「愛しい家族を守る。その為の力よ」




ツヴァイ
性別：女性
年齢：１６歳／５０歳（外見３０半ば）
身長：１５８ｃｍ／１６０ｃｍ
出身：不明
イメージ：
　「舞い踊る烈風、愛しき家族を護るべく嵐となる」
　


容姿

１６歳時
　長い艶のある黒髪、澄んだ赤色の瞳にやや長いエルフ耳。凛々しい雰囲気のある表情をしている。
　頭部に角のような装飾品をしているが、風の力を制御・強化するものである。
　服装は白銀の装飾を施した群青の軍服のコートを身にまとう。
　
５０歳時
　歳を重ねたと言う雰囲気が、エルフの血も相まって３０半ばの若さの容貌。
　ある長髪でもあった黒髪は肘ほど。瞳は赤。同じように耳がやや長め。
　普段着は楚々とした衣装にエプロンを着こなし、戦闘時は嘗ての軍服のアレンジされたスーツを着こなす。

詳細
　神無の妻で、人工生命体（人工エルフ）。
　ある組織によって生み出され、軍人として育てられてきた。神無がその組織と敵対し、彼と戦った。
　のちに、彼の誘いで仲間になり、旅の冒険を共にしてきた。その中で彼と恋仲になり、旅を終えるや結婚するに至った。
　神月、ヴァイを産み、確りと育て上げ、神無と寄り添う姿は良妻賢母のそれである。
　性格は落着きのある慎重な態度をとるが、我が子やほかの子供に対しては母親にように穏やかになる。
　しかし、一度怒ると途轍もないほど周囲を巻き込む荒業を行使してしまう。
　扱う力は風。全盛期は嵐をも操るほどだったが、結婚後、戦闘から身を引いているため風の支配力は落ちている。

武器
神風精霊刀（しんぷうせいれいとう）　ランクＢ
　翡翠の装飾を施した美麗のレイピア。
　ツヴァイの風の力を補助する機能が施されている。
風神燕月刀（ふうじんえんげつとう）
　神風精霊刀を新しく作り直した透明感のある深緑の装飾を施した細剣。
　ツヴァイの風の力を補助する機能と、身体能力の強化を施している。

キーワード
『意外と可愛いもの好き』
　育ての親でもあったキルレインが彼女が喜んでもらえるはずといくつものぬいぐるみなどをもらい始め、自身の趣味になっていった。
　神無に自分の部屋をのぞかれた際には激しく恥ずかしがっていた（神無が軽く引いていた所為もあるが）。

『生みの親・育ての親』
　ツヴァイのモデルだった『女性』は生みの親である魔術師キルレインの姉。
　彼女は若くしてこの世を去り、彼は彼女を蘇らせようとあらゆる秘術に手を染めたが功を奏さず。
　後にある組織へと入り、異世界の技術の粋を結晶化した存在―――ツヴァイ―――を完成させたのであった。
　以後、キルレインがツヴァイの生みの親であり育ての親として教養などを与えた。風の能力も彼の姉が得意としていた属性から。



技１．風を組み合わせた剣術
風迅閃（ふうじんせん）
　風を刀身に纏い、一撃を抜き放つ。
犀嵐閃（せいらんせん）
　暴風を圧縮した刀剣を具現化し、着弾すると圧縮した暴風が爆発する。
風霜零刃弾（ふうそうれいはだん）
　無数の風の刃を具現化し、それを弾雨のように射出する。
疾楓撃（しっぷうげき）
　全身に風を纏い突進と同時に斬撃を繰り出す。
飛楓斬（ひふうざん）
　空中から疾風の衝撃波を放つ。
飛神獄風陣（ひしんごくふうじん）
　空中から地上へと爆風の一撃を叩き込む。
虚兇風迅（こくうふうじん）
　斬撃を伴った衝撃波を放つ。
虚兇神煉刃（こくうしんれんじん）
　虚兇風刃の強化技。巨大な風の刃を無数に叩き込む。
烈風翔撃（れっぷうしょうげき）
　強力な風圧を刀身に収束、敵へと突き飛ばすように風圧を放射する。
神風斬滅昂（しんぷうざんめうこう）
　烈風翔撃の強化技。纏った斬風の力を敵にぶつけ、切り裂く。

技２．風の力のみで行使する魔術のようなもの。
幻穿風（ファントム・ウィンド）
　死角からの衝撃のある突風を叩き込む。
聖護風（ガーディアン・ウィンド）
　風の力で敵の攻撃を防ぐ。
壁盾風（ウォール・ウィンド）
　風を操り、攻撃を弾き飛ばす。
荒斬風（ブレイド・ウィンド）
　風を収束し、刀剣状に形成し、武器にする。
極槍風（ウルスピア・ウィンド）
　風の力を圧縮した槍を放ち、大暴風を巻き起こす。
瀑星風（メテオ・ウィンド）
　空中から地上へ風の隕石を叩き込む。
牙城風（キャッスル・ウィンド）
　竜巻を巻き起こし、敵の攻撃を無効化する。
死鎌風（デスサイス・ウィンド）
　竜巻を操り、敵を飲み込んで上空へと吹き飛ばす。
龍天風（ドラゴニック・ウィンド）
　風の龍を召喚し、敵を打ち砕く。
滅刹神風（ファイナル・ウィンド）
　全身全霊の風の一撃。使用後、再起不能になる。


１．自己紹介
「私はツヴァイ。ふふ、よろしくね」
２．敵対邂逅
「戦闘はそれほど得意じゃないけど―――仕方ないわね」
３．必殺の一声
「消し飛びなさい！　喰らえ、風霜零刃弾！！」