町のどこかにゼノスの構成員が紛れているようだ。動けない今、その人に動いて貰うしか出来ないだろう。
    ただし、この町は現在エレクトロノイズの妨害で《通信支配》を受けている。《タッピング&オンエア》を使っての通信は可能だが、《攻勢防壁3》の効果を発動してしまう。解除する為には、《セキュリティカット》を使ってRCの難易度12の判定に成功する必要がある。これには【行動値4】必要である。



    ツバサ「なるほど…ボクが行動する為には、《攻勢防壁》を解除する必要があると。なら、そのまま判定をさせてもらうよ! 《セキュリティカット》使用、このままRCの判定に挑戦だ!」


     RC判定
     3D+6→14 成功


    ツバサ「よし、ギリギリで成功! 浸食率は52%上昇!」

    グラッセ「順調ですね。誰かさん以外は」

    クウ「やめろ」

    ツバサ「じゃ、《タッピング&オンエア》でゼノスと人と連絡を取るよ。これで53%だね」



    翼(……ここら一帯のネットワークに悪性ウイルスがばら撒かれている。どう考えてもあいつのせいだ…!)

     スマホを介して意識をネットワークに繋ぐ翼。このまま連絡手段を取ろうとすると、ウイルスが自分に襲い掛かるのも分かるだろう。

    翼(全部を除去する必要はない…今ボクに必要な回線だけを確保すれば…!)

     プランナーから教えて貰った町の中にいるゼノス構成員。その人の端末の回線にあるウイルスを、逆にハッキングして消去する。
     どうにか回線を確保し、電波を繋げる。何回目かのコールで、相手が出た。


    翼『もしもし! あ、あのボクは――!』

    ???『――御坂翼さん、ですね』

    翼『は、はい! えっと、ゼノスの人ですか!?』


    ミユキ『はい…――青峰ミユキ、ゼノスエージェントです。お久しぶりです、翼さん』

    19/04/07 22:00 NANA   

    ■作者メッセージ
    本当にこちらが久々の投稿です。申し訳ありません。
    なかなか纏まった時間がとれず、書こうとしても中々手が動かず…あとはシナリオ作成とか卓とか溜まってたり…(ごにょごにょ)
    遅いペースとなりますが、どうにかこうにか続けていけたらと思ってます。
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