020. ヘカテー
「私は造られたものだとしても……私の思いは、本物よ」
ヘカテー
性別:女性
年齢:16歳
身長:153cm
出身:タルタロス
イメージ:
「人造なる月の少女、運命と共に目覚める」
容姿
明るい水色と白色の髪が混じったセミロング、瞳の色も同じく明るい水色。
白い装束に深い青色の衣装を身に包んでいる。
詳細
人工生命体(ホムクルス)を目指して作られた少女。シンクに発見され、以後彼と行動を共にしていく。
作られた存在ゆえに心が無かったが次第に心が芽吹き、感情的になった(それでも他者にはなかなか表情を出さない)。
基本的な性格は物静かで、表情を作ろうとしない。だが、特に親しい者らには表情を崩す事も在る。更にシンクの傍に居ることにどことなく安心感を覚える。
武器たる杖を愛用し、強力な魔法と杖を用いた巧みな棒術、更にはチェルらから体術も教わった事から単なる支援するだけではない。
武器
星杖ルナルティマ
金色に染まった錫杖。先端に幾つもの連環がついており、ちょっとした動作だけで鈴の音が鳴る。
ヘカテーの為に造られていた武器であり、彼女の身体能力、魔力を補助し強化する。
キーワード
「人造計画」
タルタロスで秘密裏に実行されていた計画。
禁忌とも言うべき命を造る、この危険な行為はヘカテーの完成と共に闇に葬られた。
タルタロスにある2つの塔の管理者だった屍(かばね)は彼女を葬る事をせず、休眠状態にして塔内に隠した。
しかし、シンクに偶然発見されてしまい、彼女は目覚めるのであった。
「月の女神」
彼女の名前はある神話の月の女神ヘカーテからつけられた名前。
様々な権能を備えている中で「浄(きよ)めと贖罪」があり、計画に関わった者たちの罪の意識などが込められている。
「芽吹く感情(こころ)」
目覚めたばかりの頃は、感情も無いに等しいくらいに乏しかった。
が、目覚めたきっかけとなったシンクと共に旅をしていき、その中で、様々な経験を経て感情を開花していくことになった。
技1.チェルらに教わった体術を魔力を纏う事で威力の底上げをしている。
無影空脚(むえいくうきゃく)
影をも止めぬ程、素早く踏み込む移動技。
無影槍脚(むえいそうきゃく)
素早く、鋭い蹴りを繰り出す。
技2.魔法と組み合わせた棒術
零牙月(れいがげつ)
魔力で杖全体に付加し、至近の敵を殴りつける。
舞零月(ぶれいげつ)
魔力で強化した杖を用いた舞うような連撃を叩き込む。
天零月(てんれいげつ)
巧みな棒術で敵を空中へと浮き上がらせ、続け様に光弾で追撃する。
琉閃月(りゅうせんげつ)
攻撃を杖でいなし、カウンターの一撃を叩き込む。
琉閃光(りゅうせんこう)
接近してきた敵へ目暗ましの閃光をぶつける。
爆煌月(ばくこうげつ)
魔力を収束した球体を形成、杖の先端に備え付ける。球体に触れた敵は爆発に吹き飛ばされる。接近した敵から間合いを無理やり取る業。
爆双星(ばくそうせい)
着弾すると爆発する光弾を放つ。
光陰星(こういんせい)
光と闇の追尾する光弾を放つ。一度に無数の光弾が放出できる。
光陰竜星(こういんりゅうせい)
「光陰星」の強化技。放出後、竜の形へと変化し、敵へと追尾する。
双極光陰(そうきょくこういん)
杖の両端にそれぞれ光と闇の刃を形成し、斬りこむ。
双極光陰・滅月(そうきょくこういん・めつげつ)
「双極光陰」の威力を最大限に高め、必殺の一撃を繰り出す。
双極竜星(そうきょくりゅうせい)
光と闇の力で作られた竜の衝撃波を叩き込む。
双極竜星・煌月(そうきょくりゅうせい・こうげつ)
「双極竜星」の威力を最大限に高め、無数の竜の衝撃波を降り注ぐ。
シェイドムーン・ジャッチメント
強大な闇の力で範囲内に入った敵を圧殺する。
フルムーン・ジャッチメント
光の力で作り出した巨大な月女神を顕現させ、敵を抱きしめるように覆いつくす。月女神に飲み込まれた敵は光の力により圧殺される。
インフィニットムーン・オーバーロード
光と闇の力で作り出した2つの月が敵を圧殺する。
1.自己紹介
「…ヘカテーよ。憶えなくていいよ」
2.敵対邂逅
「………消えてよ」
3.必殺の一声
「その魂、浄める。―――『フルムーン・ジャッチメント』……!!」
■作者メッセージ
はい、まだ20人目。後何人いるのやら